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捜索救助に奔走、三浦沖貨物船衝突で横須賀海上保安部
三浦市の剱崎から南東約6キロの海上で18日に起こったパナマ船籍の貨物船と
韓国籍の貨物船の衝突事故。横須賀海上保安部船艇基地(横須賀市田浦港町)には、
沈没したパナマ船籍の中国人乗組員計11人が次々に運ばれた。20人の乗組員のうち、
1人が死亡、8人が行方不明の惨事となり、同基地などは未明から終日対応に追われた。
事故は同日午前3時10分ごろに発生した。救助に当たった同保安部所属の巡視艇
「すがなみ」が同7時15分ごろ、5人を乗せて同基地に到着。5人は毛布にくるまれ、
同保安部職員に付き添われる格好で、施設に入った。同保安部は直後から、事情聴取を開始。
同保安部関係者によると、通訳官が、船が沈んだときの様子などを質問すると、
落ち着いて受け答えをしていたという。5人に目立ったけがはなかったが、夕方に
体調不良を訴え、救急車2台で市内の病院に搬送された。海上の油を飲み込んだこと
などが理由で、2人が入院したという。同9時すぎには巡視艇「きぬがさ」が2人を
搬送してきた。消防局の関係者に肩を借り、うつむき加減に自力で歩いていた。2人は
肩や足にけがを負っており、近くの自衛隊横須賀病院(同町)に救急車で運ばれ、入院した。
同10時すぎには、心肺停止状態で三浦市内の病院に搬送された1人の死亡が確認
された。午後0時25分ごろには、民間船舶に救助され、伊豆大島の病院に運ばれていた
4人が同基地に到着した。いずれもけがはなかったという。
同保安部は約100人、巡視艇6隻が出動し、行方の分からない8人を捜索。
日没以降も規模を縮小し、捜索を続けた。
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