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スティーブン・ビーガン北朝鮮担当特別代表は1月31日、
北朝鮮が非核化する見返りに米軍が撤退するとの見方を一蹴した。
ビーガン氏はスタンフォード大学での講演で、
「われわれはこうした取引を示唆する外交協議に一切関わっていない。
それが話し合われたこともない」と述べた。
韓国の軍事予算は世界で10番目に多く、2019年には前年比8％増の420億ドルとなった。
各国の国防支出を追跡しているストックホルム国際平和研究所によると、
韓国は2017年までの10年間で、軍事費を40％以上増やしている。
米国は同じ期間に8％増やした。
文氏と韓国の国家安全保障顧問は、北朝鮮との外交接近にもかかわらず、
米韓の軍事同盟の重要性を強調してきた。
文氏は昨年9月、金氏との首脳会談後の記者会見で、
南北間の平和条約締結が、必ずしも米軍撤退を意味しないと述べていた。
文氏は数週間後、米軍当局者に対し、同盟が安全と繁栄をもたらしていると評価した。
それでも、コスト負担をめぐる論争は、韓国の議員間に異例とも言える、
党派を超えた結束をもたらしている。同国の議員らは経済成長が低迷しているだけに、
対米支出が増えることに反対している。論争によって関係が緊張するなか、
米韓が北朝鮮の指導者に付け込まれるリスクが生じている。