11/11/11 06:57:58.78 .net
>>223
その家や血筋や身分制度では、大抵当主である男にイニシアチブがある。女性天皇も例外事例。
天皇という神輿を選定し、実際のまつりごとを行うイニシアチブが男の側にあったことは自覚しているようだ。
ならば、お前のそもそもの主張である「昨今の男女同権論の正当性を日本の歴史に求めること」が
見当外れだと理解できてもよさそうなものだ。実態のない例外事例を振り回しても正当性は得られない。
>>224
本来の武士一般の価値観では、妻を凌辱されれば切腹して恥をすすぐのが正しいあり方。太平の世が
続くと堕落して、命惜しさのあまりに主君への諫言さえ憚ったり、金銭のやりとりに替えるまでになった。
しかし、江戸時代の武士は建前で生きていたから、決して露見しないように細心の注意を払った。
露見すればそれこそ周囲の軽蔑を買って嫌がらせされたり、役目を外されたり。誰もが腐敗すると、
互いに保身のために見て見ぬふりをするようになるけど、政敵追い落としには有効だったりする。
妻や娘を進んで差し出すのは一種の開き直り。商人あたりの出自で主君の引きによって平然と武士の
道徳を破るか、権力欲や物欲に負けた堕落者か。主君の恩寵を受けたりするから批判をかわせているだけ。
そういった例外事例が殊更に取り上げられるのは、あくまで武士の価値観に照らして例外事例だからだ。
こんなものは常識以前だろうに。相変わらず例外事例を拡大解釈する阿呆だな。