民俗学・神話学板雑談スレat MIN
民俗学・神話学板雑談スレ - 暇つぶし2ch2:天之御名無主
10/09/13 01:59:12 .net
見たところ、ここは人が少なくなったのかな?
サーバー移転後、旧板のスレ群が移植されなかったみたいだし・・・
板数がやたらに増えたのに、以前より利用者が減っているから
こんなことになってるのだろうか?

3:天之御名無主
10/09/13 03:12:52 .net
ミトラスpart2が雑談スレとして機能してましたよ

4:2
10/09/13 07:57:29 .net
>>3

了解。鯖が死んでデータを日本に輸送中。下手にスレを建てると元のスレが復活した際
ややこしくなるから敢えて建てていない、か・・・

早く決まりが付くと良いね。

5:天之御名無主
10/09/13 08:58:49 .net
スレのサルベージがどこまで進むかだよね。
どうせ過疎板だから、あと10日ほどはスレ立てせずに様子を見た方がいいかもしれん。

6:天之御名無主
10/09/14 04:09:47 .net
テスト

7:天之御名無主
10/09/16 00:02:38 .net
まれびとについて興味を持ったので折口信夫の本を読んでみようと思うんだけど
何かおすすめあったら教えてください

8:天之御名無主
10/09/17 15:06:21 .net
>>7
膨大な著作があるってわけでもないから、とりあえず旧全集の頭「古代研究」あたりから順番に読んでいくのがいいと思う
図書館ならだいたい置いてるはず。
学問として構えるより、文学性を求めて読んでいく方が折口作品の本質に迫れると思うよ。

9:天之御名無主
10/09/17 21:12:25 .net
ありがとう。図書館にあったので
古代研究の国文学編か民俗学編かを読んでみようと思います

10:天之御名無主
10/09/17 21:26:53 .net
相撲はスポーツではなく神事だと言われますが相撲の神様はどなたなのでしょうか?
スサノオ様?

11:天之御名無主
10/09/17 21:44:02 .net
古事記のタケミカヅチとタケミナカタの戦いが相撲の起源になったらしい。

12:天之御名無主
10/09/17 23:35:05 .net
『日本書紀』にある当麻蹴早と野見宿禰の戦いが、よく相撲の起源と言われますが、関連はありますか?

13:天之御名無主
10/09/18 01:16:09 .net
テスト

14:天之御名無主
10/09/18 03:10:18 .net
>>11
雷と水じゃあ勝負というより虐めだよな

15:天之御名無主
10/09/18 20:58:10 .net
>>12
すでに相撲があったから御前試合が行われたんだよ。起源じゃない。
野見縮禰が相撲の神様として信仰されるに到ったのは、野見宿禰が
菅原家の祖神として祀られていたからだろう。

16:天之御名無主
10/09/18 22:20:55 .net
>>15
m(__)m 大変にありがとうございます。また自身でも研鑽して参りたいと思います。


17:天之御名無主
10/09/18 23:20:36 .net
当麻蹴早 vs 野見宿禰は蹴りあったあげくに踏み殺しているので、
近代相撲とはまったくの別モノだがな。
素手の格闘技という以外の共通点はない。

その状況で「相撲がすでにあった」と言えるのかはたいそう疑問だし、
相撲の神様という話もかなり最近の付会 (国学者の入れ知恵が疑われる)
なので、菅原氏(というか土師氏)が関係しているというのもなんだか
無理矢理な気がする。

18:天之御名無主
10/09/19 16:09:48 .net
驚くほどに阿呆なサイトがあったんで晒さざるを得ない

URLリンク(homepage2.nifty.com)

開いた口が塞がんない。こんな無知な奴に伝統ある民話を普及なんてさせて欲しくないです

19:天之御名無主
10/09/19 17:35:39 .net
>>18
何を興奮しているんだ・・・と思ったが、確かにこれはヒドイ
民俗板にラブクラフトスレを立てる奴と同じぐらいヒドイ

20:天之御名無主
10/09/19 20:30:05 .net
何がひどいんだ?具体的に指摘してみろや

21:天之御名無主
10/09/19 21:24:36 .net
日本神話に剣道の神や空手の神は居ますか?

22:天之御名無主
10/09/20 04:41:45 .net
>>20 同意

23:天之御名無主
10/09/20 11:11:51 .net
>>20
>>22
無知と傲慢

24:天之御名無主
10/09/20 11:20:47 .net
>>21
空手も剣道も成立したのは 戦後 だよ

25:天之御名無主
10/09/21 00:09:44 .net
>>24
そこまで遅くはない。
いずれも競技としてはおおむね大正前後には成立している。
連盟の発足が戦後ってだけ。

26:天之御名無主
10/09/21 00:54:08 .net
>>12
相撲に縁の深い神といえば兵主神だな

>>25
どっちにしろ、神話とはなんの関わりも無いことは変わらない

27:天之御名無主
10/09/21 04:23:46 .net
結局サルベージはなかったの?

28:天之御名無主
10/09/21 08:48:16 .net
元々、何の影響も受けなかった掲示板もあるよな。
伝統芸能板とか。
これの区別はどこで起きたんだ?

29:天之御名無主
10/09/21 10:32:53 .net
>>27
まだ海の向こうで・・・

URLリンク(www.maido3.com)

30:天之御名無主
10/09/21 13:29:55 .net
???
久しぶりに民族板見に来たけど何が起きてるの?
オレのお気に入りスレはどこに?

31:天之御名無主
10/09/21 15:48:55 .net
(^^)民俗だね

32:天之御名無主
10/09/21 21:30:51 .net
>>28
クラッシュしたのはkamome鯖だけなので、それ以外の鯖に
ログがあった板は活きてます。

クラッシュした鯖のHDDからデータを復旧させるとか何とか
運営が言っておりました。但し、確実にログが復旧できるか
どうかは不明。

33:天之御名無主
10/09/21 21:34:44 .net
そもそもアメリカを出発できたの?

34:天之御名無主
10/09/21 21:45:18 .net
ちょっと聞きたいんだけど、正義とか裁きって感じの日本の神様とかっている?

エジプトのアヌビスみたいな

35:天之御名無主
10/09/22 00:01:55 .net
閻魔一択
黄泉津大神は裁かない、単に誰でも死んだらWellcomeな神様だし
あと神罰仏罰の執行は基本炎と熱であることが多い


36:天之御名無主
10/09/22 00:18:13 .net
閻魔だけか…

もう一つあればいいんだけど(´・ω・`)

37:天之御名無主
10/09/22 01:07:42 .net
民俗学・神話学板の過疎っぷりは都市伝説級

38:天之御名無主
10/09/22 07:11:17 .net
>>32
さんくす。

39:天之御名無主
10/09/22 07:13:35 .net
平田神学では大国主命が冥界で死者を裁く。

40:天之御名無主
10/09/22 09:41:21 .net
>平田神学
ここじゃなくオカルト板で語るべきネタですな

41:天之御名無主
10/09/22 21:16:21 .net
平田篤胤レベルならここでも問題ないと思う

42:天之御名無主
10/09/22 21:29:31 .net
閻魔様もなぁ、原典のインド神話では常人第一号に過ぎないし。
死後はピトリスで遊んでるだけ。流石にそれはまずいということで
神々は彼にあの世に連れて行く役目を与えた。
つまり連れて行くだけ。

43:天之御名無主
10/09/22 22:42:51 .net
太陽神ヴィヴァスヴァットの息子なのに、何で最初の人間第一号なの?>ヤマ
ついでに母親は誰ですか?

44:天之御名無主
10/09/23 00:01:58 .net
テスト

45:天之御名無主
10/09/23 00:07:28 .net
石垣島に旅行するんだけど、
関連する本でなにかおすすめある? 沖縄の民俗全般などでも

柳田国男の海南小記は読んだ。海上の道は買ったけど未読。

46:天之御名無主
10/09/23 00:56:23 .net
>>41
信奉してる連中がオカルト
降霊術とか実践するのはさすがに学問じゃない

47:天之御名無主
10/09/23 01:56:12 .net
>>46
そりゃあギリシア神話だってインド神話だって、信奉すること自体は学問じゃないわ

平田篤胤の神話学的・思想史的位置づけとかはOK

48:天之御名無主
10/09/23 02:43:02 .net
>>2
思ったんだけど、記紀が編纂された時代も、そういう状況だったのだろうか?
都(kamomeサーバ)成立時に各地(旧鯖)から集めた古文書(専門板群)が全部燃えちゃったみたいな。

49:天之御名無主
10/09/23 07:26:29 .net
神話や民俗学関連は、サブカルやゲーム(メガテンはじめ)、漫画、小説等のエンタメの題材に良くなるし、
一般受けしやすく、厨やオタも注目しやすいジャンルなのに、なんでこの板はこんなに過疎ってるの?
他の学問版と比べてもかなりの過疎り具合。謎すぎる

50:天之御名無主
10/09/23 07:38:10 .net
一体何処と比べたのさ?
今kamome鯖死亡で過去ログ無しで暫定営業中だからじゃなくて?

51:天之御名無主
10/09/23 07:52:38 .net
学問として突っ込んで知りたいって人が少ないんだろ
そのゲームのスレで満足するとか
あとそういう人が来そうなスレではゲーム漫画アニメ禁止とかあるし

52:天之御名無主
10/09/23 09:15:14 .net
古文書を読むのが難しいし外国語も難しい。
でも駄洒落のこじつけオカルト屋がこの板にいる。

53:天之御名無主
10/09/23 09:33:22 .net
「ヒカルの碁」が終わったとたん、
囲碁ブーム到来と諸手を挙げて喜んでいた碁業界が閑古鳥になったらしい。

ゲームやマンガの題材なんてそんなもんだわ。

54:天之御名無主
10/09/23 10:20:52 .net
>>49
そういうのは名前だけ拝借とかがせいぜいじゃん

諸星大二郎とかみなぎ得一とかマニア受けする作風の人の数はマジで指の数で数え終わる

55:天之御名無主
10/09/23 10:21:46 .net
折口さんが平田篤胤に注目してたよ。

56:天之御名無主
10/09/23 14:29:29 .net
>>50
山野ノブスマ?とかいう古参コテもこの板で見かけなくなったから死んだと思ってたが、
世界史版では活躍してて驚いた
アノ板もここよりは遥かににぎわってる

57:天之御名無主
10/09/23 18:46:07 .net
昔の話をしている板なんだから、過去ログがなければ話にならないでしょうよ。

58:天之御名無主
10/09/23 23:58:33 .net
この板は、学問板として求めている人が少ないからそういう人が離れちゃったのでは。

59:天之御名無主
10/09/24 00:26:19 .net
スレと無関係な下半身の話題を連呼するキチガイは居残ってるんだよな
うっとうしいったらねえ

60:天之御名無主
10/09/24 02:14:53 .net
まぁ上で書かれてる通りにどこから飛んで来たか判らん電波を受信して信じちゃってるのががんばっちゃってるスレばかり伸びるのもどうかと思うよなぁ


61:天之御名無主
10/09/26 02:00:42 .net
 何年かぶりに 『柳田國男全集』(筑摩書房) が出たね。
もう途中で刊行を放り出すのかと思っていたけど。
税込 \12,600 だってさ。

62:天之御名無主
10/09/26 17:45:14 .net
零戦神話すれとUFO神話すれどっちがなかったっけ?
零戦はあったよね?

63:天之御名無主
10/09/26 17:54:02 .net
水木しげる先生スレも無くなってる

64:天之御名無主
10/09/27 00:59:11 .net
そら、kamome死んだんだから仕方あるまい

65:天之御名無主
10/09/28 08:09:00 .net
「西洋古典学事典」の内容を電子書籍から検索できるようにすれば、良いと
思うんだがな。費用がどれだけかかるのか、知らないが。
もし、オンライン化されれば、1日に何千~何万回もアクセスされると
思うんだが。既に、どっかの出版社が目をつけてるかもな。


66:天之御名無主
10/09/28 08:42:46 .net
Googleあたりがすでにスキャン・OCR化してるんじゃね?

67:天之御名無主
10/09/28 11:29:10 .net
何かハルヒの元ネタは江戸時代にあったらしいね
町娘の正体が観音様だとかって浮世絵が確かあったはず。
昔NHKで見たんだけど、ググッても画像が出てこないので
真偽の判断のし様が無い。誰か知ってる?

68:天之御名無主
10/09/28 16:04:13 .net
>>66
まだのように見えるが。

「西洋古典学事典」を電子化するとなれば、価格は3000円ぐらいにして、
本を既に買ってる人は無料で入手出来るようにすれば良いと思うが。

69:天之御名無主
10/09/28 18:16:44 .net
>>67
星界の元ネタ探しとかも面白いかもな。

70:天之御名無主
10/09/28 19:20:31 .net
そういうのは他所でやっていただきたい

71:天之御名無主
10/09/28 19:22:41 .net
電波じゃない人を集めたいって話じゃないのか?

72:天之御名無主
10/09/28 20:40:26 .net
スレを立てるまでもない質問は此処でいいのか

73:天之御名無主
10/09/28 20:58:48 .net
日本の大学に期待しちゃうのは無理あるのかもね。そういうオンライン化は。
小銭稼ぐのに汲々としてる所ばっかりだから。

大蔵教プロジェクトとかぐらい?

74:天之御名無主
10/09/28 21:07:35 .net
スレ立てるまでもない質問に答えるスレさえもない
この板需要あるのか・・・?w

75:天之御名無主
10/09/28 21:12:48 .net
>>74
立てようかと思ったがテンプレやたら多くて面倒くさくなったw

76:天之御名無主
10/09/28 22:53:27 .net
マレビトに家の処女を差し出すなんて祭りは本当に行われていたの?

