10/12/13 08:31:57 .net
>>151
その印象は、それはそれで偏りがあるように思う。
さすがに今「基層文化」といえば相当叩かれるレベルだと思うし。
今、もっとも活動的な民俗学者といえば菅豊だけど、
彼は公共民俗学に積極的だし、ほかにアメリカ、ドイツ、中国といった別の国の民俗学との交流も盛んに行なっている。
そんな動きと一部連動した、2008年に筑波が中心になって設立された現代民俗学会の動向も見逃せない。
それとも、民俗学の先端領域にいる大学の人々と地方の古風な民俗学者とでは
架橋不可能な裂け目がすでにできているということか。