17/12/24 19:05:40.26 Sgc9EJrn.net
「なんでそんな質問をするんだろう?!
どうしてそんなに自分達に自信が持てないの?
大体、僕が日本人に対してどんな印象を持っていたとしても、そんなこと、
たいしたことじゃないし、 気にする必要はないんだよ!」
>日本人は「辺境民」である。by内田樹
>武道家であり、思想家である内田樹氏。2009年頃の著書、「日本辺境論」に、こんな記述があります。
・・・ 本書における私の主張は要約すると次のようなことになります。
「日本人にも自尊心はあるけれど、その半目、ある種の文化的劣等感がつねにつきまとっている。
それは、現に保有している文化水準の客観的な評価とは無関係に、
なんとなく国民全体の心理を支配している、一種のかげのようなものだ。
ほんとうの文化は、どこかほかのところでつくられるものであって、自分のところのは、なんとなく
おとっているという意識である。
おそらくこれは、はじめから自分自身を中心にして一つの文明を展開することができた民族と、
その一大文明の辺境諸民族のひとつとしてスタートした民族とのちがいであろうと思う(梅棹忠雄「文明の生態史観」)」
最近でもなんでもなく、古来より日本人は「辺境人のメンタリティ」を持っているということです。
この辺境人のメンタリティの発露として一番代表的なものが、
「中心」からの距離、比較でしか自らを定義できない(「○○に比べて日本(人)は~」ってやつです)。
この比較の対象となる中心というのが、古くは中華、
現代では西欧ということだと思います。