77:天之御名無主
10/09/29 21:52:00 .net
>>74
所詮その程度の板なんだなよな
テーマ的にもとっつき安いし、入るきっかけ(興味を持つきっかけ)も敷居がやたら低いだけに、
この板の過疎っぷりに驚いた

78:天之御名無主
10/09/29 22:06:50 .net
鑑定団スレとかはどうだろう?

79:聖
10/09/30 23:44:59 .net
URLリンク(www.youtube.com)

80:天之御名無主
10/10/01 00:20:31 .net
民俗学や社会人類学系統 大学院はどこが良いのでしょうか

81:天之御名無主
10/10/01 11:15:16 .net
東大、都立、京大、慶應、筑波

82:天之御名無主
10/10/01 17:04:48 .net
成城や國學院は?

83:天之御名無主
10/10/01 19:18:24 .net
誰か日本神話の総合スレ立ててくれないかなぁ
テンプレとか無くていいなら立ててもいいんだけど

84:天之御名無主
10/10/01 19:36:54 .net
>>83
日本神話総合スレっていちおう初代扱いだったから、テンプレは無かったと思う
ログもいつ戻ってくるかわからないから、前スレ貼りなしの2で立ててもいいんじゃない?

85:天之御名無主
10/10/01 20:18:06 .net
立ててみました
日本神話総合スレ弐
スレリンク(min板)


86:天之御名無主
10/10/02 05:56:16 .net
げっ!柳田国男のスレも宮本常一のスレもなくなってしまったの?…その他もろもろ…素人には読むだけで気軽に、参考になったのに.

87:天之御名無主
10/10/02 08:39:30 .net
>>86
残念だけどログのサルベージもあまり期待しないほうがいいよ

88:天之御名無主
10/10/04 04:53:33 .net
今和次郎はどこで語ればいんだろか

89:天之御名無主
10/10/04 17:31:54 .net
なんかスレ増えないね
だれか巨石信仰スレ立ててよ

90:天之御名無主
10/10/04 19:07:49 .net
>>87
それもある意味神話や伝説の類だよね。
2ちゃんねらーの民俗について研究するスレってあるのだろうか? 鉄の掟とはなんだったのか?

91:天之御名無主
10/10/05 15:33:44 .net
民俗調査スレ
アイヌ昔話スレ(北海道の昔話)
隠し念仏スレ
境界スレ
など

このあたりって他のゴミスレと一緒にログ消失するには惜しいな

92:天之御名無主
10/10/06 13:41:04 .net
2001年くらいから続いてるスレもあったのにね・・・残念

93:天之御名無主
10/10/06 17:47:52 .net
『西洋古典学事典』をまだお買い求めでない方がいらっしゃるのですか?
版元では既に品切れ状態だそうでございましてよ。
失礼ながら、貧乏人には無理な相談でしょうけれど。
では、御免あそばせ。


94:天之御名無主
10/10/06 19:04:34 .net
>>93
検索すれ。大学か公立館にあるから。
どうせつまんないから。京大出版だから。


95:天之御名無主
10/10/06 19:38:35 .net
マルチはスルーするー

96:天之御名無主
10/10/06 20:05:09 .net
>>95
それ、最高!!

97:天之御名無主
10/10/06 21:27:44 .net
>>91
隠し念仏はここ数年は書き込みがすくなかったけど、
過去ログが詳しくて好きだった。

先日知り合った人が岩手で隠し念仏の風習がある地域出身と聞いたので、
聞き出したことを書き込みして反応聞きたかっただけに残念。

98:天之御名無主
10/10/07 21:00:26 .net
「中国の神話」スレある?ないなら欲しいな。

99:天之御名無主
10/10/07 22:57:29 .net
URLリンク(twitter.com)

100:天之御名無主
10/10/08 00:45:27 .net
>>98
言い出しっぺの法則というのがあってだな……

101:天之御名無主
10/10/08 11:32:29 .net
2chが一つの鯖、一式のHDDだった頃に
2ch運営の人々が
「さぁ、我々のために2chを、そしてSSD鯖を建て、
その頂を天に届かせよう。そして、大いに我々の名を揚げて、
地の全面に散らされることのないようにしよう。」
ということで、神への崇拝の為ではなく
建築者たちの名を上げるためにkamome鯖を建設していた時に
それを見た神が怒り、人々の言語を混乱させ
人々が互いの言葉を理解できないようにさせて
kamomeの鯖の建設を途中で終わらせた。

102:天之御名無主
10/10/09 01:08:09 .net
民俗学の本でいいのあります?
よければ教えて欲しいのですが

103:天之御名無主
10/10/09 02:50:39 .net
民俗学といっても広いジャンルだからねえ

遠野物語読んで興味を持った人に民具の話をしても白けるだけだし、
とりあえずどういうことに興味があるか書いてもらえるかな?
民話とか民俗芸能とか民間信仰とかそういった大まかなことでいいので。

104:天之御名無主
10/10/09 03:06:15 .net
こんなときに「お勧め書籍スレ」や「文献リストスレ」が生きていたらなあ・・・

いずれにしろ次の二冊は目を通しておいて損はないぞ
現代民俗学入門
日本民俗学概論

105:天之御名無主
10/10/09 06:17:56 .net
欧米の民俗学についての日本語書籍ってあんまないよね

106:天之御名無主
10/10/09 11:08:12 .net
民族衣装を語るスレはおもろかった

107:天之御名無主
10/10/09 16:20:29 .net
遷都1300年オペラ
まるで鮮卑拓跋のようだ

108:天之御名無主
10/10/09 16:23:11 .net
わーお 哈達だ
奈良の都は鮮卑族に占領されとるぞ

109:天之御名無主
10/10/13 16:46:31 .net
「疳の虫封じ」なんかの民間療法スレを覗こうと思ってたらログが無くなってたでござる

110:天之御名無主
10/10/13 17:34:52 .net
氷河期に天皇家と日本人が日本列島に辿り着いた経緯

Origin of Imperial House of Japan
URLリンク(www.cjapan.net)


111:天之御名無主
10/10/15 13:49:52 .net
>>56
山野さんはニュー速+にも書いてるの見たことあるな。
ID辿ったら名無しで結構過激なこと(個人的には賛同できる)書いてて
意外だったが。

112:天之御名無主
10/10/16 14:19:56 .net
民俗学を学べる大学って近畿である?
天理、沸教、京都学園くらいしか分からないんだ
大学で学ぶ民俗学って(大学によって違うだろうけど、大体は)どんなものなのかも知ってたら教えて下さい

113:天之御名無主
10/10/16 14:31:58 .net
フィールド場所を決めて年の半分はアフリカとか第三世界でフィールドワークだよ
補助金もでるけど基本自腹だからね
紛争地域や極端に治安の悪いところに配属されることはないけどそれでも日本と比べるとどうしてもね

114:天之御名無主
10/10/16 22:17:29 .net
テレ朝「ドキュメンタリ宣言」で、サンカをやっていて、ビックラ。

昭和25年に三角寛の紹介で,NHKラジオに出演したサンカ家族の子供たちの消息を突き止め、インタビューしていた。
当時の取材映像も残っていて驚愕。 
サンカの女性は、上半身は裸だったんだな。


115:天之御名無主
10/10/16 22:22:38 .net
テレ朝「ドキュメンタリ宣言」で、サンカをやっていて、ビックラ。

昭和25年に三角寛の紹介で,NHKラジオに出演したサンカ家族の子供たちの消息を突き止め、インタビューしていた。
当時の取材映像も残っていて驚愕。 
サンカの女性は、上半身は裸だったんだな。


116:115
10/10/16 22:25:08 .net
わお、連投になってしまったぜ。
スマソ。

117:天之御名無主
10/10/17 01:04:39 .net
>>113
それは民俗学じゃなくて人類学だ。

118:天之御名無主
10/10/17 14:45:24 .net
サンカって三角の創作でしょ?

119:天之御名無主
10/10/17 20:08:17 .net
>>118
三角の博士請求論文までもが創作なんですか?

120:天之御名無主
10/10/17 23:44:52 .net
論文が創作でないということは、パクリだと言いたいわけですな?
こりゃおおごとだw

121:天之御名無主
10/10/18 01:15:13 .net
>>120
誰の論文をパクッたの?


122:天之御名無主
10/10/18 08:44:46 .net
めんどくさい牽制ごっこはいいよ

123:天之御名無主
10/10/18 14:28:27 .net
>>122
知ってるなら教えて。


124:天之御名無主
10/10/19 07:28:17 .net
パクってはいないよ
>>118-121で創作の意味が「捏造すること」と「オリジナルな論文を書くこと」で食い違ってるだけ

125:天之御名無主
10/10/19 09:58:06 .net
っていうか、論文は発明じゃないんだから、既存のテーマがないと成立しないだろ。

126:天之御名無主
10/10/19 12:24:10 .net
スレッドサルベージできないのか残念

127:天之御名無主
10/10/19 15:14:38 .net
○●○●○ サンカ 山窩 山家 山稼 ○●○●○
スレリンク(min板) のログキャッシュ

URLリンク(2chnull.info)

128:天之御名無主
10/10/19 15:18:41 .net
山窩、蝦夷(エミシ)、隼人は同一民族ではないか?
URLリンク(2chnull.info)

日本史におけるサンカの重要性
URLリンク(2chnull.info)

漂泊の民・山窩<サンカ>に会ったことある?
URLリンク(2chnull.info)

129:天之御名無主
10/10/30 08:21:13 .net
>>126
なんという低知能

130:疑問
10/11/03 11:53:43 .net
 日本民俗学の研究目的とその理論は、どう展開され、また、検証されてきたのか、素人の私でも判るよう教えてください。
最近、ちょっとしたきっかけで、民俗学研究会(全くの任意の研究会であり自由参加ですが、主催者は県立歴史博物館の民俗学研究者です。)に入会しているのですが、
さっぱりわかりません。

131:天之御名無主
10/11/03 14:28:50 .net
民俗学研究会に入っているのならば、その会で、質問される方がよろしいのでは?

民俗学研究会ならば、初心者に対して、日本民俗学の研究目的とその理論は、
どう展開されたのかを、教えてくれるはずではないでしょうか。

132:天之御名無主
10/11/03 20:25:20 .net
どう展開され、どう検証されてきたか、を聞きたがってるってことは
予想するに、民俗学研究会の先輩たちがいろいろな事象を「民俗学的には……ということだよ」と、”理論”で説明してくれるんだが
その”理論”の根拠がわからないし、先輩たちに聞いても要領の得ない答えか、「勉強しろ、常識だ」みたいな答えしか帰ってこないので
どういう理屈で理論が唱えられ、またどう検証されてきたか、を知りたい、って感じのところじゃないの?

要するに先輩たちの実証性に疑いを持ってるんだろうと推測

133:天之御名無主
10/11/04 08:44:34 .net
久しぶりに覗いたらえらくスレが少なくなっててビックリした。
やっぱここはそんなに人気無い板なのかな。

134:天之御名無主
10/11/04 23:50:50 .net
このスレを読み返せば理由がわかるよ

135:天之御名無主
10/11/18 03:43:09 .net
奴隷制が廃止されたのは、18世紀中頃、と信じている日本人は多い。
しかし、実際は1980年、モーリタニア共和国が国連の圧力を受けて
渋々奴隷廃止を承諾したのが最後、僅か30年前の話だ。
しかも国連が採択した奴隷禁止宣言にも反対した国が多数あり、それらは批准も調印もしていない。
そして現在は驚くなかれ、5000万人を超える奴隷が何の人権も持たずに働かされ続けている。
1800年段階では推定200万だった奴隷が、解放されてから逆に増えているというのは凄い話だ。

この奴隷が増え続けている背景は、一つは昔ながらの構図が何一つ変わっていない事に起因する。
つまり白人の資本家が、ココア園や鉱山で彼らを生きた機械として酷使している事、
そのブローカーが言葉巧みに現地人を騙し、子供を買い取って売り飛ばしている事、
戦争捕虜や、単にお金が欲しい現地人が近隣の村を襲って拉致している事、
そして、注目すべきことは、実際に政治介入がなされて奴隷禁止の派遣団が送り込まれると
現地人自らが彼らを殺してしまう事だ。

奴隷売買で利権を持つ人間が反発することが一つの障壁だが
実際に禁止されると明日の暮らしも成り立たない家庭が多いため、彼ら自身も奴隷を容認している。
そして、奴隷が一種の伝統として彼らの生活に密着しているのが最大の問題点だ。



136:天之御名無主
10/11/18 03:43:59 .net
それらの国に共通しているのは、イスラム教国か、それらの国と繋がりのある国だということ。
イスラムでは奴隷の所有はアラーの与えたムスリムの権利であり、要するに合法だ。
国際法の方が彼らに取っては違法なのだ。
その習慣が千年以上も続いており、経済も文化も宗教もその奴隷制をぬきにしては成り立たない。

奴隷はされる側には厄災だ。しかし、それはアラーの与えた試練か、あるいは精霊の呪いか、誰かの呪詛だ。
しかし手に入れたものはアラーの与えた恩恵であり、人生の褒美であり、
逆にこれを拒否すればアラーの意志を無視し、つばを吐いたということになるので逆に罪を負う。
なので、手に入れた側は、争ってアラーの恩寵を受けようと必死に奴隷を奪いあう。
売れば売るだけアラーの意志に適うというわけだ。
もちろん、売られた側も、アラーの意志が働いているので、イスラム法に則って保護される。

