12/01/21 06:15:27.38 .net
赤松の「夜這いの民俗学」が出版された経緯は、網野が持ち上げた
宮本常一の「忘れられた日本人」に所収の「土佐源氏」が世間的に
注目されたことの影響があったと俺は思う。土俗的な性の風習と
いうことで赤松の「夜這いの民俗学」も脚光を浴びると思ったのでは
ないかな。あるいは、少なくとも否定的な評価を得ることは
ないだろうという周到な計算もあったろう。
調べたのは古くても、出版に踏み切ったのは1990年代。
その間に赤松は多くの本を出してる。
夜這いはアメリカの奴隷もやってたと思う。徹底的な搾取が背景に
あれば、奴隷の男女は性の自由しか楽しみがないから。当時の赤松の
調べたのも、似たものだったのではないか?
夜這いはアメリカ音楽のcall&responseにも似てる。