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※今の韓国人は1910年から1945年までの日本の韓半島(朝鮮半島)統治に対して恨みを持つ理由として「韓国語やハングルを奪った」ことを挙げたりする。しかし、半島統治の末期、戦時体制や「内鮮一体」政策が始まる前まで、日本の統治は韓国語を制限・禁止するどころか、むしろ民衆にハングルを普及させていた。
韓国語の文字「ハングル」を最初に学校教育に導入して体系的に教えるようにしたのは、日本の半島統治機関「朝鮮総督府」だった。当時の朝鮮は、王宮や官僚など、一部の知識人が漢文で読み書きもしていたが、一般民衆にはこれが不可能であり、放置されていた。
ハングルは15世紀に発明されたが、文字を独占していた特権階層による反対に妨げられ、きちんと使用されなかった。朝鮮のハングルを再発見し、既存の日本の「漢字・かな混用文」に着目して、「漢字・ハングル混用文」を考案したのは、日本の先覚者「福沢諭吉」(1835~1901)だった。
その後、朝鮮総督府は小学校の段階からハングル教育用の教科書を準備して、日本が韓半島に建てた5200校の小学校で朝鮮人児童らがハングルを学習するようにした。日本は朝鮮人から言語を奪ったのではなくて、反対に、朝鮮人が自らの母国語をキチンと読み書き出来るように文字を整備した。
更に日韓併合当時、韓国人(朝鮮人)の平均寿命は24歳だったのだが、日本統治期間中に2倍以上、寿命が延び、人口の絶対数もまた倍増した。米の収穫は3倍となり、餓死が根絶された。
裸の山には6億本の樹木が植えられた。そして100kmだった鉄道が6000kmへと延長された。水豊ダムは当時、世界最大級の水力発電所だった。
このような韓半島地域の発展に要された資金は、当時の日本政府(日本国民の税金)が全て負担した。現在の価値へ換算すれば、60兆円以上の莫大な資金が当時の韓半島に投入された。本土からこのような莫大な資金を集めて、韓半島を近代化させたケースは世界的に類例が無い。
※この記事は韓国の保守論客ファンドビルダーさんの寄稿文を日本語に翻訳したものです。韓国メディアには既に韓国語版が公開されています。翻訳の正確さに対する責任は当社にあります。
※ファンドビルダー氏:ソウル出身。高麗大学卒。韓国人が幼い頃から学び、聞き、見てきた日本関連情報の大部分が歪曲(わいきょく)、誇張、捏造(ねつぞう)などで汚染された状態であることを残念に思い、真実を知らせる趣旨でコラムを書いている。慰安婦、徴用、外交・安保、経済など様々な分野を扱う。
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