18/10/01 07:58:26.38 eiQYquph.net
その対として彼らは佐喜眞氏支持を鮮明にし、デニー氏に対し徹底的な誹謗中傷やデマの流布を行なった。 9月に入り週刊誌報道で”デニー氏に隠し子疑惑”が
報じられると、著書を持つクラスの保守系言論人らが、こぞってこの事実に尾ひれをつけてSNS上で拡散した。が、この報道はデマであった。
デニー氏は9月11日付報道で、「インターネット上を中心に自身に関する事実誤認のデマが拡散しているとして、名誉毀損の疑いで那覇署へ刑事告訴の手続きに
入った」と毅然とした対応を示す。デニー氏にとって、対決するのは佐喜眞氏だけではなく、ネット上にばらまかれたフェイクニュースでもあったのである。だが選挙期間中、
デマであると確定したデニー氏に関するフェイクニュースは、ネット右翼の中では訂正されること無く拡散を繰り返した。
在沖縄のネット右翼活動家らや、及び全国に存在するネット右翼の、「善意による」佐喜眞氏への勝手連的な応援は、沖縄の有権者に佐喜眞氏への親近感を
高めるどころか、却ってマイナスの材料になったのではないか?と私は観ている。彼らは口々にこう絶叫した。
「玉城デニーが知事になったら、沖縄は中国にのっとられます」
「玉城デニーが知事になったら、中国の工作員が沖縄を破壊します」
このような、トンデモ陰謀論とも思える連呼とセットに佐喜眞氏を応援することで、常識的な感覚を持った有権者の多くは、むしろ佐喜眞氏へのネガティブイメージを
持つに至ったかもしれない。沖縄に中国の工作員などいないし、彼らの破壊工作を沖縄二紙が隠蔽しているはずが無いことは、他でもない沖縄県民が一番よく知っているからだ。
ネット右翼が叫ぶトンデモ陰謀論的世界観は、中央(東京)から放送される一部の極端に偏向したCS番組や保守系論壇誌、あるいはネットニュースの中で俎上に
あがるだけで、実際には「保守」「ネット右翼」という自閉した巨大なサークルの中でしか通用しないジャーゴン(組織内言語)に他ならない。 だから、在沖縄の街頭で
行なわれたこのような叫びやSNSでの拡散は、沖縄の有権者にとってノイズとしてしか認識されなかった。
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