しかし、最近の奴隷はそうではないという。
売られた先がキリスト教圏であったり、殺伐とした資本理論により、悲惨な死を迎える事が多い。
何よりも驚くべき事は、それらの人身売買が未だヨーロッパに向けても行なわれ続けているという事実だ。
推定20万人規模の奴隷が毎年アフリカからヨーロッパに送らている。
そして、アフリカの諸国のほとんど、48の国がこの奴隷市場が自国内に存在する事をを知りながらも
放置するか陰で奨励している。

137:天之御名無主
10/11/18 04:32:04 .net
結局の所、
陰湿で裏表の激しいイギリス人が世界を牛耳った事が最大の問題だといえるだろう。

世界最大のチョコレート会社、キャンドバリーもイギリスのメーカーだ。
ココアは奴隷の血と汗で赤黒く染まっているというほどに、奴隷を象徴する食べ物だ。
傷のつき易いココアは、人間の手で一つずつ収穫し、皮を剥き、加工する。
機械が行なえるのは最後の乾燥からだ。恐ろしく手間のかかる商品だといえる。
それらを生産するコートジボアールやギニアといった国は、かつてはイスラム教の国だったが
イギリスが奴隷制にいちゃもんをつけ、「奴隷を解放するため」と称して現地有力者をぶっ殺して支配した国だ。
しかも、イギリス本国内では奴隷売買を禁止していたが、
大西洋の奴隷貿易は変わらず主導的立場にあった時期の話だ。
この体質は今では更に悲惨な結果を生んでいる。

国民の半数が明日の食べ物も無い最貧民のこれらの国では
子供が最大の労働力だ。大人は高く、働かない。
そのため子供が8000円から1万5千円で売られ、カカオ園に送られる。
現地では年収に相当する。親はあるものは自分からブローカーの下に子供を連れて行く。
子供達は毛布すら与えられずに、農園の片隅でビニール袋にくるまって生活し
半分は成人を迎える前に死ぬ。病気や、ハイエナに食われ、あるいは大人達に性別をとわず輪姦されて死ぬ。
イスラム圏の頃のように宗教がその身を守ってくれる事は無く、逃亡して反政府活動に身を置くもの、
ソマリアのように海賊や強盗団を組織するものもいる。
そして黒人の昔からの習慣か、あるいは単なる知的能力の欠如によるものかは解らないが
彼らは組織をつくって権力者に対抗するいう事をしない。
個別に、あるいは小規模に反抗し、そのため悲惨な死を迎える。

日本で暮らしていると、そのような話がどこかおとぎ話のように感じられてしまう。
しかし、その実態を知ればチョコレートもどこかその甘さを失って、
苦さだけが強調されるような、そんな気にもなるのだ。


138:天之御名無主
10/11/18 05:08:39 .net
映画、第9地区は実際にあった実話がモデルだ。
南米に送られる奴隷が船の中で反乱を起こし、白人を皆殺しにしたはいいが、船を操縦できない。
漂流し、南アフリカにたどり着いた時にはほとんどの者が餓死し、あるいは殺しあい、
その屍肉を食い、発狂していた。
その後、反乱を押さえるため、奴隷の扱いは更に酷くなった。

やがてイギリスはおもに南米のスペインの力を削ぐために、奴隷貿易を禁止する。
南米は現地人のほとんどがヨーロッパ人の持ち込んだ病気で死に、労働力不足が深刻化していた。
南米はカトリック教圏の支配地であり、イギリスは徹底してこの地域に嫌がらせを続けた。

しかし、北米に向かう自国の奴隷船はみのがすか、こっそりと支援し続けた。
スペインは細身の高速艇でイギリスの軍艦のから逃れるように貿易を続けたが
そのためただでさえ死亡率の高かった奴隷輸送は更に過酷なものになった。
小さな木箱や樽に数人づつをギュウギュウに押し込め、文字通り荷物として運搬した。
イギリスの軍艦に襲われると、その木箱が海に列をなして浮かんだ。
軽くして逃げるため、あるいは証拠の隠滅である。
もちろん、イギリスの軍艦がその箱を回収する事などほとんど無かった。



139:天之御名無主
10/11/18 19:36:28 .net
人権や法ってのは「身内社会を守る為」のもの。
大なり小なり、その輪の外にいる相手を迫害・軽んじるのは
実に自然なことです。

140:天之御名無主
10/11/19 12:28:30 .net
江戸時代の”えた・ひにん”は本当に差別の対象だったの?

141:天之御名無主
10/11/20 00:40:29 .net
日本史板で聞けよ。

142:天之御名無主
10/11/20 05:15:48 .net
非人は本来、出家や放蕩貴族を指し、決して悪い意味ではなかった。
彼らは教養があり、出自によるコネもあったので差別の対象ではなかった。
歌舞伎や能といった河原者の見せ物を貴族階級に紹介する橋渡し的な存在ではなかったかともいわれる。
やがて非人は卑賤な者という意味が付随し、エタと混濁する。
それを更に江戸期に法制化して、非人はいわゆる罪人や不逞浪人、ホームレスや流れの娼婦、
借金が返せない庶民がなる階級とされ、罪を解かれたり生活レベルが向上すればもとの身分に戻れた。
そして非人のかでも階級が分かれていて、その人間の実状に合わせた位置に身分が置かれた。
そのためたとえば流人の武士と芸人では同じ非人でも明確に扱いが違った。
つまり、非人は一種の社会的制裁であり、厳密には差別とは異なる。

一方エタは基本的に河原者とよばれる、主に芸人と皮革加工業者のことをさし、その差別の歴史は古い。
彼らが何故差別されたか、それは一つには「恐怖」がある。
彼らの存在自体が犯罪と疫病の温床であり、肉を食い、芸(当時は卑しむべき非生産的な行為とされた)と
物乞いで食を得ている無学で粗野な人種だと思われていた。そして実際にそうだった。
身分が固定される前は非人の多くも彼らと暮らしていたが
江戸期には明確に区別されてエタは一カ所に集められ、部落をつくった。

そして、最も重要な背景は宗教観にある。
芸人ややくざは庶民に人気だったが、皮を扱う者は犬にも劣る存在として最も差別された。
神道では死は穢れであり、仏教で殺生は業であり不浄である。
本来の仏教においては全ての魂は平等であるがやがて牛馬は畜生道に落ちた不浄の魂であるという観念が生まれ
その死体を処理する人間も肉体や魂に何らかの欠落、不浄を帯びていると考えられるようになった。

つまり神道でも仏教でも、そして儒教に置いても彼らは最も忌むべき存在であり蔑すみの対象だった。
現在では、江戸期にいわゆる士農工商の確立のための制度的な贄として取りざたされるエタだが
本当のところは日本の伝統的な庶民感情に根ざした差別意識、
つまり「一緒の所で生活したくない」という庶民的感情を強権で制度化しただけに過ぎない。


143:天之御名無主
10/11/20 05:31:37 .net
中国の内陸部では、仏教や道教・儒教であぶれたものが
イスラム教・ユダヤ教・景教に転向する道があった。
中国では、アブラハムの宗教に改宗した者は、回族とか回民と呼ばれる。
回民が増えてくると、浄土真宗のような悪人正機説が仏教側に生まれ
無量光仏(アミターバ)を如来に格付けして、あぶれた者を救済する宗教に変貌したのだ。


144:天之御名無主
10/11/20 05:51:26 .net
中国も清朝の時代には、豚飼い民族である東方の満洲族が支配者になる。
回民は豚を不浄のものとして、屠ることを行わないため
特定の集団に家畜の殺生を行わせるというわけにもいかなかくなった。
満洲族は、無量光仏を注入された新しい大乗仏教を信仰することにより
自分達が豚飼い民族であるが、豚を屠る行為に手を染めても
卑しい身分ではないことを、人民に徹底周知させる目的で大乗仏教を信仰したのだ。

145:天之御名無主
10/11/20 08:28:07 .net
江戸時代の河原者には朝鮮人が多数含まれていた。
その多くは秀吉の朝鮮出兵の際、帰還する船に積まれて日本にやってきた。
日本の船は平底なので外洋航行には不向きで、横波に弱い。
日本から向こうに行った時は兵糧を満載していたために問題は無かったが
帰還する時は空なので、転覆を防ぐための重しとして積まれてきた。
多くは奴隷として土木工事に従事していたが、
やがて築城や開墾が幕府の許可が必要になると、いよいよ不要になって追放され
日本人が住まない荒れ地や湿地に住みついた。

彼らは肉を好み、牛馬や犬の死骸を好んで引き取って、やがてそれがエタの最大の既得権益になった。
併合後、あるいは戦後、新たにやってきた朝鮮人も地代が安い事を理由に低湿地の部落に住むようになり
現在でも部落地区にと在日集落は被っている場合が多い。
同和問題と在日の関係は昔から密接である。

146:天之御名無主
10/11/20 13:48:01 .net
南無阿弥陀仏

147:天之御名無主
10/11/20 14:34:33 .net
善人なおもて往生をとぐ、いはんや悪人をや

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

148:天之御名無主
10/11/20 19:29:48 .net
             ,r'""´`゙゙''、,
            /       l,
           rヽ  .,‐- ,- |.
           ヾ   `゙" ,l ゙´| 南無阿弥陀仏
            _>    -=='./
          _/|, `゙ヽー--ノヽ、,_.
      rー'""l,  'l,     / .| ||/`>、、
      /    |   'l,    /  .|./》/ ∧
     /  , | ヽ   ヽ,、/.@ / 《l,l / ヽ
     /  、,ヽ|/ ヾ。ツ`' 「ゞ / /《ヾ  /゙ヽ
    ./  ///l`゙'゙ー-'"  / // ノ// //`l
   ,|.  /// |  |___,,,ノ≡≡ツノ//_,,-‐'"".l,
   | /// /|    /二=‐'"´´/ /`゙゙'ー-、,_.l
   |/// / |   /|三="´  / //"´´゙'ー、|
  ///ノ   ノ ノ ノ‐-二‐'"´ ノ/r=、,_ー-、_|

149:天之御名無主
10/11/21 03:53:44 .net
日本の差別を語るとき、サンカの存在は無視しては語れない。
その実体は諸説あるものの論拠に乏しく、いずれも推測の域を出ない。
なので、ここでは私の実体験に基ずく話をする。

私は若い頃地方で営業をしていた。九州のある場所だが、地名は伏せよう。
あるとき、仕事で全く見知らぬ道を通る機会があった。いつもならば絶対に通るはずの無い所だが
仕事に飽き飽きしていた私はさぼりがてらにその道の奥に車を走らせた。
まだ、ナビなど無い時代だ。かなり広く立派な道であるのに私はその道を知らなかった。
地方の営業マンとして、道を知らないというのは恥だ。道を知っておくのも仕事のうち、と自分に言い訳をした。

しばらく山の中を走っていると、両脇がまさに原生林のような、全く整備されていない山々が広がり始め
当然の事ながら人家はおろか、人口物は時折現れる標識とガードレールだけという有様になった。
先ほどまで晴れていた空は真っ白になり、濃い霧が立ちこめて数十メートル先も見えなくなった。
そのとき初めて私はもうかれこれ2~30分ほどもこの道を走っており、
その間一度も対向車に出会ってっていない事に焦り始めた。いくら田舎とはいえ、流石にこれは異常だ。
引き返そうか、そう思ったとき、燃料計を見て凍り付いた。
目に見えてぐんぐんと燃料が減っていく。半分ほどあった赤い針はあっという間に底を指した。
私は恐怖に駆られ、車を止めてガソリンが漏れていないかをチェックする余裕も無かった。
道はどんどん細く、ついに対向車線は消えてつづら折りの峠道になった。
しかし、時折道ばたの標識とも呼べぬベニヤ板には私の良く知る地名が書かれ、そこまで5キロ、と書いてある。
燃料がここで尽きたらどうしよう、それだけが頭の中を支配していたとき、
道は急に高い場所に出た。そのとき初めて気がついたのだが、どうやらここはかなりの標高の高い場所だったようだ。
道路脇の崖の下、小さな谷間に集落が見えた。
トタン屋根と小さな畑をもった家が林の中に隠れるように5、6軒ほどだろうか。
私は心の底から安堵した。
しかし、それが始まりだったのだ。

150:天之御名無主
10/11/21 04:31:26 .net
しかし、私は奇妙な事にすぐに気がついた。
その集落に降りる道が無い。
あたりにはどう見てもこの道一本しか無い。しかし、この道と集落を結ぶ道路がどこにも無いのだ。
とにかく、この道がどこに通じているのか確かめなくては行けない。
ガソリンの件もあり、私は車を降りて林の中に分け入りその村を目指した。
しかし、灌木に行く手を遮られ、近くまでは行けたものの、遂に辿りつけずに引き返さざるを得なかった。
だが、私は一目でその集落が部落である事は解っていた。
私が小さいころまで、私の町の一部にも彼らの家が残っていた。石を重しにしたトタンの屋根、
穴だらけの木の壁、手入れされていないゴミだらけの庭、舗装されていない水たまりのある道路。
そして、何故か共通する、生活感はあるのに全く見えない人影。
大声で呼びかけても、その家から誰かが出てくる事は無かった。

