18/06/30 16:58:37.38 .net
〈ホーリー&ブライト評〉
ゴダイゴは自分たちの存在意義を見失っている。最近のメディア露出の仕方から疑問を持っていたが、この曲を聞いて確信した。
この曲が主題歌となる番組は「西遊記」「特撮もの」という子ども向けな題材を日曜8時に放送する挑戦的な企画だった。視聴者層もC層ではなくT層男子やM1層を多分に意識しており、ゴダイゴ起用もその一環だったハズだ。
ゴダイゴの特徴はタケカワユキヒデが生み出すビートルズ調の美しいメロディーラインもあるが、英語の歌詞で社会問題を扱ったプログレッシブロックである。まさにT層男子やM1層が好むジャンルだ。
「ホーリー&ブライト」は佳曲である。ただその非常に優しい曲調はC層やT1女子向けだと思うのだ。それはゴダイゴがアイドルのような爆発的人気の源となった層と合致する。
アイドルバンドに路線変更したというならそれも良いだろう。ただ最新アルバム「OUR DECADE」を聞いていると路線変更したとも思えない。加えてメンバーの卓越した演奏技術も捨てがたい。
ゴダイゴに自分たちの存在意義を見つめ直してほしい。そう思わせる曲だった。