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偽サイトの口座開設容疑 中国人２人送検 兵庫県警
インターネット通販の「偽サイト」で代金の振込先に使われた口座を不正に開設したとして、
兵庫県警サイバー犯罪対策課と灘署などは１２日までに、偽造有印公文書行使と詐欺の疑いで、
いずれも中国籍で、留学生顧嘯海容疑者（２４）＝大阪市西成区北開１＝と
インターネット販売業、黄乙峰容疑者（２５）＝東京都豊島区東池袋２＝を逮捕、送検した。
逮捕容疑は昨年４月、大阪市発行の国民健康保険証の名前などを偽造し、別人になりすまして
インターネットバンキングの預金口座を開設、ＩＤとパスワードをだまし取った疑い。
２人は容疑を認め、黄容疑者は「中国の友人に頼まれた」と供述しているという。
同課によると、顧容疑者名義の保険証を撮影し、コンピューター上で名前などを架空の日本人名に
加工し、本人確認をすり抜けていた。口座は偽サイトの運営者に売られたとみられる。
口座には昨年６～７月、約２００人から約３００万円の入金があり、
偽サイトでの購入者から「入金したが商品が届かない」と相談が寄せられていた。
同課などは、黄容疑者の自宅から偽造保険証約３０枚などを押収しており、入手先や偽サイトの実態を調べる。
神戸新聞 2014/3/12 18:23
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