【勝手に】感じで漢詩【解釈】3at KOBUN
【勝手に】感じで漢詩【解釈】3 - 暇つぶし2ch750:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/03/22 13:03:46.86 uVdwS7Iv.net
こんにちはですよ
せっかく近所で桜が咲き始めたと思ったら、また冬の寒さに逆戻りですよ
お彼岸のお寺参りも行って来ましたが、寒くて境内の出店を楽しんでる余裕も有りませんでしたよ
おまけに雨パラぱらついたので、閉めてしまったお店もありましたし
とほほのほですよ
でも、めげてたって始まらねーのですよ
面白いこと、楽しいことは自分で見つけねーと
こんな日はお豆腐の餡かけが良いですよ
身体がとても温まりますよ
生姜を添えるのも良いですが、和辛子もなかなか合いますよ
もちろん、お手軽な七味や一味もいけますよ
そこに沢庵や、炒め胡瓜の甘酢醤油漬けがあると飲茶にはもってこいですよ
美味しいことはいいことですよ

そんな食べ物とは無関係な今日の詩ですよ
まあどうぞ

751:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/03/22 13:05:10.90 uVdwS7Iv.net
  『別詩』  by元帝

別れ罷(や)みては 花枝 共に攀(つ)かず
別れて後 書信 相い関せず
行人を覓(もと)めんと欲して 消息を寄(よ)す
衣帯の潮水 暝(くれ)に応(まさ)に還るべし

752:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/03/22 13:09:35.44 uVdwS7Iv.net
嘘ですよ、これはw


恋が終わると 親しく手を取り合うことも無くなった
別れてからは 手紙のやり取りすらない
人づてに 今の私を 去った人に伝えてもらう
夜 潮の流れが川を遡るように 恋しい人よ帰って来い

753:あぼーん
あぼーん
あぼーん

754:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/03/30 18:13:47.05 j6sQpVC+.net
「こんばんは」な時間ですよ
皆さん如何お過ごしですかよ
今日の雨は、ただの雨じゃなくてひでー嵐でしたよ
私、危うく帰宅難民になるところでしたよ
今雨が降ってる所、或いはこれから雨が予想される所にお住いの方は、どうぞ十分注意なさって下さいよ
あああ、気が張ってる時はお腹が空いたとは思わなかったですが、今になって目が回りそうですよ
今日はお豆腐と玉子の暖かいスープを作りますよ
先週も何かお豆腐使ってた気がしますが、まあ気にしませんよ
それにハムで焼き飯と、トマトサラダを添えますよ
これなら買い物に行かなくて済みますですよ

さて、ご飯の前にひと仕事
今日の詩をどうぞですよ

755:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/03/30 18:15:53.14 j6sQpVC+.net
宮中調笑 王建
                 
団扇
団扇
美人 病みて来(よ)り 面(おもて)を遮る
玉顏 憔悴して三年
誰か 複(ま)た 管弦を商量せん
弦管
弦管
春草 昭陽の路を断つ

756:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/03/30 18:18:05.48 j6sQpVC+.net
ヤ・ク?

見せじとて
見せじとて
美しい人は 病を得てから顔を隠すようになった
あんなに綺麗だった人がやつれて もう三年
誰か管弦の催しをしようと図っただろうか
弦の響きと 管の息吹き
弦の響きと 管の息吹き
何時しか茂った春草が 昭陽殿への通い路を塞いでしまった

757:名無氏物語
14/03/31 05:08:17.05 YwgOjSsI.net ?PLT(14000)
東北大の馬鹿の考え方

①研究はクオリティに関わらず金を貰える(役所気質)
②遊び金はバイトで稼ぐ
③創価学会は民間からのバイトを無能力者の役人にくれるからエラい

758:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/06 15:24:28.74 ZGFAgheL.net
こんにちはですよ
清明も過ぎたというのにこの寒さはとても厳しいですよ
こちらでは昼前にあられなんぞ降ってたくらいですよ
あやや、およよ
ただ、気象庁によれば今日は“寒の戻りの特異日”なんだそうですよ
だから寒くても当たり前ですが、それはちょびっとノーサンキューですよ
といいながら、市場で美味しそうなタラを見つけましたよ
今夜は降ろしダイコンでタラのみぞれ鍋にしますよ
シンプルな鍋も美味しいですよ
今日はビールをわざわざ冷やさなくても、勝手に冷えててくれるのでありがてーですよw

さあ、それじゃ今日の詩行ってみますかよ

759:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/06 15:30:14.90 ZGFAgheL.net
  『江城子』  by秦観

南来の飛燕 北帰の鴻
偶(たまた)ま相い逢う
惨たる愁容
緑鬢 朱顏は
重ねて見(まみ)えれば 両衰の翁たり
別後の悠々たるは 君 問うこと莫(なか)れ
無限の事
中を言(かた)らじ

小槽の春酒 珠なす紅を滴らす
怱々(そうそう)たる莫(なか)れ
金鐘に満たす
飲 散ずれば 落花流水 各(おのお)の西東す
後会知らず 何処(いづ)こか 是れなるを
煙(かす)める浪(なみ)遠く
暮雲重なりし

760:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/06 15:31:32.36 ZGFAgheL.net
てきとーですよw


南から来た燕と 北へ帰る雁が
ちょうどすれ違った
どちらもよれよれ
かつては緑の黒髪をした若者だったのに
再び出会えた今 お互いもうすっかり爺さんだ
昔 君と別れてからの長い日々のことは それはまあ聞かないでくれ
話し出したらきりが無いんだ
わかるだろう?


