18/09/29 12:46:37.88 BuYEfHL+.net
大学受験に失敗したこの息子。その後両親から借金をして会社を興すも、数年で倒産。返す刀で再び両親に無心をし、その金で株に手を出すが、失敗したのだという。
さらにこの期に及んで、息子は「パソコンのソフトを作っているから、それぐらいは作ってから家を出て行きたい」と勝手なことを言う。
チラリと映るこの息子の引きこもっていた部屋には、何年も前の型としか思えない古臭いパソコン機器しか見えない。
彼はいまさら、どんなソフトを作ろうというのか。そして作ったところで、それをどう販路に乗せるのだろう……。
「成人の引きこもりの増加が社会保障を圧迫することになる」
息子とスクール側の話し合いは、なんと7時間にも及んだ。現実を認めようとしない息子に対して、根気強く説得を続ける廣岡校長。ここでVTRは次のケースに移ってしまう。
正直「え? あの息子どうなった!?」と困惑するんだけど、この後はゴミ屋敷と貸した親の家を占拠し続ける40代引きこもりを説得する場面に。
1年以上入浴もしていないというこの引きこもりも強烈だったが、3時間程度で説得に応じて寮に入って生活することになった。
この後、ワンステップスクール伊藤学校には、14歳から47歳までの寮生37人が、自立を目指した共同生活を送っているという説明が入る。ん? 14歳から47歳……あ、47歳!
冒頭のVTRで登場した、あの12年間引きこもっている47歳の息子も、無事に入寮したということだろう。いや、そう思いたい。
廣岡校長は、最後にこう話している。
「成人者の引きこもりが、相当数増えてきている。それは社会の働き手を失うだけではなく、結果的には社会保障まで圧迫されてくる」
ところで、厚生労働省は、増え続ける成人の引きこもり対策として、平成21年度から「引きこもり対策推進事業」を行っている。
地域支援センターを設置するなどして、適切な支援と引きこもりに悩む人々の結び付けを目的とした事業だそうだ。
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