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日弁連新会長に中本和洋氏 大阪弁護士会元会長
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日本弁護士連合会（日弁連、会員約３万７千人）の村越進会長（６５）の任期満了に伴う次期会長選が５日、行われ、
大阪弁護士会元会長の中本和洋氏（６９）が東京弁護士会所属の高山俊吉氏（７５）を破って当選した。任期は４月１日から２年間。
仮集計によると、中本氏は１万２２８２票で、全国５２の弁護士会のうち４８会で高山氏を上回った。
高山氏は４９２３票。投票率は４７・１８％で過去最低だった前回の４６・６４％をわずかに上回った。
中本氏は昭和５６年に弁護士登録。日弁連理事や副会長を歴任した。現執行部路線の継承を訴えてきた中本氏は、
「民事司法が十分に機能していない。課題は多く、日弁連として取り組んでいきたい」と語った。
高山氏は法科大学院制度の廃止や司法試験合格者数の徹底的な絞り込みを訴えたが、
及ばなかった。
今回からインターネットによる選挙運動が解禁され、
候補者はホームページで主張や経歴のＰＲが可能になった。