器から春の酒を注げば 玉のような赤い滴が踊る
さあ ゆっくり飲もうじゃないか
この金色の深い酒杯を満タンにしよう
宴が終われば 水に落ちた花びらが 流れるまま西へ東へ散らばるように
この次いつまた何処で会えるのか それは誰にもわからない
彼方に遠ざかる波がおぼろに霞み
地平線に雲が重なり合う日暮れ

761:あぼーん
あぼーん
あぼーん

762:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/20 13:45:44.48 GhZnxVFi.net
  『春中与盧四周諒華陽観同居』  by白居易


性情 懶慢(らんまん) 好(よ)く相い親しみ
門巷(もんこう) 蕭条(しょうじょう) 隣を作(な)すに称(かな)う
燭(しょく)を背(そむ)けては 共に憐れむ 深夜の月
花を*踏みては 同じく惜しむ 少年の春
杏壇(きょうだん) 住 僻(へき)にして 病いに宜(よろ)しと雖(いえど)も
芸閣(うんかく) 官 微にして 貧を救わず
文行(ぶんこう) 君の如くにして 尚お憔悴(しょうすい)す
知らず 霄漢(しょうかん)何人をか待つ


*踏:正しくは旁の沓の部分が日の下に羽です

763:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/20 13:50:09.67 GhZnxVFi.net
どうでしょw


どっちも気楽な性格で あっという間に打ち解け
互いの家も格式に拘る方ではなかったから 良い隣付き合いが出来た
燭台を後ろ向けにして 真夜中の月を一緒に観たり
君と 花の影を踏みながら行く春を惜しんだ 青春の頃
学問所は 療養には良さげだが 住まいするには辺鄙な所
役人とはいえ 秘書省の官員は地位が低く 暮らしはつましい
博識で人柄も良い君のような人が こんな所で不遇をかこっている
御上が求めるのは いったいどんな人材なのだろう

764:名無氏物語
14/04/21 01:44:01.52 M/VCLlC3.net BE:454657494-PLT(15000)
東北大学大学院文学部/文学研究科の日本思想史はただの創価学会

765:名無氏物語
14/04/21 01:45:45.88 M/VCLlC3.net BE:454657494-PLT(15000)
少数派に仏敵として業を背負わせてやる田舎やり方

766:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/26 14:31:56.81 JQwa/BQe.net
こんにちはですよ
今日は“よい風呂の日”だそうですよ
私は温泉も銭湯も大好きですよ
休みの日は家の風呂でなく、近所の銭湯に行くですよ
大きい湯船に浸かると本当に気持ちがいいですよ
湯船の中で腕を水平ブン回しとか、斜め45度で足漕ぎなんてのは家の風呂じゃ出来ねーですよ
それに、湯船に出たり入ったり、時間を気にせずに入っていられるのもいいですよ
家の風呂だとそうは行きませんよ
で、仕上げに湯上りの一杯
(私はビールですが、友人たちは牛乳系だの炭酸系だのいろいろですよw)
何といっても堪らんですよ!
これからだんだん暑くなってくると益々お風呂がいいですよ
もう少ししたら銭湯が開く時間なので、今日もまた行って来ますよ
小さな幸せ、でも大きな幸せですよ


では、銭湯とは全然無縁の今日の詩行ってみますかよ

767:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/26 14:34:27.95 JQwa/BQe.net
  『屏風』  by李商隠

六曲(りっきょく)連環して 翠帷(すいい)に接す
高楼 半夜 酒 醒(さ)むるの時
燈(ともしび)を掩(おお)い 霧を遮りて 密なること此(か)くの如ければ
雨落つるも 月明らかなるも 倶(とも)に知らず

768:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/04/26 14:36:30.62 JQwa/BQe.net
嘘Pですよw


ひと連ねの六枚の その向こうは翡翠色の帳
ひと睡りして酔いも醒めた 高楼の夜
灯りに晒されぬよう 幻に惑わぬよう 守られ過ごす恋人たちは
降る雨も 輝く月も 互い以外は何も要らない

769:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/05/18 10:53:39.17 OnQMCKCT.net
書き込めますかよ?

770:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/05/18 11:09:06.26 OnQMCKCT.net
おお、良かったですよ

改めまして、おはようございますよ
やっと書き込めるようになりましたよ
連休も何も遠い彼方で、ご無沙汰してましたが皆さんお元気ですかよ?
私はご覧のとおり、相変わらずですよ
最近のタケノコは1月から出回るそうですが、やっぱり今頃が一番美味しそうな気がするですよ
メバルの煮付けとタケノコのお澄ましなんて、夕飯にもってこいですよ
少し前ならそこに豆ご飯や菜飯が入ったりして
四季の有る国というのはとても有り難いものだとつくづく思いますよ
それじゃあ、今夜の夕飯は豆腐ハンバーグにしますかよ
おろしソースをかけると冷酒によく合うのですよ
お買い物に行く前に、詩を置いて行きますよ
ではでは(^^)/

771:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/05/18 11:11:15.27 OnQMCKCT.net
  『漁家傲』  by李清照

天は 雲濤(うんとう)に接して 曉霧(ぎょうむ)に連なり
星河 転ぜんと欲して 千帆(せんぱん)舞う
彷彿たる夢魂 帝所に帰り
天語を 聞くに
殷勤 我に問う 何処にか帰らんと

我は報(こた)う 路(みち)長く 日暮を嗟(なげ)く
詩を学ぶれど 謾(むな)しく有るは 人を驚かすの句
九万里の風 鵬 正に挙げよ
風 住(や)む 休(なか)れ
蓬舟 吹き取(え)て 三山へ去らしめよ

772:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/05/18 11:14:23.45 OnQMCKCT.net
飛んでますよw


夜明け前 天には波打つ如き雲が懸かり 地に立ち込める霧に連なる
銀河の流れが変わろうとする辺りには 漁り火の煌めきにも似た数多の星々
あてどなく彷徨う魂は 夢のまにまに天宮へ身を寄せる
すると 天帝の声が聞こえた
声は優しく私に尋ねる 「あなたは何処へ行きたいのですか」

私は答えた 「目指すところは遥か先なのに もう人生の日暮れが近づいている。それが悲しいのです」
詩を学び 世に出すも 人は奇抜な句のみを取り沙汰するだけ
一羽ばたきで九万里の風を起こす鵬よ どうかその翼を振るっておくれ
そして風よ 止まないで
小さな私の魂を どうぞ神仙境へ あの三山まで吹き寄せて

773:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/05/24 12:13:25.26 IcQrykn1.net
こんにちはですよ
ずっと長いこと牡丹と芍薬の見分け方がわからなかったのですが、やっと解決ですよ
先日友人から教わったのですが、牡丹は木で枝分かれするのに対し、芍薬は草なので
地面から真っ直ぐ生えるのだそうですよ
それと、生け花にする場合も格があって、牡丹は床の間だけで、芍薬なら玄関でもOK
とのことでしたよ
他にも葉っぱの大きさなどで見分ける場合もあるそうなのですが、とりあえずはこれで
十分ですよ
うん、良かった良かったw
ものを知るというのは実に楽しいことですよ
時々違う場合もありますけれど、それはそれで自分の糧だと思えばいいですよ

さて、それでは今日も参りますよ

774:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/05/24 12:18:05.63 IcQrykn1.net
  『訴衷情』  by顧夐 
           
永き夜 人を抛(ほう)りて何処へか去り
音(たより)来たること 絶ゆ
香閣を掩(とざ)し
眉を斂(ひそ)む
月 将に沈まんとせば
怎(いかで)か忍ばん 相い尋ねざるを
孤衾を怨む
我が心を換えて*汝が心と為し
始めて知る 相い憶うことの深きを


*汝:正しくは人偏+尓です

775:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/05/24 12:19:01.79 IcQrykn1.net
嘘ですよん♪


永い夜
私を残して出掛けたまま
連絡ひとつも寄越さぬあなた
部屋に閉じ籠り
ただ鬱々と時を過ごす
沈み行く月を眺めながら
来ない人を待ち続けるのはとても辛い
独りぽっちは悲しい
あなたに私の心を移せたら
この深い想いをわかってもらえるのに

776:名無氏物語
14/05/25 05:29:26.24 Dr8IuTOO.net BE:454657494-PLT(15000)
ちんぽがこいしいけど
簡単に寝たら負け
ちんぽちんぽ

777:名無氏物語
14/05/25 05:29:38.41 Dr8IuTOO.net BE:454657494-PLT(15000)
ワイのポエムもなかなかええで

778:名無氏物語
14/05/25 05:30:26.38 Dr8IuTOO.net BE:454657494-PLT(15000)
ところでウェイパーが終わったので
鶏がら微粒だしにしてみたで

鶏がら微粒だしはよかった
野菜炒めにつかったで

779:あぼーん
あぼーん
あぼーん

780:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/01 16:08:13.86 V5ZDBA6o.net
こんにちはですよ
いきなり暑くなって大変ですよ
Tシャツ何処に入れたか、一生懸命探して洗濯しましたよ
おかげで今日1日の大部分を消費してしまいましたよ
ちょっともったいない気分ですよ

>>778
野菜炒めも美味しいですねえ
私はこの間、シンガポール風のチキンライス、海南風チキンライス作ってみましたですよ
鶏がら出汁は応用範囲が広いので、また美味しいものが出来たら教えて下さいよ

さあ、そろそろ洗濯物が乾く頃なので取り入れて来ますよ
それではまた
あ、その前に詩をどうぞ

781:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/01 16:09:27.34 V5ZDBA6o.net
  『浪淘沙(山寺夜半聞鐘)』  by辛棄疾

身世 酒杯の中
万事 皆 空たり
古来 三五個の英雄
雨に打たれ 風に吹かれ 何処か是れ
漢殿 秦宮なる

夢は入る 少年の叢(そう)
歌舞 匆々(そうそう)たり
老僧 夜半 誤りて鐘を鳴らし
驚き起きて 西窓に眠り得ず
地を巻く西風

782:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/01 16:11:20.89 V5ZDBA6o.net
やっく?などw


