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第4章 制御への試み
ウィルソンは今度は小説の主人公から目を転じ、人生においてアウトサイダーたらんとしたものに目を向ける。
?アラビアのロレンス(思考に悩まされる性質)
?画家ゴッホ
?天才舞踊家ニジンスキー
この章でウィルソンは、明瞭に区別しうる3種類の「アウトサイダー」と各自が自分の「アウトサイダー」らしさと
戦うための修練を検討する。3種類の修練とは、智能、感情、肉体(智能がロレンス、感情がゴッホ、肉体が
ニジンスキー)にたいする修練であるが、これらのうちどの一つもそれのみでは完全なものではないことがわかる。
ゴッホとニジンスキーは発狂した。ロレンスは精神的自殺である。