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文大統領の娘のプライバシーは重要だが…「ファーストファミリー」ノイローゼ
2019年02月04日12時08分 中央日報/中央日報日本語版
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の娘ダヘ氏をめぐる批判は、歴代大統領の家族の
「受難史」を思い出させる。「ファーストファミリー」のプライバシーも保護される
べきだが、常識的に納得できない場合は疑惑が膨らむしかない。
ダヘ氏は昨年、家族が暮らしていた旧基洞(クギドン)のマンションを
夫婦間贈与方式を経て売却し、東南アジアに移住したことが明らかになった。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「不法・違法はなかった」と釈明し、
こうした情報を入手した野党を批判している。
政界と世論の声は高まっている。「大統領の家族までも国から出ていくのか」
「誰でも居住移転の自由がある」などの意見が出ている。国会のある関係者は
「文大統領の娘夫妻をめぐる世論は旧正月以降も続きそうだ」と話した。
続いて「大統領の家族に関する話が後に大型事件に発展した事例は一度や二度でない。
市民は今回も『ノイローゼ反応』を見せるだろう」と話した。
実際、歴代大統領の家族の疑惑はほとんどが検察の捜査につながった。
「ファーストファミリー」疑惑は政権を揺るがす「ゲート級」事件に飛び火したりもした。
朴槿恵(パク・クネ)政権当時には朴前大統領の弟と妹の疑惑が浮上した。
弟の朴志晩(パク・ジマン)EG会長は2014年、「チョン・ユンフェ国政介入」
文書流出問題に巻き込まれた。朴志晩会長と朴前大統領の国会議員時代の秘書室長だった
チョン・ユンフェ氏の権力暗闘という疑惑が提起され、朴会長は検察の取り調べを
受けた。妹の朴槿令(パク・クンリョン)元育英財団理事長は朴槿恵政権当時、
李碩洙(イ・ソクス)特別監察官に詐欺疑惑で告発されて有罪が確定した。