我が身もこの世も 酒杯の中と同じこと
留まるものなど 何一つ有りはしないのだ
今までに英雄と呼ばれた人は何人かいる
しかし 時が流れた後 彼らを生み出した国はどうなったのか
栄華を誇った漢や秦の宮殿は 何処にあるのか


夢に見るのは 若い頃 大勢の仲間と共に過ごした日々のこと
楽しい日々はあっけなく過ぎ去るものだ
真夜中に 老僧が間違って起床の鐘を鳴らしたものだから
驚いて飛び起き それから 傾く月を見ながらずっと起きている
表には 私を招くような 西からの強いつむじ風

783:早稲田住友商事
14/06/01 17:28:28.81 OgMMiPEU.net
稲城市立向陽台小学校評判
URLリンク(tn.en.fishki.net)
稲城市立向陽台小学校評判

784:名無氏物語
14/06/01 18:01:12.02 U01FiaEl.net BE:454657494-PLT(15000)
なかなか面白いものを作りますね<シンガポール風

785:名無氏物語
14/06/01 18:02:03.01 U01FiaEl.net BE:454657494-PLT(15000)
庭にどくだみが発生しまして
いくらでも食えるという感じなんですが
中国や東南アジアでは食べるみたいなんですよね

良いレシピあったら教えてください

786:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/08 13:32:45.52 iBu8+klt.net
こんにちはですよ
いきなり梅雨入りですよ
でも、梅雨といっても今年の梅雨は全然梅雨らしくない、どしゃ降りですよ
梅雨というのは連日しとしと、降りみ降らずみ、気付かぬうちに降ったりやんだりしているものなのに、
今年のは風雨雷鳴激始・激活・激止ですよ
梅雨前線によるものではないからとのことなのですが、これはイカンですよ
奥ゆかしさがねーですよ
まったくもう、日本の四季は日本の四季らしくあってほしいものですよ
ぷんぷん

>>785
私も知らなかったので友人に聞いてみましたよ
どくだみは加熱すると苦みが薄れるので、天ぷらやぬたにするといいそうですよ
苦みが平気ならそのままジュースにして、蜂蜜などを加えて飲むという手もあるそうですし、6月から
7月の間に刈り取って干してお茶にすると良いそうですよ
但し、腎臓が悪い人やよく下痢をする人にはお勧め出来ないとのことですよ


では、今日の詩行ってみますかよ

787:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/08 13:34:10.09 iBu8+klt.net
  『更漏子 其四』  by*温庭イン

相い見ゆること稀(まれ)に  
相い憶うこと久し
眉 浅く淡く烟(かす)めること 柳の如し
翠の幕を垂らし 同心を結ぶ
郎に侍りて 繍衾(しゅうきん)を燻ず

城上の月
白きこと 雪の如し
蝉鬢(せんびん)の美人 愁絶す
宮樹暗く 鵲橋(じゃっきょう)橫たう
玉籤(ぎょくせん) 初めて明を報ず

*温庭イン:インは竹冠+均です

788:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/08 13:36:22.04 iBu8+klt.net
むちゃくちゃですw


もうほとんど逢わなくなった
熱い思いは昔の夢
眉を引くさえやるせなく 薄く淡く枝垂れる有様
閨に翡翠の帳を巡らし 深く愛し合ったあの頃
絹の夜具に香を焚きしめて 恋人の帰りを待っていた

街の上の月が
汚れ無き雪のように純白な光を投げかける その下で
美人が独り 昔を偲び 深い哀しみにくれている
宮中のうっそうと茂る木々も深く眠り
天には銀河が横たわる頃だというのに
時は移り やがて無情に夜が明ける

789:名無氏物語
14/06/08 14:06:54.80 aBLVeZWr.net BE:454657494-PLT(15000)
どくだみについて色々調べてくれてありがとう

790:名無氏物語
14/06/08 14:57:42.99 aBLVeZWr.net BE:454657494-PLT(15000)
よあけーだ
あいだと
さわぎたてずに(ry

791:名無氏物語
14/06/08 15:03:27.96 aBLVeZWr.net BE:454657494-PLT(15000)
よあけだ
あさだ





792:あぼーん
あぼーん
あぼーん

793:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/15 09:45:12.31 8Qo9PjYJ.net
おはようございますよ
みなさんお元気ですかよ

>>789
いえいえ、あまりお役に立てなくて申し訳ねーですよ

ところで、何かを楽しんでる時にそれを中断させられるというのは、大なり小なり不愉快ですよ
先日、久々に早く帰宅出来て、それこそ久々に『ナルト疾風伝』を観てたのですよ
うぉお、オロチ丸のお出ましじゃー!とwktkしてましたら、あろうことか電話ですよ
んぎぎぐがっ!と怒りながら電話に出ると「あ、オレオレ」ですと!?
速攻ガチャ切りしましたよヽ(`Д´)ノプンプン
知り合いの声に似ていたような気もしますが、放っておきますよ
用があるのは向こうで、私ではねーのですから


で、今日の詩はそんなこととは全く無関係ですよ
さあ、どうぞ

794:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/15 09:47:01.87 8Qo9PjYJ.net
  『節婦吟 寄東平李司空師道』  by張籍

