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美魔女と映画雑談場 - 暇つぶし2ch452:現実を想起させることではございません(当然ですけど・・
15/10/15 22:48:43.49 dvRbvd0+.net
>>450 11行目 → ・・生徒の視線の先に紙切れが一枚落ちていた。
>>451 5行目 → 掌を仰向けに上を向け持ち上げる動作をすると、それら立体の一つが天井の近くまで上がった。
   「!?」咄嗟に拳を握り掌を下に向けて下げる動作をした。減速させる動作で床近くまで誘導した。プリズムは静かに床に転がった。
   11行目 → テーブを台座にして石膏材と粘土を捏ね、へらで余計な部分削る。形を取る作業に行くまでの想起は速かった。
         傍らに数個の手首の誂え物が転がっている。机の上にも数体の手首の作り物が並べられている。石膏は硬く粘土は軟らかい。
         「何をやっているんだ?」テオルド・モスキーは頭を振った。思うところの展開通りなのか?
   15行目 → へらを動かす手を止め、視点のぼやける少し虚ろな気分で机の上に目を遣った。 
   16行目 → 「何かいるのか?・・いるな・・」テオルドは目を細めた。小石の混ざる砂利土が盛り上がり動いていた。咄嗟にに辺りを見て何か長い物を探した。
          普通なら怖がる状況である。 
   25行目 → むしろ思春期の遣り場のないに感情に似て、根拠のない昂りだけが占拠した。日常的でない・・
 「お前に心があるのなら・・」心の中で呟いた。プリズムの朧な視界はその座標を見据え焦点を定めた。
死角作る影に身を寄せて気配を隠すテオルドの視界とも重なった。テオルドは距離を隔てたそこにいた。
深く吸った煙草の煙を大きく吐き出した。緊張を手なずける馴染む気分が欲しかった。
「砕け!俺の右!」口元が呟いた。向かう対象にその一撃が放たれた。自嘲するおかしさは消えていた。
 数ヶ月前のまだその頃は人気のない晴れた空の下にいた。
「西部劇さながらかな・・」持ってきた栓の開けていない飲料水の容器を的として立てた。笑が込み上げてくる。
「砕け俺の右!」人気のない空き地で、正面に立てた飲料水の容器に向けてプリズムを飛ばした。
雰囲気を作って演じてみた。冗談とは言え自らの言葉のおかしさで噴出した。自嘲は消えず、嘲るだけの始末である。


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