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男児殺害 母親に懲役５年の判決 「身勝手な犯行」と指摘＜岩手・花巻市＞
2022年3月18日 金曜 午後9:20
自分が産んだ赤ちゃんを殺害し、遺体を遺棄した罪に問われている３２歳の女の裁判員裁判で、岩手・盛岡地方裁判所は「身勝手な犯行」と指摘し、３月１８日、懲役５年の実刑判決を言い渡した。
判決を受けたのは、岩手県花巻市大迫町の無職・高橋芽衣被告（３２）。
判決によると、高橋被告は２０２０年１０月、自宅でひとりで出産した男の子を湯を張った浴槽に沈めて殺害し、その遺体を遺棄した。
３月１８日の判決公判で、加藤亮裁判長は「妊娠を周囲に知られたくない、子どもがいなくなれば今まで通りの生活が送れると考えていた」とし、「身勝手な犯行である」と指摘した。
一方で「子どもを供養し続ける」と述べ、「反省している」として、高橋被告に懲役５年の判決を言い渡した。
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