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>>61
米ランド研究所(カリフォルニア州サンタモニカ)の
上級研究員で朝鮮半島問題専門家のブルース・ベネット氏は、
「金氏は、安全保障における米韓の意見の不一致を非常に喜んでいる公算が大きい」
と述べた。
一部専門家はトランプ氏が金正恩氏に何を提案するのか懸念しており、
どんな形にせよ在韓米軍の撤退となればアジアの安全保障にリスクをもたらす
恐れがあると警告した。
韓国国防省によれば、同国には米軍駐留部隊に加え、米軍のミサイル防衛システム、
戦闘機90機、ヘリコプター40機、武装車両約130台が配備されている。
韓国国防省および外務省で顧問を務めた申範チョル(シン・ボムチョル)氏は先週、
自身のブログに、米韓の意見対立が続けば
「在韓米軍の削減につながる可能性も否定できない」と指摘、
「そうなれば韓国の安全保障上、深刻な問題となるだろう」と述べている。
韓国国家安全保障会議の元高官、全星勲(チョン・ソンフン)氏は、
米国が韓国から駐留軍を撤退すれば、ロシアと中国の長期的な脅威への対抗など、
広範な戦略を損なう恐れがあると指摘した。
米情報機関当局者も29日に米国への脅威に関する報告でそうした危険性を強調している。
現在、韓国の民間シンクタンク、峨山政策研究院の客員研究員を務める全氏は、
「米国にとって韓国からの駐留軍撤退に伴う政治的、戦略的なコストは、
経済コストの削減で得られるものよりはるかに大きなものとなる」と強調した。