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「正字(正字体)」…日本の書道用語。特に『康煕字典』に採録された文字。
「正体(正體字)」…中国の書道用語。各時代の正式書体。周代は籀文、秦代は小篆、漢代は隷書、六朝時代は楷書。
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中国の書道史
正体(せいたい、正書体・標準体とも)とは、各時代の正式書体のことである。
周代は籀文、秦代は小篆、漢代は隷書、そして六朝時代は楷書が正体に昇格する。金石などに文字を刻するのは永久に遺こすことを目的にしているため、使用される書体はその時代の正体である。