07/09/21 18:28:24 e2jz1mOk0.net
無許諾の音楽・映画 ネットで入手、自宅でも違法に
インターネット上で、著作権者の許諾を得ずに流通している音楽や映画など
の作品を、一般の人がパソコンなどにダウンロードする行為が違法になる公算
が大きくなった。現在は、個人が家庭内で楽しむ範囲であれば違法でないが、
文化庁・文化審議会の著作権分科会・私的録音録画小委員会が「違法化」で
著作権法を改正する意見が大勢となったとする中間報告案をまとめた。26日
に公表される。
著作権法は、音楽や映画などを作曲家や映画会社など著作権者に許諾を
得ずに、勝手にコピーすることを禁止している。だが、個人が家庭内で楽しむ
範囲に限ってパソコンなどにダウンロードしたり、複製したりすることを許している。
このため、現在は、著作権者の許諾を得ずに、ファイル交換ソフトや動画投稿
サイト「ユーチューブ」などを使ってネットに違法に配信されたテレビ番組や音楽、
映画であっても、個人がパソコンにダウンロードするのは違法ではない。
法改正が実現すれば、ユーチューブにテレビ局の許諾なしに第三者が違法配信
した過去のテレビ番組を自宅のパソコンに取り込むことや、携帯電話の「着うた」の
違法サイトから楽曲を自分の携帯電話にダウンロードすることも法に触れる行為
となりうる。
民間調査会社ネットレイティングスの調べでは「ユーチューブ」の日本の利用者は
月間1017万人に達している(07年2月)。日本レコード協会の調査では違法な着うた
のダウンロード数は年間2億3400万ファイル以上とされる。法改正されれば、
末端のユーザーに広く影響が出そうだ。
(部分省略)
URLリンク(www.asahi.com)