いくら迷ったとはいえ、自分の生活している地域だ。大まかな場所は解る。
こんな場所に部落があったのか、と妙に冷静になりあきらめて車を再び走らせた。
やがて、首藤様の塚と書かれた5連の石塚があらわれた。小さなこんもりとした森が道の正面にどんとあり、
道はその森を囲むようにぐるりと廻っていた。九州ではよくある円墳の名残だ。
それを気に徐々に人里の気配が近づいてきた。
道は再び舗装され、ふっと広い所に出た時、突然、そこには昔ながらの田園風景が広がっていた。
私のその時の気持ちをどう表現するべきか。
私は車を止め、一件の豪農らしき家に入った。家の側には深い小川が流れ、魚影が豊富に見えた。
恐らくウグイだろう。そう思いつつ、深い庭を入って家のチャイムを鳴らした。
・・・・返事は無い。再び鳴らした。やはり誰も出てこない。留守か。
隣の家に行った。隣といっても随分と遠い。そこも留守だった。
私は再び頬のあたりに泡立つものを感じ始めていた。おかしい。人が・・・いない。
見た所綺麗な村だ。手入れの行き届いた田畠、立派な構えの家々、トラクターや電気もある。
しかし、どこを尋ねても人っ子一人、いない。
聞き耳を立てても、鳥の声しか聞こえない。
私は直感的に身の危険を感じ、恐怖でふわふわと実在感のなくなった地面を無理矢理蹴るようにして車に駆け戻った。


151:天之御名無主
10/11/21 05:11:34 .net
車に戻るすがら、この村に入って初めて動く人工物が目に入ってきた。
車だ!
そして私の営業車の脇にぴたりと停まった。
それはパトカーだった。
中から出てきたのは警官だった。それはそうだろう。他の何かが出てきたらそれこそ大変だ。
私は今度こそ、心底ほっとした。よかった、助かった。
ここはもしかしたら何かの拍子に紛れ込んだ異界ではないかと思っていた自分が急に馬鹿のように感じた。
「この車、アンタの?」警官。
普通の声だ。聞き慣れたイントネーション。私は急いで駆け寄った。
「どうやって来たの?」
警官はそう訊いた。どこから、ではなく(どこから来たのか、でも十分妙な質問だが)『どうやって来たのか』
私は、うかつにもその質問の奇妙さにこの時点ではピンと来ていなかった。
「この道をですね・・・・」私は元きた道を指しながら(一本道だが)それまでの私の苦労と恐怖を冗談を交えつつ説明した。
その警官は解ったような解らないような顔をしつつ、「スタンドはここからすぐの所にあるから」と教えてくれた。
そこで、素直に車に乗っていれば良かったのだ。つい、安堵と人恋しさ、そして冒険を終えた勇者の気持ちになって饒舌になり、
道すがら見た集落の話をしたとたん、状況が一変した。


152:天之御名無主
10/11/21 05:13:16 .net
警官の表情がみるみるこわばっていく。その顔を私は今でも忘れられない。恐怖とも怒りともいえない、紫色の顔。
どうやっていったのか、どうやってここに来れたのか、と再び訊かれた。その時には、もうその質問の意味がわかり始めていた。
私は再び恐怖に駆られてしどろもどろになってきた。「いえ、行けませんでした、茂みが凄くて、道もなくて・・・」
「あたり前だよ、あそこは廃村だから。」「でも、誰かすんでましたよ」「いないよッ誰も。見たの?」
「いえ、見てませんけど」「でも生活感があって」「鶏飼ってる小屋とかありましたよ」
嫌な予感が背筋を何往復もし始めていた。何だこの嘘くさい展開は。おいおい、マジか。
そこまで思った時に、初めて近くの家にちらほらと人影が見えはじめた。
恐らく、息を殺してじっとこちらの様子を観察していたのだ。このパトカーも彼らが通報して、遣ってきたのだろう。
「きみ、ちょっとこっちに乗って!」ぞんざいな物言いで、私はパトカーの後部座席に無理矢理座らされた。
私は金田一の小説がぐるぐると頭を駆け巡り始めていて、「あの、俺の車」とだけやっと言った。


153:天之御名無主
10/11/21 06:09:14 .net
交番でのやり取りの中で、私はようやく事の全貌が見えてきていた。

村は、私が来た逆の方向からだけ来れる所にあり、村の名前は私も知っていた。
来たのは初めてだったが、やはり部落で有名な、そして朝鮮半島ともゆかりが深いといわれている村だ。
首藤様の首塚をぐるりと廻った所が行き止まりで、その先には行けない。
要するに、私は無いはずの道の向こうからやってきたので、彼らは警戒していたたようなのだ。
私が来た県道は、確かにその村と、向こうの町を繋ぐために計画されたものだったが
随分と前に工事がストップし、この村の遥か手前で止まっていた。あっちからはせいぜいって数キロで行き止まりだったらしいのだ。
そこに、ある集団が遣ってきて、昔ながらの彼らの間道と県道を勝手にくっつけてしまったらしい。
普段は閉じられているようだが、たまたまなのか、私が必死だったからか、その入り口に私は入り込んでしまったのだ。

その集団は、ずっと昔からそのあの集落に住んでいるという。
警官は、声を潜めて、言うなよ、といいながらもペラペラと話してくれた。
あの人達は山家だ、この辺じゃ「ノロ」って呼ぶ。この村も昔は部落といわれていたが、それよりも嫌われていた奴らで、この村と交流は古い。らしい。
らしい、というのはその警官は私と同じ町の出身で、ここではよそ者だった。(警察制度として、そういう決まりがあるらしい。)
彼が私の話を聞いた時に狼狽したのは、よそ者としての身の不安定さによるものだったようだ。

154:天之御名無主
10/11/21 06:19:08 .net
外国の例だと、アマゾンのヤノマミ族みたいに
先住民系の少数民族への接触は、監視員の許可・立会いが必要なところがある。
疫病に対する免疫を獲得していないため、絶滅の恐れがあるのが理由らしい。
このため監視員を通さないで接触すると、ヤノマミ族に殺害されても文句はいえない。

他の国でも、警察署長に入境許可証を発行してもらいレンジャーに
ついてきてもらわないとダメなところがある。
中国・ミャンマー・タイであれば、未認定民族という外界へ出ない集団が幾つかある。
もしレンジャーの引率なしに接触した場合は、病院に連行され血液検査等をされる。

155:天之御名無主
10/11/21 06:33:31 .net
そこで私は、山家という言葉をはじめて知った。
以下、彼の説明である。

彼らは山のあちこちの、小さな集落に分かれて住んでいる。
たまにアンタがやってきた方向から数人でやってきて、畑仕事を手伝ったり、物を売る。
品物は箸とか、籠とか、袋菓子やおつまみだ。どこから仕入れてるかは知らない。
高い。ピーナッツが一袋5千円ほどする。
買わないというと(当然だが)しゅんとなって引き下がるが、次の日もまた現れる。
それを繰り返すと大声で怒鳴り始めて嫌がらせをする。鶏がいなくなる時もあるという。
なので、村の人間は仕方なく買う。
彼らは日本語も話すが、明らかに下手で、仲間内では別の言葉を話す。
突然吠えるような大声で叫び出し、誰に話してるのか解らないが、一人で大声で何かをいいながら道を歩く。
男は何もせず、酒ばかり呑んでて女だけが働く。
男女ともに浅黒く、醜い顔で、やや小太り。目が大きく背は低い。
宗教従事者で、昔はこの村でいろいろな行事に呼ばれていたらしい。
実体は解らないが、降霊や呪術のような物ではないか、といっていた。産婆でもあり、医者でもあったという。
イノシシが大好きで、飼っているという。まれに数十匹の瓜坊をつれて歩いているらしい。

そして、未だに、(これはにわかには信じられないが)戸籍が無く、名前が無い。
いくら私が若い頃といっても、それほど昔ではない。
この事実は(事実とすれば)大スキャンダルで、地元の人間は彼らをいないものとして扱っているのだという。

結局私は、その場所に二度と行かなかったし、行く気にもなれなかった。
ガソリンの件は-本当に不思議だがー村を出ると回復し、一応教えられたスタンドで入れたが
実際に半分ほどしか入らなかった。




156:天之御名無主
10/11/21 06:38:03 .net
>>155 やめとけ、それは旧石器時代からの生き残りだ。

157:天之御名無主
10/11/21 07:32:42 .net
もう伝染病で絶滅しちゃったかもなー

158:天之御名無主
10/11/21 13:40:00 .net
被差別民の起源について
民俗学的に広く支持されている定番メニューはないみたいだな

159:天之御名無主
10/11/21 21:15:45 .net
 一般的には他民族の少数派が差別されるんだろうけど、日本はちょっと特殊だよね。
これは弥生人が果たして本当に征服民だったのか、という問題と絡んでいると思う。

弥生人が入植した所を見てみると、中部地域を飛ばして縄文末期の北関東などに先に入ってる。
これは中部の伊勢・出雲勢力を避けてた事のあらわれで、
当時の北関東は富士火山帯が活発に活動していた時期で、不毛な原野と低湿地しかなかった。
ここにらの意志で入植したとは考え難く、要するに本国を何らかの事情で追われてきたか
強制的に連れてこられた奴隷だった事をさす。
つまり、弥生人は明らかなる弱者であり、彼らを支配していた層が存在したと考えられる。
恐らくそれが大和民族で、弥生人とは別の民族だろう。

世界史でも、少数民が多数の異民族を支配した場合、
地元の宗教・習俗に支配者層の方が同化するケースが多い。
プトレマイオス王朝や、インドの歴代王朝、中国もそうだ。
日本はその支配が非常に古い時代に行なわれたあとは、形式上、政変が無い。
そのため解り易い形での弾圧が表に出難かったんだろう。

実際、日本の最大の差別の時代は明治~昭和初期で、この時代にアイヌが消滅の危機にさらされたが、
それ以外の時代では一環してアイヌは独立民として認められ続けている。

160:天之御名無主
10/11/21 21:56:19 .net
旧石器 + 縄文 + 弥生 + 下関市土井ヶ浜タイプの渡来人
考古学的には、4層構造ぐらいありそうだぬ

161:天之御名無主
10/11/22 00:31:09 .net
>>158
歴史学的には,ほぼ定説が確立しているけどね。

162:天之御名無主
10/11/22 00:58:11 .net
してねーよw

163:天之御名無主
10/11/22 06:41:50 .net
単なる平家の落人だったりはしないの?

164:天之御名無主
10/11/22 07:59:36 .net
何が?

165:天之御名無主
10/11/24 06:29:25 .net
小浜基次の、中頭と短頭の分布がどうしても気になる。

166:天之御名無主
10/11/24 07:32:14 .net
山窩がいたとされる地域は短頭の分布と一致するから関係は深いだろうね。
可能性が高いのは住処を追われた旧住人が山に逃げ込んで自活していくうちに~ッて事だろうけど、
もう一つの可能性として、山岳信仰との関係性もあるだろうし。

でも、これは俺の独自理論なんだけど
出雲の製鉄システムの残滓である可能性は無いかな。
昔は黄河は黄色くなかった、という話がある。
製鉄によって丸裸にされた土地が回復せずに現在の不毛の黄河台地ができた。
その製鉄集団がずっと川を下って、やがて日本にやってくる。
その時にはそれまでの教訓から、木材を一カ所で切り出す事の愚に気付き、瀬戸内海を中心に木材貿易網をつくる。
その時の貿易拠点、それが全国の八幡や大社ではないかな。特に宇佐は、その中心的役割だったように思う。
そして、そのときつくられた大量の鉄はどこに使用されたのか。
鉄は非常に高価なので、本人達が使うにはやや過ぎたマテリアルだったと思う。
そのため、最も高く売れる土地、即ち三国時代の中国に輸出された。
出雲の異常な伸長はその鉄を売った経済力が基礎になっていたのではないか?

製鉄作業は農閑期の奴隷が行なっていた事は解っている。
しかし、つまり一年の半分は山はほったらかし。
それでは効率が悪いので、その間に山を管理しておく人間を留めておいた。
彼らは山々を移動しながら木々の手入れをし、冬に運び出す木材を準備した。
山窩はその子孫であるとは考えられないだろうか。
現在でも木こりが独自の言語(専門用語)で会話するのはよく知られている。

167:天之御名無主
10/11/24 09:13:28 .net
残念ながら中国が三国時代のころは日本は鉄器の輸入国
その独自理論は成り立たない。

168:天之御名無主
10/11/24 09:24:30 .net
うぬっ
あっさり。
では5世紀頃で成り立たないか考えてみる。

169:天之御名無主
10/11/24 12:53:25 .net
神話に深い意味なんてねーよ。
あんなもんただの妄想。
お前ら神話学者の文系脳に踊らされすぎ。

170:天之御名無主
10/11/24 13:02:31 .net
>>167 明の時代の日本は鉄の加工貿易国

171:天之御名無主
10/11/24 15:51:22 .net
鉄の加工貿易国というか日本刀の輸出国ね
別に明の鉄資源を輸入して製品化して輸出していたわけではないので
加工貿易国というのは不適当

172:天之御名無主
10/11/24 17:33:22 .net
物部の残党や部民の末とか…。

173:天之御名無主
10/11/24 23:00:40 .net
『銃、病原菌、鉄』 (Jared Diamond)の方法論使える?


174:天之御名無主
10/11/25 07:23:03 .net
「日本先住民族史」は大正年刊で、その中でアイヌの大正時代の現状を話してるんだけど、

東北に行くと、隣の誰々さんは3代前までアイヌだった、あそこの人はついこの間までそうだった、という話をよく聞いたと書かれている。
著者は、つまりアイヌとは人種ではなく民族。
宗教と習俗の集団であって、本人がそれを棄ててしまえば日本国籍を与えられアイヌではなくなるのだ、と言っている。
北海道に移動させられたアイヌはつまり、本人がアイヌである事に拘り続けたごく一部のアイヌだけがうけた強制執行だったと言っている。
それは明治政府だけのやり方ではなく、東北全体で江戸時代から行なわれていた行政の常套だったそうだ。

要するに、定着民として「帰化」する方法は開かれていた。それは山窩に対しても恐らく同じ政策が取られたはず。
それに反抗して、彼らが徹底して移動民に固執し、世代を通じてその伝統を守った理由はなんだろう?


