12/01/09 19:46:14.11 FU8PetBZ.net
弊國有漢文訓讀法。今試以翳如先生之文訓之。
甚(はなはだ)しき哉(かな)、六朝書生の言(げん)や。余これを聞く。
“痛みの身に著(つ)かざればこれを忍(しの)べと言い、
錢の家を出でずんばこれを與(あたえ)よと言う”
此(こ)れの謂(い)いか?
夫(そ)れ焚書坑儒は始皇の事なり。始皇、開闢の主に非ざるか?
余、敢(あえ)て其(そ)の可否を謂うに非(あら)ず。
而(しこう)して國治(おさ)まらざるを自強に求めず、卑顏して腰を折る。
此れ古今同(おな)じきなるか?
八王の後、生靈荼毒し、五代の間、神明慘惻するの若(ごと)くに至る。
古(いにしえ)より外を以て内を安んずるは未(いま)だこれを聞かざるなり。
且(かつ)つ夫れ兵は兇なり、戰は危なり。兇危の機を以て安順の時を求む、得べきか?
君自らこれを思え。
「之」字轉「の」「これ」
「可」字轉「べき」「べし」
「也」字轉「なり」