「サンカ」の起源at MIN
「サンカ」の起源 - 暇つぶし2ch14:天之御名無主
11/02/09 21:51:03 .net
九州圏にもサンカは数多くいて、サンカ達が定住した集落もあちこちにある
その中の一つ福岡県S区、脊振山の山頂近く標高700メートル付近にI部落
(サンカ達がユサバリを棄て家を建てた事を意味する地名)がある

住民は三十名程でほとんどが年寄り、今やバスも来ない絵にかいたような限界集落である
住民のほぼ全員が同じ姓を名乗っており、その姓の由来として
その昔、菅原道真がこの地を通りかかったときに住民に子供を預けたという言い伝えがあるが
自分たちの素性を隠蔽するためにでっちあげた伝説であろうことは想像に難くない
千年以上も前からこの集落があったとはとても思えないし
実際、集落のはずれにある山神社に木彫りの道真の座像が二体安置されているが(北山神社にもある)
雑に彫られた20~30センチ程の粗末なものでどう古く見積もってもここ百年程度のものだ

しかし、ここで道真が出てくるのが興味深い
サンカ達が所持するというテンジンは「天神」 ウメガイは大宰府名物の「梅ヶ枝餅」(ウメガエモチだが地元の発音的にはウメガイモチに近い)
に聞こえなくもないし
かつて佐賀県の山奥に存在したサンカ集落も「梅ノ葉部落」(うめんば部落)と呼ばれていて
ここでも「梅」のキーワードが出てくる

道真とサンカの間に何らかの関係があったのではないかと思える・・
たとえば大宰府は国の最前線防衛拠点だったわけだからサンカ達を夷敵に備えるための
山の防人として利用するかわりに朝廷から何らかの特権や庇護を与えられていたのではないだろうか?

神籠石の分布とサンカ集落の分布の不思議な一致も気になるところではある


それと、サンカの語源だが一部の地域で「サンガイ」と呼ばれていることから
不定住者をさす「三界坊」が由来ではないかと思う。





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