175:天之御名無主
10/11/25 07:26:12 .net
>日本国籍を与えられアイヌではなくなるのだ、と言っている

ごめん。間違い。
「大和民族として扱われ」が正しい。

176:天之御名無主
10/11/25 08:11:59 .net
アイヌは流浪の民だったか?
それを措いても単純に山窩に対して同じだったとはちょっと思えないんだが

177:天之御名無主
10/11/25 10:11:53 .net
幕府や明治政府の意図する所はつまり、同化政策だったと言う事。
根本理念がそうである以上、どの少数民族に対しても原則は同じだったと思うよ。

178:天之御名無主
10/11/25 12:52:00 .net
共通の言語・習俗をもち民族としての実体があるアイヌと、
非定住者を十把一絡げにそう呼んでるだけの山窩とを
同じくくりで議論しようというのが無茶だな。

179:天之御名無主
10/11/25 16:35:09 .net
平家の隠れ里伝説みたいなので、実在のものってあるのかな?

180:天之御名無主
10/11/25 18:53:31 .net
平家の隠れ里だったら四国に有名なのがあるだろ、ウソっぽいけど。
和歌山あたりにも、半端じゃないほどの大地主だったとうっすら記憶する小松家がその末裔とかなんとか。

181:天之御名無主
10/11/25 21:51:49 .net
>>179
島嶼部の海賊っぽい勢力なら結構ある。
大島郡瀬戸内町など。

182:天之御名無主
10/11/26 01:46:20 .net
>>179
有名な山中隠れ里といえば遠江国周智郡京丸(浜松市天竜区春野町小俣京丸)じゃないかな。
ここは江戸時代までは遠州国内でも所在不明な幻の集落とされていた山村。
この原因としては険しい山の中にあるということで周辺の奥山郷の村との交通が隔絶していたから。

ただ、村の住民は木地師の免状を近江の大皇器地祖神社に発給されていたし、そこへの金銭の上納もしていた。
また、信州の遠山郷とはそれなりの交通もあったみたいなので完全な隠れ里とは言えないかも。

183:天之御名無主
10/12/02 11:26:41 .net
吉野の隔絶っぷりも凄い
隔絶されすぎて、方言が周辺と全く異なっている
平家の落人伝説も多く伝わってるな

184:天之御名無主
10/12/05 15:45:12 .net
>>114-115うわーまた見逃したorz
再放送ないかな~
サンカに興味ありの者

185:天之御名無主
10/12/05 18:52:33 .net
もうかもめのログの復旧も期待できないし、被差別民やサンカのスレ
立て直したほうがいいんじゃなイカ?

186:天之御名無主
10/12/07 22:02:04 .net
「民俗学のサークル作ろうよ」的なスレはどこ行ったい?
オフに参加したあと、2chに書き込めないままで
久しぶりに来てみたらスレ自体消滅してたので驚いたよ。

ダンの花さんとか、アフダルさんはどこへ行っちゃったのだろう。
本を拝借しているので、なんとかしてお返ししたいのだけど
捨てアドだったらしく、メール差し上げてもレスがない。
mixiは日本の携帯電話を持ってないので入会できないしなあ。
このスレ見てたらお返事ください。
ちょっと自分のハンネ忘れちゃったけど、夏のオフに参加した者です。

187:ダンの花
10/12/10 13:24:04 .net
テスト

188:ダンの花
10/12/10 13:29:03 .net
よかった。書きこめた!
使っているプロバイダのせいか書き込み拒否されてて、もどかしかったです。

>>186さん
御無沙汰しています。
アフダルさんとは、来週国立能楽堂でお会いする予定です。
この掲示板を見るように伝えておきますね。

189:186改め盛岡
10/12/10 13:54:33 .net
>>ダンの花さん
おお!ご無沙汰しております。こちらにたずねびとを書き込んですぐ
アフダルさんからご連絡頂きました。お騒がせ致しました。
前回のオフ会では、アフダルさんに予定になかった美術館の展示までお付き合い頂き、
大変楽しい時間を過ごすことができました。ダンの花さんとは本当にご挨拶の一瞬だけでお暇することになってしまい、
色々民俗学のお話を伺いたかったので残念でありました。

もしまたオフ会開催の予定があれば、是非次回も参加させて頂きたいなと思っております。
その際新しくスレが立ちましたら、誘導よろしくお願い致します。 (以後は「盛岡」のハンネで連絡しますね)

190:盛岡
10/12/10 14:01:17 .net
すみません、アフダルさんから連絡を受けたときすぐこちらに連絡つきましたと書きこむべきでした。
ちょっと連絡ついて安心してダラダラしていました。お手数かけてすみませんでした。<オフ会両氏

191:ダンの花
10/12/10 17:15:58 .net
>>盛岡さん

あのときは、えらくお待たせしてしまって……大変恐縮です。
年明けくらいにやりたいね~なんて話もあるので、今度はちゃんとお話しできたらと思っています。

>>アフダル氏
ちゃんと連絡していたのに、せっついたようなレスをしてしまって、申し訳ないです。

192:天之御名無主
10/12/16 22:14:02 .net
チベットの地底にあるという理想郷シャンバラのネタは
民俗学よりオカルトなのかな。
世界各地の桃源郷伝説をまとめて比較したりしてみたいんだけどさ。

193:天之御名無主
10/12/16 22:37:36 .net
>>192
密教の形で広い範囲に伝播しており隣接のトンパ教なども相互作用。
道教の桃花源も同じ系統で相互作用。
こういう思想は、埋蔵経典によっていろいろ後付注入されて膨らんでおり、
各地に聖地聖山が設定されている。
オカルトというよりも、宗教の世界観であって、自力で成仏できなくても
救済される場所に転生する方便。大衆向けの教義を組み立ていることに注目すると
真面目な研究になる。

194:天之御名無主
10/12/16 22:56:58 .net
>>193
よし!じゃあ誰か聖地スレ立ててくれ!
スレ立てようとしたんだけど規制で立てれなかったんよ。
カーラチャクラタントラとか読み直そうぞ。
シャンバラに限っていえば、なんでかスレはオカ板ばっかに立ってるよね。

そもそも民俗学とオカルトってどこで隔てたらいいのかな。
例えば自分は子供の頃に魑魅魍魎の類に助けられたことがあって
それを当時周囲に言うと「あー、ばーちゃんが子供のときもみんなお世話になってたよ~」で
特に誰にも驚かれずに流されたので、それは当たり前のことなんだと思っていた。
しかしやはりその町の人間以外には、電波扱いされそうだから言えない話だ。

「子供のときに妖怪に会ったお!」→電波、オカルト、釈由美子
「地域の人間だけが知っている、昔から何かがいる場所」→民間伝承、民俗学 になるのか。

どうなんでしょ?

195:天之御名無主
10/12/16 23:21:04 .net
カラチャクラタントラは、どっちかというと神学・宗教学なんだよね。
末法思想がもとにあって、どうゆう論理で救済を確信させ
信仰にむすびつけるかは神学でしょう。
民間伝承じゃなくて、職業僧侶や道士が組み立てて矛盾なく
説明・説教できるかの話になってしまうから。

196:天之御名無主
10/12/16 23:42:18 .net
一応時輪タントラはシャンバラの王が持ち帰ったらしいじゃん。
そのタントラが書かれた背景から、「信仰」以外の
思想や、当時の民間伝承の欠片なんかを拾えるかと思うんだけど。
それこそ何が矛盾で何が矛盾でないかとかさ。
聖書や経典は、「神」だの「教え」だのに惑わされずに
どこまで頭を柔らかくして読めるか、が肝心だと個人的につくづく思うぜ。

先人の定義「神学・宗教学」に倣ってしまうよか、自由に飛び回って
数千年前の人間の息遣いを感じてみるほうが、民俗学として面白いんじゃないかね。

197:天之御名無主
10/12/16 23:57:02 .net
それモトネタ(民話・神話)はこっち側=東アジアの話でなくてあっち側=インドの話だからなー
何かバチっと天山山脈やヒマラヤ山脈で切ったりできず大変そうだな。
法華経なんかだと、バチっと切れてこっち側だけで考えれば済むんだけど。

198:天之御名無主
10/12/17 00:14:35 .net
だから壮大な話すぎて、1人では収拾つかないから2chでやりたいんだよね。
大学とかだと、アカデミックな人が多いから「自由に飛び回る」ことが出来ないし
かといって宗教団体のほうに行ってみると、逆にオカルトドップリな人が多くて
中庸な人間になかなか会えない。「全てを受け入れ、全てを疑うことができる人」っていうさ。
元ネタはインドであれど発展させたのは東アジアの人間だし
輸入途中で淘汰されなかったってことは、その思想を受け入れられる精神的土壌はあったはずだ。
色々考えて、でかいマンダラ図を作ろうではないか。

199:天之御名無主
10/12/17 00:46:01 .net
インドにはもともと終末思想は大きな地位を占めていない。
インド神話において時間軸は循環的・螺旋状である。
キリスト教やイスラム教には、最後の審判という時間軸があり
終末の占める大きさがでかい。

聖書やクルアーンは、神は人間の行いを監視していて罪を判定する話が書かれている。
末法思想はそれらの一神教の最後の審判を取り入れたものであろう。
最後の審判をちらつかせて信徒を横取りされるならば、対抗措置が必要だというわけだ。
まず最初にでてくるのは弥勒の話だ。いつかわからないけど、未来にあなたを見つけてくれる」式だ。

次にでてくるのは、浄土に転生する話だ。黄泉の国というのは各国各地の神話にある。
現在の信仰では、地上と黄泉と浄土の三部構成になっていて、世界を超越できるのは
浄土にいると容易であるという世界観だ。
もともと、東アジアの世界観には、この世と黄泉の国しかなく、あの世から災いがないよう
黄泉の国の通路を塞ぐようなものだった。そこにうまく極楽浄土の話がフィットして入りこめた。
浄土の入り口=聖地であって、もともと黄泉の入り口であったかもしれない。だから聖地は複数ある。
日本神話でいえば加賀白山はもともと黄泉の入り口だった。

死んだら、黄泉の国へ行き封じ込まれるのは現世のために仕方ないという発想からすれば
相当魅力的な神話に変わったので人気がでたのであろう。

200:天之御名無主
10/12/17 00:54:28 .net
これはスレ立てて話したいね。

シャンバラは死んでから行く国ではなくて
選ばれた者が行ける「地上に存在する国」ってダライラマの本にあったけど、
「あの世」とか「黄泉の国」なら、信仰されるのは理解できるけど(人智の範囲を超えてるから)
「地上にある理想郷」が信仰されるのはどうしてだろう?

201:天之御名無主
10/12/17 00:57:39 .net
仏教はやっぱ「即身成仏」を目指してるからでは

202:天之御名無主
10/12/17 01:11:13 .net
>>200
ある時期には、ポタラ宮造営のために「地上の楽園」建設動員というのがあったのではないだろうか?
しかし、仏教も宗派がわかれ各地でローカライズされて、中央に対して言うことを聞かなくなってくる。

日本の社寺でも、ローカル勢力が頼母子講を主宰したりして地元勢力と結びついていた。
地元のインフラの建設ならばともかく、遠い都へ無償奉仕しにいかないと救われないというのは不満だ。
自分達で講(金融機関)を作り、自分達で普請(工事)をしようとなってくる。
聖地伝説も各地にできて、シャンバラはあちこちにできることになる。
行基なんかは、この手法を使っているんだと思うよ。

203:天之御名無主
10/12/17 02:48:22 .net
スレタイ、1に書く文を書いてくれたら代理でスレ立てるけど

204:天之御名無主
10/12/17 05:24:44 .net
そういえば桃源郷とシャングリラって同じなの?

205:天之御名無主
10/12/17 06:05:02 .net
>>204
シャングリラは一応上記のチベットの「シャンバラ伝説」を基にしたとされるイギリス人の小説の中の理想郷。
桃源郷は中国にあるという、仙人が住んでて桃の花の咲き乱れる平和な場所。ヒューヒュー。
しかしシャングリラっていうとなんかもう電気グルーヴの楽曲のほうが有名になってて
いかがわしいイメージはあるよね。スケベ椅子的な。

206:天之御名無主
10/12/17 06:16:15 .net
>>203
本当にありがとうございます。スレタイ並びに1の文、これでお願いします。↓

-----------------

【シャンバラ】理想郷と他界信仰【アルカディア】


チベットの地底にあるという仏教の理想郷、シャンバラ。
琉球神話で語られる、海の彼方の二ライカナイ。

ギリシャのアルカディア、シベリアに眠るキーテジ、中国の桃源郷、
そして海に沈んだアトランティス。

理想郷とは異界への入り口か、地上の楽園か。はたまた異端者たちの隠れ里なのか。
世界各地に存在する理想郷への信仰を紐解く知的冒険の航海へ、いざ漕ぎ出でん!

-----------------

お手数おかけいたしますが、よろしくおねがいします。

スレタイ【シャンバラ見つけてOFFしようぜ】のほうが人は集まるかと思ったが
「他界信仰」を入れて風呂敷広げまくってみたほうが、この板らしく話せる気がす!

