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>>496
コシヒカリは、1956年(昭和31年)、福井県農業試験場にて誕生しました。
名前は、越(こし)の国に光輝くことを願い命名されました。品種開発に
あたった中心人物は石墨慶一郎氏で、彼はコシヒカリ以外にも様々な
品種を生み出した人物でもあります。
コシヒカリが誕生してすぐ、新潟県の推奨品種として登録されました。
というのも、当時のコシヒカリを福井県で栽培するには、難題があった
のです。すなわち、収穫期が遅いことです。まだ気温が高いため、
稲が伸びやすく、秋雨や台風の影響を受けて倒伏しやすいでした。
一方、新潟県ではそれらの問題がクリアされ、一足先に奨励品種と
なったのです。
誕生以降、福井の土地柄にあった栽培技術の改良が続けられ、
1972年(昭和47年)にようやく福井県の奨励品種となりました。
現在では、全国各地でコシヒカリが栽培されるようになり、さらに
コシヒカリから生まれた品種(子孫)も数多くあります。「ひとめぼれ」
「あきたこまち」 「はえぬき」 「つがるロマン」 など、聞き覚えが
あるのではないでしょうか。
URLリンク(info.pref.fukui.jp)