10/10/24 23:21:27 .net
>>37
人身御供「譚」において異人が供されるパターンってのは通りすがりの高僧だの六部だのが
身代わりを買って出て神を討伐するなり何なりして(神との間に妥協が成立とか)
以後は人身御供のかわりに饅頭だの人形だのを供えるようになったっていうパターンが主かと
異人は人身御供を止めるきっかけを語る話での主役であってイレギュラーな存在だよね
人身御供「譚」の主目的は痛みの記憶の伝承(その痛みがフィクションであれ史実であれ)
だと思うので、やっぱり共同体内からの犠牲でないと意味がないのではないかな
あと自分は
人身御供→定期的な神へのお供え。神を祭る為に供される贄
人柱→困難な工事を完成させる為の呪術的行為に使われる犠牲
っていう風に分けてる