君は 妾に夫有るを知りて
妾に双明珠を贈れり
君が纏綿(てんめん)の意に感じ
紅の羅襦(らじゅ)に繋ぎて在り
妾家の高楼は 苑に連なり起ち
良人 戟(げき)を明光の裏に執る
君が心を用うは 日月の如きと知れども
夫に事(つか)え 誓って生死を同じゅうせんと擬(ぎ)す
君に明珠を還し 双涙垂る
恨むらくは 未だ嫁がざる時に相い逢わざりしを

795:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/15 09:48:28.40 8Qo9PjYJ.net
ゆうふれんですねえ


あなたは 私に夫がいると知りながら
一対の真珠を贈って下さった
その深い愛は
この紅の心にしっかりと刻みつけました
我が家は 皇帝に仕えるもの
夫は武人として 二心無く陛下にお仕えしています
あなたのお心に何の曇りもないことは承知しておりますが
私は夫に仕え 終生共に在りたいと誓いました
あなたに真珠をお返し致します 
そこに 私の両目からこぼれる涙を添えて
ああ 嫁ぐ前にあなたにお逢い出来ていたら 

796:あぼーん
あぼーん
あぼーん

797:名無氏物語
14/06/15 14:13:55.14 V2PyfvwV.net BE:454657494-PLT(15000)
裕チャンのおちんちんの事考えるだけで
おまんこやばい

798:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/22 12:13:55.96 PKQhvLED.net
こんにちはですよ
給料日が間近だというのに、何故かお財布にゆとりがありますよ
おかしーなと思っていたら、そうですよ、お中元をすっかり忘れていましたよ
やべー!あぶねー!イイ歳をして非常識な人になるところでしたよ
ですが、今日は雨なのでお出掛けしたくねーですよ
私はとっても自己中なのですよ
だから来週の6月最後の日曜日に行って来ますよ
さて、何を贈りましょうかよ
たまには変わったものを…とも思うのですが、ラインナップがそうそう変わんねーのですよ
毎年夏・冬、ほんの少しだけ悩みますよ
贈り先はそんなに多くないのですけれど


では、今日の詩行ってみますかよ

799:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/22 12:15:27.28 PKQhvLED.net
  『竹枝』  by劉禹錫

瞿塘(くとう) *曹々(そうそう)たる十二灘(じゅうにだん)
人の言う 道路 古来より難(かた)し
長(とこし)えに恨む 人心 水に如(し)かず
等閑 平地に波瀾を起こす

*曹々:正しくは口偏+曹です

800:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/22 12:17:35.34 PKQhvLED.net
てきとーですよw


瞿塘峡は 波音も高く 十二の難所が待ち受けている
昔から船頭泣かせの水路だと 人は言う
何時の世も 恨めしいのは そんな水より人の心
穏やかな大地に 突然襲い掛かって荒れ狂うのだから

801:名無氏物語
14/06/22 16:16:33.05 1osjCr56.net BE:454657494-PLT(15000)
お前給料って俗人だったのかよ
俗人の書き下した詩は読まねえ

802:名無氏物語
14/06/22 16:17:22.23 1osjCr56.net BE:454657494-PLT(15000)
書き下しは故人に限る

803:名無氏物語
14/06/26 21:48:38.63 Z12CgN1O.net
>長(とこし)えに恨む 人心 水に如(し)かず
>等閑 平地に波瀾を起こす

なんという的確な詩

804:あぼーん
あぼーん
あぼーん

805:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/29 11:19:21.62 9hJ6Bgix.net
こんにちはですよ
6月最後の日曜日ですよ
明日はいよいよ夏越しの大祓、あちこちの神社で大きな茅の輪が組まれているでしょうよ
そんな日に大阪では夏祭りの先駆け、愛染祭りが始まりますよ
元々、“夏祭り”というのは夏越しの大祓以降に行われるものなのだそうで、その意味で行けば
愛染祭りは日本で一番最初に行われる夏祭りということになるのだそうですよ
そして、記録によれば愛染祭りは593年に聖徳太子様がお始めになったと言うことで、やはり
日本最古の夏祭りなのだとか
このお祭りには不思議と小雨がつきものなのですよ
試し雨とでも言いましょうか、真に思い合っている二人はなお親密に、そうでなければさようなら
なのだそうですよ
でも、私はそんなことより屋台の方が気になりますよ
どんなお店が出ることやら
楽しみですよw


それとは全然無関係な今日の詩ですよ
さあどうぞ

806:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/29 11:20:21.65 9hJ6Bgix.net
  『漁父詞』  by周紫芝

好個(こうこ)の神仙 張志和
平生 只だ是れ一漁蓑(ぎょさ)
月に和して酔い
船を棹さして歌う
楽は江湖に在るを 奈何(いか)にすべきや

807:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/06/29 11:21:25.92 9hJ6Bgix.net
適当ですよw


そのまま仙人みたいな張志和は
普段は 蓑を着けた只の漁民で
月と一緒に酔いながらご機嫌
船を漕ぎながら歌ってご機嫌
釣り三昧の暮らしを楽しんでいるのに
あの人たちは それをいったいどうしろと言うのだろう

