東アジアの共通認識「儒教」を語るat KOREA
東アジアの共通認識「儒教」を語る - 暇つぶし2ch305:マンセー名無しさん
18/08/17 12:08:19.79 aTgaF86j.net
>>304
ちょっと前にワオが生粋ニキ向けに貼ったんやけど↓とかどうやろ?🤗
土田健次郎「読書案内」、『儒教入門』東京大学出版会、2011、231-233pから
・桑原隲蔵『中国の孝道』、講談社学術文庫、講談社、1977
儒教の中心に位置する孝道について、中国法制史との関係から記述した名著として知られている。
中国における孝の圧倒的な権威がよくわかる。
・津田左右吉『儒教の実践道徳』、『津田左右吉全集』18、岩波書店、1965
儒教の実戦道徳の代表である忠と孝について、全面的検討を加えている。
一般の儒教解説書には無い鋭い指摘が随所にあり、儒教を冷静に考える際の必読書である。
・小島祐馬『古代中国研究』、東洋文庫、平凡社、1988
特に儒教の社会思想や祭祀についての概説部分が、儒教についての基礎知識を得るうえで有益である。
・吉川幸次郎『支那人の古典とその生活』、『吉川幸次郎全集』2、筑摩書房、1968
中国において儒教の経書の果たしてた重要な役割を知るのによい
・戸川芳郎・蜂屋邦夫・溝口雄三『儒教史』、世界宗教史叢書10、山川出版社、1987
中国儒教史のみで他地域は含まれていない。三人の著者の研究成果が盛り込まれていてそれぞれの執筆部分に個性がある。
特に溝口氏が担当した宋以後は、儒教史を社会史との関連から捉えなおそうとした意欲的なものである。
・加地信行『儒教とは何か』、中公新書、中央公論社、1990
儒教を宗教であるとする立場から儒教の見直しを図った書である。論述が明快で、新たな儒教像を提示したとして話題になった。
・渡辺浩『近世日本社会と宋学 増補新装版』、東京大学出版会、2010
日本において儒教がいかに変容したかが豊富な例で解き明かされている。日本儒教の性格を考える時の必読書である。
・古田博司『東アジアの思想風景』、岩波書店、1998
朝鮮史研究者による刺激的な内容の書物で、朝鮮儒教の特色や日本儒教の異質性の指摘は、
儒教文化圏という括り方に対する問題定義になっている。
・土田健次郎『二十一世紀に儒教を問う』、早稲田大学出版部、2010
特に第二章「二十一世紀の儒教」は、長年欧米やアジアで儒教の現代的意義を説いてきた
ハーバード大学名誉教授の杜維明による、よくまとまった現代儒教論である、現代における儒教肯定論の論法がよくわかる。


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