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【独自】在日韓国大使館・サムスン電子日本支社の差し押さえも検討
朝鮮日報日本語版 10/19(月) 7:49配信
日本の政権与党、自民党が韓国大法院による徴用賠償判決で差し押さえられた
日本企業の資産が現金化された場合の報復措置として、東京の在日韓国大使館、
サムスン電子日本支社の差し押さえを日本政府に要求したことが18日までに明らかに
なった。これについて、日本政府は法的検討を行い、困難だとの立場を伝えたが、
自民党は依然として強硬対応を求めている。菅義偉首相が最近、
徴用企業の資産が売却された場合、訪韓できないとの立場を韓国政府に伝えた背景には
自民党のこうした強硬な立場があったとされる。
複数の東京の外交筋は「自民党強硬派は大法院判決で差し押さえられた
日本企業の資産が売却された場合、断交を辞さないほど強硬に対応すべきだとし、
東京の韓国大使館とサムスン電子支社に対する差し押さえ案を報復措置として要求した」
と述べた。韓国政府を代表する大使館と
財界を象徴するサムスン電子に対する差し押さえを求めた格好だ。
在日韓国大使館は条約に基づく治外法権区域であり、サムスン電子支社は徴用問題とは
無関係な民間企業であることから、差し押さえは事実上不可能だ。
それでも自民党外交部会を中心にそうした要求が出ており、
日本の法務省、外務省などが法的検討を経て、日本の憲法や法律に反しており、
そうした報復措置は難しいとの立場を自民党側に伝えたという。
しかし、自民党からは有事に際し、東京の韓国文化院に対する制裁、日本に駐在する
韓国の外交官の人数制限などの措置を取るべきだとする要求を続けているという。
別の外交筋は「在日韓国大使館とサムスン電子の差し押さえというのはとんでもない
発想だが、自民党がそれを求め、日本政府が法的検討まで行ったという事実が重要だ」
とした上で、「それほど日本の保守層が徴用企業資産の売却問題に敏感であることを
示している」と指摘した。