12/11/16 18:32:11.10 w8CMXdNK.net
>>4
ヒエログリフを見れば解ると思うが元々は絵文字なんだよ、漢字も甲骨文字という絵文字が起源。
そしてアルファベットはヒエログリフと楔形文字を組み合わせて作られたと言われている。
絵文字は何かを指すシンボルであったり、行為を表す。標識みたいな物だ「出口」「止まれ」とか。
ヒエログリフも甲骨文字のようにもともとは神事・占いとかに使われ、天文観測による暦とかに
使われ、限られた者だけに使用が許された特殊な性質を持った文字だったはずだ。
ただ絵文字は意味さえ理解すれば言語に関係なく理解でき、意思の疎通が可能になるので
非常に利便性が高い、それ故現在まで継承されてきたのが漢字であり、大陸とは言語の文法が
異なる日本でも使うことが出来た。
しかも日本人はレ点というのもの発明し、漢字仮名混じり文へと改造してしまった。
漢字の場合は、殷の神官だけが使っていた甲骨文字を、周が殷の仕事の下請けをしたことから
甲骨文字を会得し、これを神事・占いだけではなくオープンな文字として他の地域にまで
勝手に流通させてしまったことから、公の文字となり色んな部族間で使われるようになった。
ヨーロッパ言語はアジアの多様な言語に比べればルーツが限られており、文の構造も似ている。
故にアジア以上に表意文字が広がっても良さそうな気がするがそれが阻止されたんだろう。
そこで話し言葉を記録する手段として表音文字が開発された。
ヨーロッパ言語は表音文字であるがために、言語が違うと単語も変わってしまう。
ところが各言語のルーツがほとんど共通なので、他の言語を容易に理解することが出来る。
中国の場合は表意文字なので、言語や撥音が違っても漢字を書けば意思疎通が出来る。
ところが言語のルーツはヨーロッパの各言語より多様であるため、表音文字にすると
全く通じなくなる。しかも表意文字が故に音だけを表現することが苦手である。
日本語の場合は音を表すだけでも平仮名片仮名の2種類を持ち。
漢字を多用することで表意文字のメリットも享受し、しかも複数の文字を合わせて熟語を作ったり
逆に長くなりすぎた熟語を簡略表現したり、やりたい放題である。アルファベットまで混ぜてしまった。
日本人って凄すぎw