07/05/22 19:35:51 3AY2pa9A0.net
文章や写真のように厨房/素人でも書き捨て/撮り捨てできるものと
音楽は基本的に違う。何が違うかと言えば、
音楽は最初期の段階で質の悪いものをある程度選別/排除することが出来るが
(文章は巧妙に真似ることも可能だし写真は厨房でも基礎的な定石で佳作が撮れる)
本当に良い音楽は時間をかけないと
その良さが分らない(価値が判断できない)ということだ
そうでなくても其道の職人の書いた世界や、切り取られた光陰、編み出された音楽は、
その着想から選別/生成される過程の全てにおいて多大な人的コストがかかっている
それらを消費者が全て理解し賢く選べているなどと言うのは
消費者の傲慢以外の何物でもない
その価値を認めないとアメリカのように
音楽はジャズとロックとカントリー(演歌)とラップだけという国に
遠からず日本もなってしまうだろう
そうなればそこに価値を見出して育成している欧州や
機会的確立で人口と経済力を増す中印露伯のミュージシャンが幅を利かせる時代が到来するだけだ
漫画やアニメを見てみろ
名誉ばかり与えておいて消費者は実際手に取って評価/購入もしないから
(満喫で読み棄て、レンタルでコピーしまくり)
儲からないところからどんどん中韓に外注が進み技術が流出している
おまえらが中国人やインド人のロックスターを待望して崇め奉りたいというのなら
"その時"がくるまでクリエイティブコモンズでも何でも言ってろぼけ