15/07/28 03:36:27.98 EyhKpvOa.net
>>114
『狼たちの午後』はあの台本(フランク・ピアソン)、ロケ先に銀行を丸ごと作り込んだ
オープンセット、芝居の出来る俳優陣、、みんな揃っての作品。
1975年の時点で日本映画にはもう作り切れなかったね。
あの銀行のセットを組む時点で「どこに建てるんだ?」「銀行を丸ごと作り込むカネはねえ」
「日本で公道を封鎖して何週間も撮影できるか?」とそこで揉めただろうなという。。。
>>117
日本の映画通(主にハスミ方面)はルメットを「二流」扱いしていたと思うが、実際
には日本映画にあのレベルの監督は70年代にはもういなかったという。。。
それと晩年の(『その土曜日、7時58分』は観てないが)『コネクション マフィアたちの法廷』ってのを
観るとやはりルメットも「セット撮影」「アメリカ映画の複数台カメラ撮影(常時2~4台)」
には相当に助けられてるんだよなあ。。。
日本だとあの法廷のセットを組んだだけでカネが無くなって「カメラを何台も使う
なんてとんでもない」とショボいワンキャメ撮影を強いられるだろうw
更に良かれと思って日本映画独特の「引き画」「長回し」ばっかで繋ぐw ただの退屈。
ちなみに『コネクション』だって主演にヴィン・ディーゼルを連れてきただけで
たぶんキャスト費が尽きちゃってあとの俳優陣は地味。
Grossも$1,173,673 (USA)約1億4千万 $2,636,637 (Worldwide)約3億2千万程度。
でもこのレベルの作品でもBudget$13,000,000 (estimated)約16億ぐらいは
掛かってるんだよ。。。
URLリンク(www.imdb.com)