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フーコーは言葉と物で人間を生み出した人文諸科学を批判して、レヴィ・ストロースの人類学、精神分析、ソシュールから始まる記号学を人間を終わらせるものとした
南方熊楠が批判したのもその人文諸科学であって南方熊楠は野生の思考を実践していた
その後の人類学はマリノフスキーやラドクリフ・ブラウンの機能主義になるけどそれらは結局は未開人の中にも合理的な思考があると
優れた西洋社会から裁断するものでしかなかった
熊楠は鳥の巣あさりから分析を始めるが実はそれはレヴィ・ストロースの主著の神話論理も全く同じでレヴィ・ストロースの言う野生の思考や神話論理は南方熊楠が燕石考でやっていることと同じ
燕石考を書いた時、実は熊楠はレヴィ・ストロースやフーコーを五十年以上先行していた
信じがたいことにあの時点で熊楠は人文諸科学を批判して構造主義人類学を実践していた