808:あぼーん
あぼーん
あぼーん

809:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/06 15:30:31.46 n0b8rCTh.net
こんにちはですよ
明日の為に七夕飾りを作っていたらすっかり遅くなってしまいましたよ
明日は雨っぽいですが、なあに、地上は雨でも天の川は雲の上ですよ
空から見てもらえないのが残念ですが、作るのも飾るのも自分の勝手ですから仕方ねーですよ
本当は七夕のごちそうはお素麺なのですが、今年は冷麦にしようか、それともビーフンにしようか
大いに迷ってますよ
ただ普通に食べるのはつまらないので、熱々を丼に入れ、あられをたっぷり載せてお出汁をかけ、
お茶漬け風にしてみようと思いますよ
薬味は好みで、汐吹昆布や塩・醤油の追加ももちろん好みですよ
ふふふ、今から楽しみですよ
食べ慣れたものでもちょっと目先が変わると箸が進みます、面白いものですよ



では、今日の詩行ってみますかよ

810:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/06 15:31:11.14 n0b8rCTh.net
  『漁歌子』  by趙懿

壮にして功名を誤ち 老いて詩を学ぶ
五湖の煙水 鴟夷(しい)に似たり
鶏犬を呼び 妻児を載せ
共に住まん 瓜皮艇(かひてい)の一枝

811:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/06 15:33:31.85 n0b8rCTh.net
嘘っぴですよw


若い頃は 分不相応な出世を夢見て挫折したが
年老いて 詩から自然に添う生き方を学んだ
この五つの湖のなんと懐広いこと
ニワトリや犬を連れ もちろん妻子も載せて一緒に暮らそう
ウリの皮みたいな小さな船の上で

812:名無氏物語
14/07/12 04:06:53.09 +87xt+vo.net
 中原 初めて鹿を追い 筆を投じて戎軒を事とす
 縦横の計就らざれど 慷慨志は猶お存せり
 策を杖きて天子に謁し 馬を駆りて関門を出づ
 纓を請うて南粤を繋ぎ 軾に憑りて東藩を下さん
 鬱紆 高岫に陟り 出没 平原を望む
 古木 寒鳥鳴き 空山 野猿鳴く
 既に千里の目を痛ましめ 還た九逝の魂を驚かす
 豈に艱険を憚らざらんや 深く国士の恩を思う
 季布に二諾無く 侯エイ 一言を重んず
 人生意気に感ず 功名 誰か復た論ぜん

813:名無氏物語
14/07/12 04:50:18.90 +87xt+vo.net
梟雄並び立ち覇権を追う中、文士の身を捨ていくさに暮らす
縦横家ほどには功を挙げられずとも、天下を想う心は未だ尽きない
馬鞭を杖として天子に拝謁し、すぐさま馬を馳せて関門を越える
長紐を頂いては南のかた群雄を捉え、この舌鋒三寸で東のかた諸侯を降そう
何度と無く曲がり道を行き峻峰を攀り、彼方なる平原がちらちらと眺められる
千年の大樹に冬鳥が声をあげ、人跡無き山々には野猿が啼く
千里の果ては見晴らかす我が眼を憂わしめ、想い乱れるこの心を益々揺さぶる
茨の道が怖くないわけではない、全ては私を国士としたあの方に報いるため
季布は引き受ければ二度と背かず、侯エイは自身のことばを決して翻さなかった
人生は凄絶の志に感じ入って動くもの、功も名誉さえも振り返りはしないさ

814:名無氏物語
14/07/12 05:00:00.93 +87xt+vo.net
おっと、書き忘れ

述懐 魏徴 『唐詩選』より

自分も感じ入ってやってしまいました、ハイ

815:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/13 15:16:58.51 y2VNtAM7.net
こんにちはですよ

>>813、815
ようこそですよ
詩と訳を上げて頂けて、とても有り難くまた嬉しいですよ
何も出ませんが、どうぞ楽しんでって下さいですよ

さて、関東の方では今日からお盆なのですよ
お盆と言えば、何故か私はヒグラシを思い出してしまうのですよ
別に、迎え火や送り火を焚いた時、精霊流しの時などにヒグラシの声を聞いた訳ではねーのに、
それを思い浮かべてしまうのですよ
おかしなことですよ
ヒグラシよりクマゼミが喧しい今日この頃は、どちらかと言えばそろそろ避暑に行きてーですよ
夏休みが待ち遠しいですよ


それでは今日もおひとつどうぞ

816:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/13 15:18:49.82 y2VNtAM7.net
  『敕借岐王九成宮避暑 応教』  by王維

帝子 遠く辞す 丹鳳(たんぽう)の闕(けつ)
天書 遥かに借す 翠微(すいび)の宮
窓を隔てて 雲霧 衣上に生ず
幔を巻けば 山泉 鏡中に入る
林下の水声 語笑 喧(かまびす)し
巌間の樹色 *房槞(ぼうろう)隠る
仙家(せんか)も未だ必ずしも能く此に勝らざるに
何事ぞ 笙(しょう)を吹いて碧空に向かう

*房槞:槞の字は正しくは木偏に龍です

817:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/13 15:22:30.32 y2VNtAM7.net
やっくですw


皇子は 丹鳳門を遠く後にして
皇帝の親書を胸に 山の離宮に入られた
窓の向こうの雲や霧は 新緑の衣を包むよう
簾を上げれば 山や泉が鏡の中に
木立の下 川のせせらぎは 賑やかに笑いさざめく
岩間の樹々に紛れ隠れる連子窓
仙人の住居でもこれほど素晴らしくはあるまいに
なぜ 王子喬は笙を吹きながら青空へ上ってしまわれたのか

818:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/21 13:50:52.77 kyBoxUHv.net
こんにちはですよ
毎日暑いですよ
もっとも、夏が暑くないと気持ち悪いのですが、でも大変ですよ
汗をかくと自分が気持ち悪い上に、食べたものの匂いは案外汗の中に出てきますので、
それが他人様に不快感を与えないかと気に掛りますよ
かといって、クサい臭いを誤魔化すために香水モドキを振り掛けるなどというのは、男女共に
言語道断!だと思いますよ
その意味で、夏は香辛料を使うにも少し考えますよ
ただ、何といっても身を清潔に保つことが一番だと思いますよ
日本が比較的水に恵まれた国で本当に良かったですよ
シャワーやお風呂は衛生的にも良いことですし、精神的にも良いことですよ
あ、精神的にも良いといえば、夏場は水辺での遊びも良いですよ
水遊びそのものも良いですし、水辺の景色を楽しむのもよいですし、ね

今日の詩はそんな水辺のワンシーンをお届けしますよ
暑いので手短ですよw

819:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/21 13:52:22.94 kyBoxUHv.net
  『詠鵝』  by駱賓王

鵝 鵝 鵝
曲項 天に向いて歌う
白毛 緑水に浮き
紅掌 清波を撥す

820:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/21 13:53:34.88 kyBoxUHv.net
簡単にw


がぁ がぁ ガチョウ
曲がった首を伸ばし 天を仰いで歌う
真っ白な体で 透き通る碧い水に浮かび 
赤い水かき動かして さざ波を起こしてる 

821:名無氏物語
14/07/21 23:38:38.88 DJih5PNz.net
従軍慰安婦問題に火をつけた朝日新聞の植村隆記者は、韓国在任したことの
ある人で、その夫人は韓国人であり、同婦人の母親はその方面の反日活動家
であることを知っていますか?

中韓が世界に広めているデタラメの南京大虐殺の記事が朝日新聞の本多勝一
(本名が崔泰英と云う在日朝鮮人)が捏造していたことを知っていますか?
彼は朝日新聞社社長の広岡知男氏の知遇を得て校正係から出発して、記者
になった男です。

822:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/27 15:44:30.72 5+siPnDE.net
こんにちはですよ
そろそろ流星のシーズンがやって来ましたよ
今は南西の空でみずがめ座流星群が見られますよ
今夜は新月なのでより見やすいと思いますよ
私、夕べ徹夜して、明け方ちょっと休憩するだけのつもりが、結局さっきまで寝てましたよ
だから今朝は飲茶なしですよ
お昼ご飯も当然なしですよ
すっごく損した気分ですが仕方ねーですよ
でも、何にもなしだとあんまりにも腹が減るのでオレンジジュースを飲みましたよ
結構ウマーですよ
ところで、今日の夕飯は何にしますかよ
しばし悩もうと思いましたが、行き当たりばったりで何とかしてみますよ


そんな訳で今日の詩も行き当たりばったりですよ
申し訳ねーですがw

823:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/27 15:45:27.87 5+siPnDE.net
  『聴箏』  by李端

箏を鳴らす 金粟(きんぞく)の柱(ことじ)
素手(そしゅ)  玉房の前
周郎の顧を得んと欲し
時々 誤りて弦を拂(はら)う

824:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/07/27 15:47:52.76 5+siPnDE.net
おや、苦束w


とある部屋から 琴が聞こえる
花の琴柱のついたそれを弾いているのは
しなやかな手を持つ美しい人
憧れの君の気を引きたくて
時々微妙に音を外す

825:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/03 16:08:13.92 zQyX7nTo.net
こんにちはですよ
台風12号の所為でなんだか凄いことになってますよ
みなさんご無事であって下さることを祈りますよ
今日はさくっと投下しますよ

826:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/03 16:09:03.74 zQyX7nTo.net
  『水龍吟(過南剣双渓楼)』  by辛棄疾
             
頭を挙げれば 西北に浮雲
天に倚りて 万里に長剣を須(もと)めん
人は言う 此の地
夜 深くして 長(ひさ)しく見あらわる
斗牛(とぎゅう)の光焔(こうえん)を
我 覚(おも)うに 山は高く
潭(ふち)は空しくして 水は冷し
月 明るけれども 星 淡し
犀(さい)を燃やすを待ち 下を看(み)んとして
欄に凭(よ)るは 却って怕(おそ)る
風雷 怒りて
魚龍 慘(さん)たるを


峽は 滄江を束(つか)みて対起し
危楼を過(よ)ぎれば
飛ばんと欲して 還(ま)た斂(おさ)む
*元龍 老いたれば
高臥するを妨たげず
冰壺(ひょうこ)と涼簟(りょうてん)に  
千古の興亡
百年の悲笑  
一時に登覽(とうらん)す
問う 何人か又
片帆(へんぱん)を 沙岸に卸(おろ)して
斜陽に 纜(ともづな)を繋(つな)ぐを

*元龍:陳元龍(陳登)のことで、高潔で救世済民を志した広陵の人です

827:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/03 16:12:06.25 zQyX7nTo.net
違々加減ですw


