05/09/05 16:11:46 dh5h+GCg0.net ?
国内レコード会社最大手のソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は4日、
インターネット音楽配信で世界最大手の米アップルコンピュータの
「iチューンズ・ミュージックストア」に、年内にも配信用の楽曲を提供する方針を明らかにした。
ソニーとアップルは、デジタル携帯音楽プレーヤーやネット音楽配信でライバル関係にある。
SMEの楽曲提供は「敵に塩を送ることになる」(業界関係者)が、ネット配信で利用者が最も多い
iチューンズに参加しないと、音楽配信に意欲的な所属アーティストの不満が高まる恐れもあり、
配信代行手数料などで合意し次第、曲の提供を始めることになった。
8月4日に日本でもサービスを開始したiチューンズは、国内レコード会社15社と契約して
約100万曲を配信しているが、洋楽が中心で、邦楽分野の充実が課題とされていた。
人気アーティストの多いSMEの参加で、日本国内の音楽配信ビジネスでも一段と優位に立ちそうだ。
SMEは中島美嘉、平井堅ら日本の人気アーティストの曲を多数保有する。
また、国内レコード会社が共同出資するネット音楽配信会社「レーベルゲート」の
運営の軸となるなど、国内レコード業界に大きな影響力を持つ。
SMEは、iチューンズにも曲を提供することで収入増を図る。
ソニーは、自社の携帯音楽プレーヤーとネット配信サービスの連携強化で、
競争に優位に立つ戦略を進めている。
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)