15/04/04 23:46:46.65 EoPgc23P.net
>>430 ・・ほどなくして・・/・・さりげなく・・
>>418>>420(どうしてもこれを昔のどっかの知人へ。というかどうでもいいけど。まいいやとにかく・・ これ>>418のをどっかに挿入したいんだな ↓)
注射器を口に咥えながら駆けだした。全速力で走り、滑り込むように両膝立ちで、天にかざした左腕を振り下ろし、腹を上にむけて、
右手の二本指で勢いよく関節あたりを数回叩いた。小気味良い連打。宙に舞うチューブを掴み取り口に咥えて左上腕に縛り付けた。
宙に舞う注射器、宙に舞うチューブ、宙に舞う複数の花の束、宙に舞うこの魂。この勢いである。 (もひとつついでのなんとか星へ向けてのメッセージ 笑↓)
その少年の後ろ姿は崖の先へ駆けて行く小さな人である。波打ち際から伸びる切り立つ高さは種を隔てる崖である。
遥かな広がりの先に陽の光が大きく射し、受けこぼされた光の乱反射の中で戯れるように集う