13/10/06 20:29:34.47 cmR+6v2G.net
埠頭から長く続く遊歩道。「先生って、あの後に先生にならなかったんだ?」「今も先生じゃないよ。いつ帰ってきたの?」
「先生こそいつ帰って来たの?」「もしかして、あの後もその店に何度か行ったんだ?」美鈴の顔を覗きこむように恭一が聞く。
「美鈴ちゃん、その先生って呼び方不思議じゃない?向こうへいつ戻るの?」「先生こそいつあっちに戻るの?」
「店で松原たちと会うんだけど?来る?松原夫妻。聞かせてよ東のこと」「先生こそ聞かせてよ。西のこと」
「そこで一緒に大陸を跨ごうよ。できるだけ事細かくね」それに美鈴は笑顔を向けた。