16/05/05 17:02:14.70 mLeduVmA.net
>>768
朝鮮戦争特需
日本は日中戦争 (1937-1945年) につづく太平洋戦争
(1941-1945年)で国力を消耗した上に、米軍の無差別爆撃で
壊滅的な破壊を受け、1945年8月15日の敗戦時に国土は
疲弊の極に達していた。
終戦当時、外地には旧日本兵ならびに一般居住者が
合計700万人いて、それぞれ復員、引揚げとして順次
帰国してきた。しかし、国内の被災者に加えて膨大な
帰国者をも受け入れる産業基盤がなく、都市にも、
農村にも失業者があふれた。
そこに 朝鮮戦争が勃発し (1950年6月25日)、半島全土を
巻きこんで激しい戦闘が繰り広げられた。1953年7月27日に
停戦が成立するまで、韓国軍は約20万人、アメリカ軍は約14万人、
国連軍全体では36万人が死傷し、北朝鮮軍が約52万人、
中国人民志願軍は約100万人が戦死したと言われる。民間人の
犠牲者の数は100万人とも200万人とも言われ、一説には
全体で400万人~500万人の犠牲者が出た。
この戦争中、日本はアメリカ軍の兵站基地となり、戦争特需で
空前の活況を呈した。この特需を通じて、日本の経済は
不死鳥のごとく蘇った。
スレリンク(ms板:432番)