207:天之御名無主
10/12/17 20:13:05 .net
>>203
おお!いつのまにかスレ立ってた。
ありがとうございました。

208:天之御名無主
10/12/17 22:45:35 .net
個人的には「シャングリラ」と聞くと松任谷由美を思い出す

209:天之御名無主
10/12/20 06:54:55 .net
ユーミン没落の始まりのあれか。

210:天之御名無主
10/12/20 08:21:18 .net
>>206
桃源郷は実在地、景観を桃源郷と表現。
シャンバラは、天帝により、人の影に封じられたアスラ神(=仏教神)の住むアスラ神界へと繋がる、アスラ崇拝の僧侶たち(=人)が住む地底王国の伝説の地。
ギリシャのアルカディアとは、大地母神ガイア・・その子大神ゼウスが率いるティターン神族により滅ぼされたギリシャ先住民族の神々、アルカディア神族を指す土地。
アトランティスは、海没説、地動南極説があるが、おそらく、エスキモーから産まれた当時の白人には、白人と黄色人種の概念がなく、南米のインディオも古くは、北米で都を築いていた可能性もある。
何らかの原因で、貿易・交流が絶え、アトランティス伝説になっていったと考える。




211:天之御名無主
10/12/20 08:42:12 .net
荒井由美時代が好きだったなぁ。

212:天之御名無主
10/12/21 05:20:45 .net
「翳りゆく部屋」はいい。

しかし松任谷由美が「私は巫女」とか言いだしたあたりから
どうもキャラ的に浅野温子とかぶる。

213:天之御名無主
10/12/21 19:17:56 .net
ユーミンは昔、「私が売れなくなったら日本は終わりでしょ」っつってたけど・・・・

その通りになりすぎてワロタわ。
今年のベスト10、全部アイドルだし。

214:天之御名無主
10/12/23 04:24:13 .net
そもそも新曲出してるの?<ユーミン

vipにこんなまとめがあった
「俺の地元に伝わる伝承を学術的に解釈してくれ」
URLリンク(chaos2ch.com)

比較神話学という人がなんかがんばってるけど
やっぱりvipperあたりの世代に民俗学ネタは面白いのかな?

天皇陛下ハッピーバースデー

215:天之御名無主
10/12/23 09:53:29 .net
>>214
そこ見てたけどなかなか面白かった
パヤオの解釈はちょっともやもやするけど

216:天之御名無主
10/12/23 22:47:19 .net
>>214
俺もそれ見てここに持ち込むか悩んでたんだ
みんな見てるもんだなぁ

217:天之御名無主
10/12/24 20:57:07 .net
>>214
そこでいう「比較神話学」って、単なるユング心理学のまねごとだろ・・・。

218:天之御名無主
10/12/28 03:35:54 .net
急な質問ですが、日本神話や日本民謡に復活や転生の話ってありますか?

伊邪那美の話以外ってあまり聞いたことがなくて気になったのですが

219:天之御名無主
10/12/28 03:58:10 .net
昔話や伝説なら思いつくけど

220:天之御名無主
10/12/28 04:03:11 .net
ぱっと思い浮かんだのは、大国主が兄弟に殺される奴かな
昔話とか伝説だと何かあったっけ

221:天之御名無主
10/12/28 12:27:47 .net
その○○神様が生まれ変わった姿がこの□□と言われている

みたいな伝承は各地にあるよね。

222:ダンの花
10/12/28 14:48:14 .net
中世神話の「神道集」なんて、そんな話ばかりじゃない。

ちはやぶる 神におはします ものならば 
あはれと思しめせ 神も昔は人ぞかし

「梁塵秘抄」にある歌だけれど、これも転生について歌っているよね。

223:天之御名無主
10/12/28 19:25:22 .net
祝祭や儀礼について社会の中で持つ機能の面から論じた本を探しています。
できたらそういったことを学ぶ上でキャノンとして扱われるような本をお願いします。

あるいは更に限定して日本の社会で能と狂言がそれぞれどのような機能をはたしていたか、
それぞれの機能の違いと、それぞれの意味内容の違いがどうように関連しているか、
みたいなことについて書かれた本も心当たりがもしあれば、お願いします。


224:天之御名無主
10/12/28 20:04:29 .net
>>223
ファン・ヘネップ『通過儀礼』とヴィクター・ターナーの『儀礼の過程』は基本文献。
あとはエーコらが書いた『カーニバル』。

225:天之御名無主
10/12/28 22:18:52 .net
琉球に古くからある神女の歌の現代語訳

あー尊:あー尊いことだ 水掛け歓えても 太陽掛け誇られて
神の生まれ立ちは 大和のへその御嶽 沖縄だけになっても
「よかる」になっても 霊統の元を立てて 親の神におつかえしましょう
大和から下った赤碗の世直し 中盛らして御酌しましょう
山城から下った黒碗の世直し 端盛らして御酌しましょう


「水と太陽の霊も寄りつく私たちの崇める神は、ヤマトの中心の国のお生まれである。
この神を崇めるのは今や沖縄だけになってしまったが、スジを曲げないでこの神にお仕えし、
ご御招請しょう。大和・山城から伝わった赤椀の世直し(椀)に、神酒を溢れるほどに注いで捧げます。」



226:天之御名無主
11/01/06 23:29:14 .net
板違いな質問かもしれないけど、妖怪関連ということでここで質問します

ゲゲゲの鬼太郎 三期オープニング 
URLリンク(www.youtube.com) の1:00~1:05 

で、鬼太郎がまたがり乗る、緑色の毛むくじゃらの円筒形の妖怪は何でしょうか?

227:天之御名無主
11/01/07 01:58:56 .net
ゆうれい電車
鬼太郎スレで聞いたほうが良かったと思う

228:天之御名無主
11/01/19 08:02:16 .net
現実、こういう奴らも1000年経ったら神話になるのか。あほらし。

【皇室】愛子さま、3学期初めて1人で歩いて下校
スレリンク(newsplus板)

229:天之御名無主
11/01/19 08:55:09 .net
1000年前の天皇家は別に神話になってないだろ

230:天之御名無主
11/01/19 16:31:21 .net
人狼、ライカンスロープについて語ってください。

231:天之御名無主
11/01/19 22:21:35 .net
そういや狼スレも獣人スレも落ちっぱなしか

232:天之御名無主
11/02/15 16:14:08 .net
現在、誰でも自由に意見を書き込める掲示板がセットになったニュースサイトが日常生活に欠かせなくなりました。既存マスメディアによる一方通行の情報に身を委ねていた方々へ。目からうろこが落ちる納得の毎日を約束します。

2NN - 2ちゃんねるニュース速報+ナビゲーター
URLリンク(www.2nn.jp)
記者記事に特化したニュース勢いランキング ※2ちゃんねるトップページにリンク有り。Twitter・RSSもどうぞ。

2ちゃんねる全板縦断勢いランキング
URLリンク(2ch-ranking.net)
記者記事以外で勢い良く書き込まれている話題もわかります。このサイトと同じ表示になる2ch専用ブラウザもあるようです。 ※時間帯や曜日などによりランクインするスレのジャンルが全く異なったりもします。

233:天之御名無主
11/02/18 07:20:01 .net
隠し念仏スレ落ちちゃったのか。新しいことわかったから書こうと思ったのに。

234:天之御名無主
11/02/18 17:19:26 .net
>>233
こんなの立ててみたので、よかったら使ってください。

【重要】民俗・神話学板保管庫【資料】
スレリンク(min板)

235:天之御名無主
11/02/18 19:33:50 .net
算法騎士団についての考察とかってあるのだろうか?

236:天之御名無主
11/02/23 01:46:57.36 .net
ソロモン72柱スレってまだ復活していないですよね?
実質4スレ目になると思うのですが、立てられないみたいなので
どなたか代わりに立てていただけないでしょうか?

237:天之御名無主
11/02/23 13:34:28.78 .net
>>233
ここに書くんじゃだめなの?

238:天之御名無主
11/03/06 21:42:05.32 .net
多頭竜について調べてみたら、頭が奇数の竜で5だけ存在しない事ないですか?

239:天之御名無主
11/03/07 12:13:20.49 .net
仏典には頭が五つの竜王が出てくる。

240:天之御名無主
11/03/12 05:25:12.01 .net
五頭竜 で検索して見た?

241:天之御名無主
11/03/24 07:19:19.69 .net
驚愕の過疎版
創作(芸術・文学から映画ゲーム漫画ETC)の題材にもやたらなってるし、敷居はやたら低いのに、
ここまで元ネタが無関心にされるものなのか?

242:天之御名無主
11/03/25 21:59:55.59 .net
盛り上がりは、語られるネタと語る人、
両方が豊富にあってこそ成り立つものだからね。

そのものについて知識がないと、旺盛に語ろうにもできないし、続かない。
仮にも学問なので、敷居の低さがそういう人口に即座に結び付くわけではないし。

加えて学問柄、定期的にセンセーショナルなトピックが出るのではなく、
地道な作業の積み重ねで進展していくような分野だから、常にネタが少ない。

243:イヤな奴
11/03/27 23:04:09.06 .net
山路興造

244:天之御名無主
11/03/29 22:18:45.97 .net
沿岸部を復興するにあたって、住居は高台に移動させるという案が有力なようだけど
何百年のうちに何十回となく津波に遭って、それでも海に近づいていった
その住民のリスクに対する姿勢、みたいなのを無視してしまってはいけないと思うんだよね。
「住民は馬鹿だから沿岸に近づいていったのではない、それが良いから近づいていったのだ」
ってのを理解しない復興案は傲慢なんじゃないかな?
それに、津波の被害が多いところは被害を克服する術を持ち合わせてるはず。
こういう時こそ民俗学の知見が役に立つ時じゃないの?

245:天之御名無主
11/03/29 22:44:43.37 .net
>>244
今の時代は車がある

246:天之御名無主
11/03/30 01:13:39.93 .net
そういえば今回の津波の被災地かどこかに
ここから先には家を建てるなっていう石碑があったんだっけ?
どっかで画像見た気が

247:天之御名無主
11/03/30 01:30:14.68 .net
URLリンク(parasiteeve2.blog65.fc2.com)

248:天之御名無主
11/03/30 01:41:50.78 .net
>>244
汽水域には養殖漁業つーもんがあって
それで町の経済が成り立っている。
炭鉱町のように廃墟になる道もあるのだろう。

過去においても死体が累々でも、伊勢や房総から移住してきたのは
経済的要因というものがある。

潮流からすると石巻や気仙沼は双葉や南相馬の下流に当たり
復興しても暫くは苦しい状態になり、資金ショートするかもしれない。
今回は、炭鉱町のような廃墟への門が広く開いている。

249:天之御名無主
11/03/30 01:52:09.78 .net
>>247
それだそれだ

250:天之御名無主
11/03/31 20:58:21.05 .net
三陸海岸の集落には「津波てんでんこ」って言葉が伝わってるんだって
津波のときは助けに行くより各個散り散りになって逃げろって意味
つまり今回「助けに行って巻き込まれた」という事例がある集落は
伝統文化継承ができてなかったんだね

251:天之御名無主
11/04/07 22:13:29.02 .net
土木工学が堤防による津波対策をあきらめてしまったので
津波時の行動を民話的に伝えていくことの重要性が増したな

252:天之御名無主
11/04/11 14:02:37.93 .net
URLリンク(www.kahoku.co.jp)
>津波が到達しなかった地点には、村の下方を意味する「下通り(しもどおり)」という道が造られた。それが今に残る県道だ。

>姉吉地区に立つ「大津浪記念碑」の全文は次の通り。
>高き住居は児孫の和楽/想(おも)へ惨禍の大津浪/此処(ここ)より下に家を建てるな
>/明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て
>/部落は全滅し、生存者僅(わず)かに前に二人後に四人のみ
>/幾歳(いくとし)経るとも要心あれ

>「市内には津波を伝える歴史物が多く存在する。津波はここまで来ないとの思い込みが、言い伝えを途絶えさせたのかもしれない」

253:天之御名無主
11/04/11 14:28:14.32 .net
生存者が少ない、つまり殆どの住民はニューカマーであり、伝承を知らない
少なくとも実感がないのではないか。
海際が便利で商業的にも栄えていることへの、高台に移り住んでいる津波経験者の
複雑な思いを、柳田国男も書いている。
その十数年後に、また津波で、房総などからの移住者は財産もろとも根こそぎさらわれたわけだが。

254:天之御名無主
11/04/12 10:13:30.67 .net
これも戒めの一つって事か

まんが日本昔ばなし 「みちびき地蔵」
URLリンク(youtube.com)

255:天之御名無主
11/04/12 20:56:15.56 .net
東日本大震災からの復興計画の青写真を描く菅直人首相主宰の「東日本大震災復興構想会議」
議員は、次の通り。(敬称略)
 赤坂憲雄(学習院大教授)以下略。▽
URLリンク(www.asahi.com)

256: 【東電 80.9 %】 忍法帖【Lv=11,xxxPT】
11/04/12 22:21:19.42 .net
お、赤坂先生も入っておられるんだ、そこだけは期待したいね。
しかし学習院に移っておられたんだね、すばらしいことだ、前のあそこは、ひどかったからね。
それにしても、異人論序説を出されたばかりの頃、なぜか日芸が熱心に赤坂先生を常勤でお迎えしようとしていたんだよね。
当時は一介の塾講師にすぎなかった先生、しかし結局お受けにならなかったが、だからこそ現在までの業績があるわけで、人生わからんな。

都内で民俗学を学びたいという高校生には、学習院がいいかもしれんぞ、とうぜん國學院と早稲田もお奨めだけど。
もちろん東大がいいには違いないが、コストパフォーマンスの観点からはいかがな者かとも思うしな。

