18/09/26 13:36:20.56 VPm/47+A.net
中には20年間ひき・こもりだったという男性もいた。メンタルフレンドの介在によって、一人ひとりが社会へ出られる
ようになればと藤原さんらは願ってきた。だが、出てはまたひき・こもり、それを何回も繰り返し、気づけば長い年月が
経っていたというケースもある。
ひき・こもりの人たちもその親たちも高年齢化していくなか、ひき・こもりの人のきょうだいも、親亡き後にどう支援
すべきかと、模索し始めた。
「不・登校情報センター」では、親の対応学習会として「大人の引き・こもりを考える教室」を毎月開催している。
最近は、高齢化する親にまじって、当事者のきょうだいが、将来の対応について相談に訪れることもある。
あるとき、ひき・こもる妹を心配して、母親といっしょに相談に訪れた兄もいた。
一方で、ある40代のひきこ・もりの男性の兄は、「おまえはおまえ。俺は俺。親が死んだら、自分でやってくれ」
と宣言しているという。「きょうだいは他人のはじまり」などという言葉もあるが、現実にこの言葉をきょうだいに
突きつけるのは、心理的にハードルが高いはずだ。
ひきこ・もりの当事者は、相談の場でこんな本音を話題にし始めた。