15/08/03 09:34:21.70 m9Gpsbfh.net
先日『鑑定士と顔のない依頼人』観たけどもやっぱりヨーロッパ映画はハリウッド
よりも格調高いね?最近のハリウッドは摩天楼やらなんやら歴史を感じない近代国
家像ばかりが前面に出てて凄くつまらない。しかしヨーロッパ映画は歴史ある建造
物や文化が犇めき合っている。その映像も非常に素晴らしい。そしてこの映画もそ
の歴史ある絵画の鑑定士の映画で有名な絵描きの名前がゴロゴロ出てくる。また廃
墟だろうお屋敷も素晴らしい。エンリオモリコーネの音楽が際立っている。
さて、この手の美術的歴史を感じさせるのは邦画にも出来ない訳じゃ無いはずだ。
ただ似たような映画を題材にし日本人の絵画の鑑定士がルーベンスとかラファエロ
とかルノワールとかの名前を出しても違和感を感じざる得ない。もっと日本の歴史
文化財の鑑定士を主役にした方がシックリ来る。しかし今の邦画界だとやはり前者
が主役に来るだろう。そこが何か俄かって雰囲気を醸し出しているのかもしれない。