257:天之御名無主
11/04/12 22:27:36.10 .net
梅原猛も入ってるのがw

258:天之御名無主
11/04/12 23:56:35.94 .net
東北の独自性を強調して、もう一つの日本を提案することになるのか。
梅原と協調して、縄文の面影を感じさせる新たな東北を創出してもらいたい。


259:天之御名無主
11/04/13 00:08:06.58 .net
太古の時代とは、あんまり連続性感じられないけどな

260:天之御名無主
11/04/13 00:55:00.43 .net
日本中どこでも見られる、機能と利便性を追求した街を、今さら作ってもおもしろくない。
ここは、やっぱり、東北の個性を大切にして、弥生-大和文化から一線を画する縄文文化の香り立つ街づくりを提唱してほしい。

梅原・赤坂の強力コンビなら、きっとやれる。

261:天之御名無主
11/04/13 02:03:23.54 .net
梅原みたいな異端説を吹くことで人気を得ているようなの持ってきて権力与えるって何考えてるかわからん。
同じく学問的には突っ込まれてるのかもしれないが、民俗学者として、今生きてる東北の人間とのつながりがある赤坂が
入るのは、なんとなくわかるんだが。


262:天之御名無主
11/04/13 13:41:15.19 .net
政府の政策審議会・専門家委員会に初めて登用された民俗学者が、赤坂憲雄か。
まあ、柳田の悲願であった経世済民の学としての民俗が初めて実現したわけだ。


263:天之御名無主
11/04/13 18:11:38.05 .net
実現させるのはこれからだよ

264:天之御名無主
11/04/13 19:13:40.67 .net
津軽外三郡誌と和田某を熱烈に支持した古田武彦先生に較べれば、梅原なんてヒヨっ子

265:天之御名無主
11/04/22 00:58:01.49 .net
ポンパドゥール方式(ア・ラ・ポンパドゥール)なる性技の起源は何ですか? 
日本以外でも実際にこの用語が「パイズリ行為」に用いられているのでしょうか?
初出例がいつ頃から何という文献に現れるのか分かるようなら教えて下さい。



266:天之御名無主
11/04/23 16:21:49.18 .net
水木しげるスレなくなっちゃったよ?
あれここの板にしては珍しく続いてたスレなのに

267:天之御名無主
11/04/24 22:18:07.18 .net
東日本大震災復興構想会議は23日の第2回会合で、会議の運営方法をめぐって、各委員から改善を求める声が相次いだ。
 赤坂憲雄学習院大教授は終了後、記者団に「あまりに人が多すぎて議論ができない。 本当はしゃべりたいことがいっぱいあるが、時間が足りなくて煮詰まらない」と不満を漏らした。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


268:天之御名無主
11/04/26 02:33:43.35 .net
大勢の議論の中に割り込んでいって、発言するタイプではないからな。
どちらかというと、なよなよした植物系。

269:天之御名無主
11/04/26 11:52:53.04 .net
話し合う場ではないのだがな~
この手の会議では、他人を押しのけて主張した人の意見「だけ」が通るもんだからなぁ。
こういうのは議事録が監督省庁のHPで公開されるもんだが、それをみると例えば
委員は文系理系が同数いて出席しているのに、発言は理系のみ、そして決定も予め
期待されている、理系基礎研究者のためにだけ都合いい文言になっていたりする。
文系、マイナー分野の専門家は、居るだけ、アリバイとしての存在価値しか認められてない。
ただ、梅原猛やその他ごく少数の気迫ある学者は、これに収まらずに口でガンガン闘う事では有名。
だが、植物系はどうなんだろ、シンクタンクとか政治家のバックが付けば違うんだが。

270:天之御名無主
11/04/28 21:12:37.33 .net
その梅原猛が、バックに付いているじゃないのか。

271:天之御名無主
11/05/03 21:17:15.39 .net
ゴルフヤッテマース

272:天之御名無主
11/05/03 21:27:39.13 .net
気迫ある学者=往々にして声の大きなトンデモじゃん

273:天之御名無主
11/05/03 21:39:48.89 .net
専門での評価は知らないのでトンデモかどうかはわからないが、
梅原猛の社会哲学的発言は、どうしょうもなく底の浅い日本人論ばっかで、
こういう人に東北の命運が託されるかと思うと、果てしなく絶望的な気分になる。


274:273
11/05/03 21:41:55.31 .net
ああ、ここでいう専門ってのは「哲学者」としてではなくて古代史研究とかそういう方面の話ね。
思想面ではただのネトウヨ



275:天之御名無主
11/05/04 12:52:41.67 .net
梅原は西アジアネタというか、一神教関係だと無茶苦茶勉強不足というかダメすぎるからなぁ(w

276:天之御名無主
11/05/11 18:57:35.59 .net
久しぶりにきてみたらスレの数が凄く減っているんですが何があったんでしょうか?

277:天之御名無主
11/05/11 19:05:04.32 .net
kamomeサーバ(この板も入ってる)のディスクが壊れて消えた。
復旧も結局うやむやなまま新しくスレが立ってる。


278:天之御名無主
11/05/11 23:35:16.53 .net
久松史雄のまんがで読む古事記を読んで見た。
神さま同士の関係がよくわかった
まんがと侮れないほど丁寧に書かれていた

279:天之御名無主
11/05/12 03:26:59.93 .net
漫画で読む日本書紀、続日本紀とか漫画で読む六国史とかは出ないのか

280:天之御名無主
11/05/12 23:29:10.92 .net
梅原猛の世阿弥のルーツを探る、という試みはそれほどユニーク
とも思えないが。
世阿弥の観世家や、金春家が秦氏の末裔であるという時、その秦氏の
ルーツは、もし彼等が本当に古代近東の名族であるなら、すぐに
分かりそうなもんだが。一族で何百人以上もが来日したと
いうのだから、有力な氏族で、しかも故郷を離れるちゃんとした
理由があったに違いない。


281:天之御名無主
11/05/14 23:44:00.85 .net
河野、でカワノ、コウノ、二つの呼び方あるがあれって徳島にカワノが集中してるって聞いたけど何か理由でもあるのかな?

282:天之御名無主
11/05/16 00:14:18.51 .net
この板の住人って最高学府で民俗学ないし文化人類学を学んできた人たちばかりなの?

283:天之御名無主
11/05/16 00:29:17.74 .net
みんな著書とかあんだよ

284:天之御名無主
11/05/24 03:32:50.34 .net
オカ板から来たんだけど、奄美大島の「いまじょ」って創作なの?
それとも本当にある民話?

285:天之御名無主
11/05/25 13:41:44.62 .net
イマジョは奄美大島の幽霊伝承で、報告例そこそこありますよ。
「怪異・妖怪伝承DB」URLリンク(www.nichibun.ac.jp)で、呼称に「イマジョ」て入れて検索してみて。

286:天之御名無主
11/05/25 22:09:42.42 .net
>>285
おお、どうもありがとう。
嫌われもののオカ板民にお慈悲ありがとうございますだ。

てかこのデータベースすごいなー

287:天之御名無主
11/05/26 19:28:33.30 .net
柳田国男の著作権て来年切れるんだな。

僕と契約して青空文庫の工作員になってよ。

288:天之御名無主
11/05/26 19:45:32.84 .net
頭から丸かじり?

289:天之御名無主
11/05/26 23:54:05.54 .net
折口信夫は青空文庫で結構そろってるんだな

290:天之御名無主
11/05/27 02:06:46.96 .net
柳田國男の本は、仮名遣いが今とは違うので・・・?って、思う時がある。

291:天之御名無主
11/05/27 02:14:52.09 .net
…言葉が出ない

292:天之御名無主
11/05/27 13:20:39.24 .net
>>290
定本は旧漢字だったな。「鹽」と「躑躅」が何回も出てくる論考があったが、
ふつう文脈でそのうち分かるだろうと思って、辞書を引かなかったが、最後まで分からなかった。 

293:天之御名無主
11/06/02 22:36:45.44 .net
神は死んだ!!

294:天之御名無主
11/06/03 14:28:14.95 .net
たらいとろうそく?

295:天之御名無主
11/06/05 12:29:12.90 .net
たらいとたたらだろJKと思ってググったらしおとつつじだったっていう

296:天之御名無主
11/06/05 23:21:57.46 .net
ETV、山折爺、ノアの箱舟じゃないんだよ、法華経じゃないんだよ
咀嚼して手に入れたもんじゃあないんだYO!
うちらの無常観は縄文の頃からなんだYO! ゴジラが東京壊すのも
アキラが都市を壊すのも、うちらが縄文の頃からここにいるからなんで
西洋由来でも支那由来でもないんだYO!

297:天之御名無主
11/06/05 23:24:35.73 .net
プロにはまかせておけない
アマチュア思想道にまかせるべきであるwww


298:天之御名無主
11/06/07 11:54:44.33 .net
八尺瓊勾玉が入った箱はアークに似てるらしいな。

299:天之御名無主
11/06/08 16:40:18.07 .net
近所の神社にはないんだけどさ。名所の神社にあるような、こういう灯篭は、
実際に炎が中にはいってるのでしょうか? それとも電気の明かりなのかな

また、神社に限らず、現代でも普通に灯篭が使われる場所や行事はありませんか

URLリンク(jul.2chan.net)
URLリンク(www.youtube.com)

300:天之御名無主
11/06/08 16:48:15.59 .net
電気でしょ
大層なイベントの時は火を入れる事もあるだろうけど、普段はそんな手間もないでしょ

301:天之御名無主
11/06/08 17:43:38.26 .net
やっぱそうか。火の不始末とかで火災も心配だしね

302:天之御名無主
11/06/10 00:01:29.11 .net
URLリンク(www.geocities.jp)

説明もついてるが、この一番上の写真は対馬から見た韓国の夜景。
この距離感は神武天皇の出征伝説が残る九州の日向市から四国を見るよりも近い。
しかも海流的には対馬ー長崎・島根間は黒潮本流のある九州ー四国より行き来が容易。

かつては日本と朝鮮が一つの国であったとしても何ら不思議は無く
神話を共有していたとしても何ら不思議は無い。

URLリンク(kiteretsux.exblog.jp)
こうして見ると日本海は内海であり、行き来が容易であったであろう事は馬鹿でも解る。
日本人はそろそろ現実を見るべきだろう。
日本だけの神話研究はこれ以上は意味が無い。
ロシアを含めた国際的なプロジェクトを組まねば日本のルーツが解明される事は無い。


303:天之御名無主
11/06/10 00:21:38.20 .net
>>302
半島と交流があったのは日本人の中でも極一部
すべての日本人に当てはまるような言い方するのは的外れ

304:天之御名無主
11/06/10 02:00:53.70 .net
そもそも神話の研究それ自体意味ないけどな
タイムマシンの研究してるほうがまだマシ

305:天之御名無主
11/06/10 14:57:44.38 .net
古代日本は半島とだけ大変盛んな交流があった
強い絆があった、でもそれは半島から日本への一方通行の流れ
こんな主張を最近よく見かけますよね(ニヤニヤ

306:天之御名無主
11/06/12 10:03:21.58 .net
いやでも合ってると思うよ

半島は大陸から押しつけられるありがたがる、だろ
日本は、大陸の物が見たことなくて面白いから、
半島からだろうが大陸からだろうが、あったところから貰ってくるわけだろ
貰ってきては自分達用に魔改造するだろ
大陸はそんな「変になっちゃった」ものなんかいらないだろ
半島は大陸をみてないとどうにもならない、だろ

一方通行にならない方がおかしい

307:天之御名無主
11/06/12 15:34:21.90 .net
人類最強戦闘民族は
中世までに限って言えば中央アジアの騎馬民族で決まりなんだよ。
アジアは常にコイツらの影響で動く。

中央平原は寒波や砂漠化で常に牧畜ルートが変化する。
するとあいつらが通る所がぺんぺん草も生えないくらい徹底して掠奪されるから
その度に北西の民族が住処と食を求めて中国になだれ込む。
そのせいで全体が海に押し込まれ結果として今の北朝鮮のあたりが一番酷い事になって
そいつらが最終的に日本海を渡ってくるわけだ。
半島の南も厳しいが、こちらは長江に守られた華南が側にあるから
そっちに事大してれば何とかなる。

日本の異様なまでの百済びいきは、かつては一つの国だった名残だろう。
最も端的な例が銅の分布だ。
燕のあたりで生産された銅が百済と大和地方に広く分布しているのはよく知られた事実。


308:天之御名無主
11/06/12 16:57:21.29 .net
以前から研究者の間では
万里の長城の建設意図が明確に解っていなかった。

従来の遊牧民の侵入を阻止というのは無理がある。
建設地は農耕民の土地の真ん中を貫いており、必ずしも国境にあるわけではなかった。
また遊牧民は国家ごと移動してくるので
本気で超えようとしてくれば数万の守備兵などあっという間に全滅する。
実際に幾度も惨禍のなかで破られている。
また遊牧民は女子供を含む膨大な民衆は全て兵士でもあるので、
行軍にはかなり大きな横幅が必要で、
作戦行動の小部隊以外は峻険な山岳地を超えるような事はしない。
そのため遊牧民の防衛だけならあんな険しい山の峰まで城は要らないのだ。

では、彼らが何から国を守っていたかと言うと、要するに難民だ。
難民とはいってもこちらも国ごと移動してくるのでひとすじ縄ではいかないが
すでに遊牧民に掠奪され尽くしたか
それを恐れて逃げた民衆の群れなので
指揮系統は消滅してたり無力化し、長城を超える事は出来なかった。

長城が完成したのは唐の時代で、現実にこの後は
日本への人口大量移入は無い。

309:天之御名無主
11/06/12 18:25:41.31 .net
ご苦労様です

310:天之御名無主
11/06/13 16:26:34.98 .net
>>307>>308
戦前の研究者乙。
万里の長城に関してもっと、色々な本を読む事をお勧めする

311:天之御名無主
11/06/15 05:30:36.52 .net
長城内部からの脱出を防ぐという意図はなかったのかな?

