16/02/27 19:37:09.01 FK1HHnFC.net
>>487 7行目 →・・絞る万力で涎を垂らし、萎びた人参のように・・
>>487 13行目 →衆生が託す恩典を受け継ぐために、原罪が護られる。原罪が秘跡を守るからである。 17行目 →ある時に形而上学が芽生えた。
講学へ向かった。その時にもあの時にも起こる観念である。
>>488 2行目 →・・ナイフに付いた・・ 16行目 →・・ナノテクノロジーの、あるいはそれ以上の主導アプローチによる地球深部への接触が働く・・
全長３５０メートルのトリウム原子力空母アランドーズ。
そのデッキ上、通常滑走路を背にカタパルトに機首を上に向けて弾道推進大勢でFNP-ストラクチャー戦闘機が乗っている。
着陸態勢にあるその機体を通る受信機構でジャイロスタビライザーが機体の傾斜を感知し操縦席の姿勢を保つ。
自動制御の計器管制誘導が瞬きする間もなく、瞬時に切り替わる。人工筋肉と化した操縦桿がパイロットの電気神経回路を読むのである。
「前の時と違う？」フレッドバッセン中尉が後ろの席に聞いた。今では少しだけ籠るヘルメットが話す声である。
むしろ今の方が落ちついている。ケリーポードは思い出していた。「リポーターか何かになるつもり？」「ロケーションアンカー・・」
ケリーはその時になぜか頭にあった言葉を言った。「ロケーションアンカー？」フレッドが聞いた。親の仕事がら覚えていた言葉である。
云わば彼ら二人の専用回線である。小型の携帯端末を持ち込み短文を打ち込んでいた。その時ケリーはインタビュアーではなかった。
ケリーは親の紹介で新聞社の助手をしていた。スタジオの控室に行ったことがある。副調整室はスタジオを見下ろす場所にあった。
忙しく出入りのある中で、腕を組んでいる人がいた。役職のある人がいた。
特別親子で取り交わす言葉もなく、緊張の施しだけを受けていた。忙しい中、父の取り計らいであった。
大学院に行く。大学院にいるその時は今と埒外な場所にいることになる。（ノリ？つり？でも、みんな知ってんでしょ？