18/11/26 12:09:10.56 SS+ELgBP.net
>>191
暴力と快感は容易に結びつく
それまで私は個人的に外国人に嫌な思いをさせられたことはなく、逆にバイト先で面倒を見てもらったりした経験しかなかった。映画も中国、韓国、香港映画を好んで観ていたし、悪印象どころか好感を持っていた。
はずなのに、私は中韓叩き記事をむさぼり読んでは快感を感じるようになっていた。明らかに理屈が通らないのに、そのときはおかしいとも思わなかった。日本がホメられて嬉しい、では飽き足らず、叩くべき「敵」が人生に現れて楽しかった。
なんか目的ができた気になった。バカみたいな話だけど、確かにそういう気持ちだったのだ。
けど、ある日いつものように中韓叩きまとめブログを読んでいたとき。
そこは国内のニュースもトピックに挙げることがあり、その日は電車内の痴漢のニュースが取り上げられていた。
まとめられた2ちゃんの意見もコメント欄も、「冤罪をかぶせて金をむしり取る女は死刑」「ちょっと触られたくらいで大げさ」「ブス・ババアほど痴漢と騒ぐ」「女はクズ。まんこしか価値なし」等の女叩きのオンパレード。
一気に頭に血が上って反論を書き込み一通りネット上で匿名の相手と罵り合いを続けた。
話は当然噛み合わず平行線の揚げ足取り合戦になり、私は疲れて、そしてふいに気づいてしまった。
いま女という属性をひとまとめにされ偏見でもって叩かれ侮辱されていることに怒っているけれど、それは、この数年、自分が中国や韓国に向けてやってたことと同じだ。