312:天之御名無主
11/06/15 05:50:44.62 .net
普段は交易のためにいくらでも通れるからあんまり意味がない

313:天之御名無主
11/06/15 11:43:20.99 .net
>>306
新羅の古墳から出土した王冠には日本製の勾玉がびっしり取り付けてある訳だが…


314:天之御名無主
11/06/16 01:00:14.65 .net
それ、その時代の日本の「デザイン」が、って事でしょうか?

物なんか持って行けば移動するよ

315:天之御名無主
11/06/16 01:45:13.72 .net
素材かもね。翡翠。
4世紀新羅だと微妙な時期だけど
翡翠は日本とミャンマーの二箇所が原産地。
時期的に南詔国が翡翠を採取するより微妙に早い。
地理的に近いということで、日本産の翡翠だと考えるのが自然。

316:天之御名無主
11/06/16 01:47:12.00 .net
というかあの時代の朝鮮半島と日本列島を日本対朝鮮理解していいの?
新羅、百済、高句麗、大和、扶余って感じじゃね?
ひょっとしたら筑紫や出雲もまだ別国家だったかもしれない。
白村江の戦いも朝鮮半島統一の戦いってより、中国をバックに東夷領域の統一って感じだったろうし。
だからこそ、そのまま倭国まで攻めてくだろうと考えて防人を置いたわけで。


317:天之御名無主
11/06/16 04:15:57.47 .net
4~6世紀の新羅古墳について、とっかかりはこの本が網羅的
URLリンク(www.amazon.co.jp)

318:天之御名無主
11/06/16 18:11:41.40 .net
鹿児島県の韓国岳に登ると、大陸が意外なほどにすぐ側なのがよく解る。
少なくとも縄文時代までは、日本と朝鮮は全く同じ人種と同じ文化圏だった。
日本神話は比較的新しい3~6世紀の物とそれ以前、
沖縄やそれ以南にもまたがる共通する神話とに分類出来るはず。

南方由来の最大の物は月と太陽の関係だ。
太陽は殆どの地域では男で月が女だが、東南アジアの一部と日本では逆だ。
月が妹である太陽にストーカーしてを追い続けると言う構図は
どことなくアマテラスとスサノオの関係を思い起こさせる。
ツクヨミは重要な天体であるにもか関わらず、日本神話では非常に地味な存在。
恐らく、これはツクヨミ固有のエピソードが
政治的な複数の神の融合体であるスサノオを構築する際にとられてしまったからだろう。
アマテラスが男だったという説もあるが、
それはむしろ男系社会が構築された後期の影響と考えられる。

319:天之御名無主
11/06/16 23:11:10.58 .net
>>318
月と太陽?もうちょっと調べた方がいいよ

320:天之御名無主
11/06/16 23:57:26.81 .net
日本神話におけるスサノオってギリシャ神話におけるヘラクレスにイメージ近い
地方の英雄の集大成というか

321:天之御名無主
11/06/17 01:26:59.13 .net
>>320
スサノオがいつ地方を経巡ってあちこちの怪物を退治したと言うのだ
オロチしか退治していないのにヘラクレスと似てるとかあまりにも適当すぎる


322:天之御名無主
11/06/17 01:40:00.22 .net
>>321
追記
ヘラクレスに似てるのは実はヤマトタケル

・少年期に癇癪を起こして人を殺す
・王の命令であちこちに派遣されて勲を立てる
・最後は悲劇的な死を迎えて昇天
・その子孫は父祖の地を武力で征服する


323:天之御名無主
11/06/17 01:48:15.21 .net
>>321
ついでに言えば、スサノオのオロチ退治はギリシャ神話のゼウスによるテューポーン退治同様の意味を持つ

宇宙的秩序の破壊者である地の蛇を、天空の武神が滅ぼして秩序を回復するという内容だ


324:320
11/06/17 09:58:47.99 .net
>>321-323
ごめん、スサノオスレへの誤爆だった
でもせっかくちゃんとした返信くれてありがたいのであっちにも転載させていただくね
感謝

325:天之御名無主
11/06/17 19:32:39.06 .net
>>321
スサノオのことを少し調べたら、他にもやってる事がわかるけどね?

326:天之御名無主
11/06/19 21:19:35.66 .net
ちょっと疑問なんだがお前らは何で民俗学を学んだの?

327:天之御名無主
11/06/19 23:21:29.62 .net
『はじめての民俗学』でな

328:天之御名無主
11/06/19 23:32:34.93 .net
人類学とかの本ならそこそこ読むが
実は民俗学の本は殆ど読んでない

329:天之御名無主
11/06/20 08:45:46.25 .net
大学のゼミで、学部も学科も畑違いなんだがw

330:天之御名無主
11/06/20 19:05:53.07 .net
>>326じゃないけど>>326はhowじゃなくてwhyのつもりで聞いたんじゃないのか?

331:天之御名無主
11/06/20 22:09:57.35 .net
>>327が読み違えるから…

332:天之御名無主
11/06/20 22:14:25.19 .net
ニホンゴムツカシネー

333:天之御名無主
11/06/20 23:52:17.02 .net
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)
金日成の生家前で見た驚きの光景

こういうのって、神様がどうやって誕生するか知る材料になるね

334:天之御名無主
11/06/23 07:22:43.99 .net
久々に民神来たらなんかオカ板難民の板みたいになってね?

335:天之御名無主
11/06/24 00:51:34.97 .net
なってるね
「学」って言葉は最初から無視されてるw

336:天之御名無主
11/06/25 08:24:16.81 .net
>>334
オカルトでも現実に起こっている人々の錯覚を系列にまとめて
意味をつけ識別し系統化した論述で武装すれば、普通に学問になる。

神はそもそもオカルトの領域だからな。

音楽は音学ではないのは明らかで、頭の弱いやつが学だと思ってしまう。
だが音楽学という領域は存在しえる、
学校で音楽も美術もあるだろ、そのための専門学校やら職業訓練すらある。
学問ではない文化や思念、発想など技術的に扱える反証可能な仕掛けや
歴史認識は学問になりえる。
神話も歴史上の文化の1つ、オカルトもそういう風に共通の説明が
なされれば学問になる。

337:天之御名無主
11/06/25 12:17:11.51 .net
それは音楽に失礼


338:天之御名無主
11/06/26 16:12:52.23 .net
>>336
オカルト思想や超常現象ブームは、1970年代から、宗教学や社会学の研究対象になっている。
ただ、反証可能な仕掛けを認めない盲信者をオカルティストと呼ぶんだから、オカルト自身が学問になるのは原理的に不可能だろう。

自分の考えに反証可能性の余地を残している、もしくは反論者と建設的な議論をしているオカルト思想家がいたら、教えて下さい。

339:天之御名無主
11/06/26 23:50:42.90 .net
「科学の分野で語り得るオカルト」ってのは、つまり「科学予備軍」なんだよ
科学で説明できた瞬間に、その「オカルト」は科学になる。
だから、オカルトを主張する人は、誰よりも科学に通じている必要がある。

それじゃまだ納得いかないというのなら、今の科学を否定しなければいけない。
知性ある人々が納得できる別の体系を提示しなければならないわけだ。
そのためには、凡百の科学者よりも科学に通じていなければならない。

・・・ってことがわかってないからオカルト野郎はクズなんだよね。

340:天之御名無主
11/06/27 14:12:24.65 .net
クロウリーとかオカルティストが聞いたら腰を抜かしそうだな
いや、俺のオカルティスト認識が古い気もするが

341:天之御名無主
11/06/28 01:32:38.85 .net
腰抜かしてくれればいいけど、
わかんねえだろうね

342:天之御名無主
11/06/28 19:15:10.54 .net
>>334
俺も鯖落ち以来オカルトの話題が増えてるような気がしてた
質問スレはなんとか機能してるみたいだから別にいいけど

343:天之御名無主
11/06/28 22:17:43.72 .net
>>334>>335>>342
同意。最近なんか見て面白かったスレとかレスあった?
あったら教えてくれ。
前はスレタイをざっと見てるだけでもアレコレ興味をそそられたけどね、サバ落ち以来なんかスレタイでダメw
開いたら開いたで「俺様が教えてやる」系が無自覚に荒らしてるのばっかりだしね…
「質問スレだけ機能してる」は正論だゎ

344:天之御名無主
11/06/29 02:07:43.72 .net
>>336
井上円了、乙

345:天之御名無主
11/06/29 02:37:17.40 .net
今日はアジオたんにお世話になるか...

346:天之御名無主
11/06/29 15:23:59.27 .net
古語で、『多和』って言葉はどのような意味があるのでしょうか

熊野参詣道で。修験道の大峯奥駈のコースの七十五靡の地名に、
~岳、~山、~の宿、~の森、~の窟といったのにならんで、
~の多和(一の多和、船の多和)ってのがあります。

347:天之御名無主
11/06/29 16:41:14.92 .net
>>346
>>346
峠だと思う 別の字で「乢」ともかく

348:天之御名無主
11/06/29 20:20:04.97 .net
峠の古語でたわですね。ありがとうございます


349:天之御名無主
11/07/01 21:51:00.49 .net
上の方でオカルトの話が出てたが
某スレで~は読んどけってレスした奴に面倒くさいから概要だけ教えてくれって言ってる奴がいて愕然とした
まがりなりにも学問板だというのに読む前から面倒くさいとか
なんか本当に板のレベル下がってんじゃないのかなあ


350:天之御名無主
11/07/02 02:20:47.33 .net
レベルが低下してくるのは、それが原因というよりは
むしろ熱心な人が減った結果なことが多いから、
問題意識を抱けてる人が積極的に流れを作っていくしかない。

俺はレベル高くないので微力にしかならんが、
まあお互い頑張ろう。

351:天之御名無主
11/07/02 14:42:30.33 .net
この書き込みの人物を以下から推測可能ですか?


うちはNHKの受信料金は、絶対、払わないよ!!
10年位前、私が書いた民俗学の本が受けて、NHK、民放4社、新聞社3社、雑誌社2社、
専門誌、地元ケーブルTVなどが、たて続けに取材に来たことがあった。
(今はそんなことはないので、ご安心を)
そのなかで、一番、大名取材をしていったのが、NHK!
とにかく、クルーがタクシーで家まで乗りつける。
取材車つかえよ。
しかも、2日間来て、2日間とも2~3時間の長取材で、そのタクシーを待たせっぱなし。
お前ら、超過料金いくらかかるんだよ。
それも、取材はうちだけで、終われば社に直帰。
民放なんて哀れなもんで、うちだけじゃなく、他にも取材をかかえて、時間を見ながら必死。


352:天之御名無主
11/07/02 23:57:43.18 .net
知ったところでそいつをどうしたいのかまず言えよ

353:天之御名無主
11/07/03 00:22:02.13 .net
マルチに反応すんなよ

354:天之御名無主
11/07/03 20:52:01.93 .net
>>349
価値観は様々だけれども「~は読んどけ」ってブン投げる方も問題じゃないか?
概要を書いた上で、より詳しく知識を身につけたければ「~は読んどけ」なら解るがね。
それをすっと飛ばかすと、読んどけと書いたヤツ自身がソレっぽく語っただけで本人が読んでるかどうかも疑問になるしなw

355:天之御名無主
11/07/04 22:54:01.39 .net
>>318
韓国岳から大陸なんか見えないはずだが???

356:天之御名無主
11/07/04 23:38:54.39 .net
>>355
シーッ
九州、鹿児島や朝鮮半島を地図で見たことがない人
山に登ったことがない人


357:天之御名無主
11/07/05 00:01:30.19 .net
壱岐の間違いだろうな
佐賀長崎からでも内之浦や種子島のロケット発射は見える

358:天之御名無主
11/07/05 00:14:11.43 .net
レベルが落ちたと言っても、地理・人類学板に比べるとややマシなんじゃないだろうか。


359:天之御名無主
11/07/05 19:06:00.41 .net
鯖がクラッシュして唯一つよかったことと言えば、
最古スレに記念カキコやコピペ埋めに来るバカがいなくなったことだな

それ以外にはなんの益もないが

360:天之御名無主
11/07/07 15:35:01.81 .net
どとん使うか?

361:天之御名無主
11/07/08 14:58:20.73 .net
>>354
流れとしてはこんなんだった
132 天之御名無主 [sage] 2011/06/24(金) 23:58:03.93 ID: [被レス:1] Be:
ユッケ騒動を見てて思ったんだが
禊ぎ・祓いと食中毒予防の方法論ってよく似てる...
ケガレ思想は古代人の衛生学だったんじゃなかろか
133 天之御名無主 [sage] 2011/06/25(土) 01:56:09.69 ID: [被レス:1] Be:
それは共通部分だけを誇張しすぎだな
141 天之御名無主 [] 2011/06/28(火) 19:14:21.15 ID: [被レス:1] Be:
>>132
>>133の言うように一部の慣習は実際に衛生的に有効だろうけどすべてが当てはまるわけじゃない
ケガレ思想に関してはM.ダグラスの『汚穢と禁忌』を一読しておくことを勧める
145 天之御名無主 [sage] 2011/06/30(木) 22:21:07.02 ID: Be:
>>141
面倒くさいから概要だけプリーズw


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