20/10/28 20:49:21.90 TYkgT1pB0.net
>>693
は？
2202はやはり物語が甘かったのだと思いますね。
福井晴敏は遠藤周作の『沈黙』を読んだ事があるのかしら？
主人公を苛め抜くとはあの小説に描かれている内容の事を指すのすね。
福井は「古代を苛め抜く。そしてラストに一筋の希望の光を浴びさせて生還させる」と自分の創作意図を語っておりましたが、それは成功したのでしょうか？
虐め足りていない。受難が全く描かれていない。精神の拷問が全く描かれていないのですね。
「もうこんなに苦しいのならば、これ以上生きることを諦めたい。もう嫌だ。死にたい。
死こそが俺の最後のモルヒネだ」
その境地に達するほど虐められてないのですから説得力に欠けるのですね。
2202の古代よりも現実の世界の小林誠氏の方が余程虐められ抜いてますね。古代はハートブレイクしてないのです。猫パンチで倒されたミッキーロークレベルのダメージですよ。
それどころか国民投票という甘やかしですね。それはデパートの屋上で開催されていたヒーローショーの定番イベント。
司会のお姉さん「ヒーローが倒れて戦闘不能になったの！ちびっ子たちの声援が必要です！さぁみんなでヒーローに声をかけてあげて！せーの！」
ちびっ子たち「古代！立ち上がってー！」
その程度のお気楽作劇ですね。こりゃダメだ。
プチハートブレイクに屋上ヒーローショー。
こんな事で「鬱抜け」とかアホか。
結論。2202の古代はプロレス興行の大仁田厚のニセ血糊のリアリティーショーであった。