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撤去期限が迫る「ベルリンの慰安婦像」 韓国人団体は法的措置で「徹底抗戦」へ
辺真一 ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
10/13(火) 10:31
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
ドイツの首都・ベルリン市のど真ん中に設置されている「平和の少女像」と称される
旧日本軍従軍慰安婦像は今月14日までに撤去されることになっている。
ドイツでは3体目となる「慰安婦像」はドイツ在住の韓国人団体「コリア協議会」に
よってブランデンブルク門やベルリン中央駅などがあるミッテ区の公共の場に
先月25日に設置されたが、ミッテ区のフォンダッセル区長が許可から一転不許可とし、
今月8日に「14日までに撤去せよ」との行政命令を出していた。
行政命令は強制力を伴うもので、区長は「自主的に撤去しない場合は、
市当局が強制的に撤去し、その費用を協議会に請求する」としている。
しかし、「コリア協議会」が市の都市空間及び建築芸術審査委員会の審査を得て
「1年の期限付き設置を認められていた」として区に異議申し立てをする一方、
ベルリン行政裁判所に撤去命令執行停止仮処分を申請するとしているので
14日までの強制撤去に待ったがかかるかもしれない。但し、一両日中に申請し、
受理されなければ、時間切れとなり、自動的に撤去される公算が高い。
仮に受理され、訴訟となれば、裁判所の最終判断まで数週間から数か月はかかる。
区長の判断で急転直下、不許可、撤去となったことから像の設置に協力してきた
ドイツの女性、市民団体では区庁前で撤回を求める集会を計画しており、
ベルリン市民社会にも少なからぬ波紋が広がっている。
そうした中、シュレッター元首相夫妻までが区長宛てに
「撤去は理解しがたい」として撤回を求める手紙を出していたこともわかった。