頭を上げ 空を見れば 西北に白い雲が浮かんでいる
天の心に従い 遠く 長剣を求める旅に出よう
この地の人々は言う
夜更けになれば 北東の方角に神剣が放つ炎の如き明かりが現れ
夜毎それが見えるのだと
しかし 私が思うに ここは周囲の山は高く
淵には竜がいる訳でもなく 水が冷たく
月が明るくても 空に浮かぶ星は少なく 暗い
サイの角を燃やし 怪しいものの正体を探ってやろうと
欄干につかまり 下を照らしたりしたら
かえって 風神を怒らせ 魚龍の逆鱗に触れるのではないかと恐れる


峡谷は 岩壁が青い川を挟むようにそそり立ち
水の流れは この高楼を過ぎた辺りで激しくなったかと思うと また穏やかになる
元龍は年老い 隠遁生活をしているのだから
たとえ客人があったとしても
側に冷たい水を入れた壺を置き 夏ござに寝転がったままでも構わないだろう
遠い遙かな昔から 幾つもの王朝が生まれては滅び
その間 人々は時に悲しみ 時に笑って生きてきた
眼下に広がる景色を見ながら それらのことをしみじみ思う
教えて欲しい
片帆の船で 砂の岸辺に纜を繋ぎ 
夕日の中で また荷卸しをしているのはいったい誰なのか

828:名無氏物語
14/08/03 23:53:45.24 ulCrX+cM.net
ルビーさんどうぞ台風お気をつけください
東国は無事ですがテレビで西国見てビビッた
今年やばいコロッケ多いですよね
中国にコロッケの概念はなさそうですが
台風の詩とかあるのかしら

829:名無氏物語
14/08/09 18:28:54.14 NbMj0Uug.net
そんなつまんない話よりも、こっちこっち↓笑える休憩タイム。

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830:名無氏物語
14/08/10 11:16:25.58 kcpJHHtE.net
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831:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/10 21:32:54.85 n0SnSQc6.net
こんばんはですよ
台風は高知の方に上陸した後いきなり速度を上げ、能登半島の沖合の方へズーリ ズーリと去って行きましたよ
そのまま大陸の方へ行くとはいえ、沿岸部の方は本当に大変だと思いますよ
どうぞ、誰方様も無茶をせず、無事台風をやり過ごして下さることを祈っていますよ

>>828
コロッケがわからなくて、目の前の箱で検索してみましたよ
なるほど、そういうことでしたか
中国で“唐揚げ”や“素揚げ“は買って食べましたが、ただそれだけでしたよ 
台風そのものは中国全土では少なく、ごく限られたy地域に大風や大波・おおあめが押し寄せるのではないかと思いますよ 


じゃあ、まあ今日はこんなところで((^^;)

832:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/10 21:34:51.27 n0SnSQc6.net
  『茅屋為秋風所破歌』  by杜甫

八月 秋高くして 風 怒号し
我が屋上 三重の茅を巻く
茅は飛んで江を渡り 江郊に灑(そそ)ぎ
高きは長林の梢に*挂(かい)ケンし
下は飄転(ひょうてん)して塘に沈む
南村の群童 我が老いて力無きを欺(あなど)り
忍んで能く対面して盜賊を為し
公然 茅を抱いて竹に入りて去る
唇焦げ 口燥(かわ)き 呼ぶこと得ず
帰り来たりて杖に倚(よ)り 自ら歎息す
俄頃(がけい) 風 定まりて 雲は墨色(ぼしょく)
秋天 漠々として昏黒(こんこく)に向う
布衾(ふきん) 多年 冷ややかなること鉄に似たり
驕児(きょうじ) 悪臥(あくが)して 裏を踏みて裂く
牀頭(しょうとう) 屋 漏りて乾処(かんしょ)無く
雨脚 麻の如く 未だ断絶せず
喪乱を経てより 睡眠少なく
長夜 沾湿(てんしつ) 何に由(よ)りてか徹せん  
安(いずく)にか 広廈(こうか) 千万間(せんまんげん)を得て
大いに天下の寒士を庇(おお)いて 倶(とも)に顔(かんばせ)を歓ばせしめ
風雨にも動かず 安きこと山の如くならん
嗚呼 何(いずれ)の時か 眼前に突兀(とっこつ)として此の屋を見れば
吾が蘆(いおり)のみ 独り破れて 凍死を受くるも亦(ま)た足れり


*挂(かい)ケン:ケンは縦に横目+口+月です

833:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/10 22:16:35.75 n0SnSQc6.net
ごめんなさい、ちょっとPCの調子が悪いですよ
では厄を


八月 高い秋の空に大風が荒れ狂い
我が家の屋根の三重に葺いた茅を吹き飛ばしてしまった
茅は飛んで川を渡り 向こうの野原に散らばる
高く飛んだものは 高い樹々の梢に引っかかり
低く飛んだものは 地を転がって水に浸かっている
南村のクソガキどもが 我が老人で何も出来ないとたかをくくり
こっそりと しかし目が合っても平気でそれらを盗み
終いには堂々と茅を抱え 竹藪の向こうに消えて行く
唇はパリパリ 口はカラカラ もはや声すら出ない
家に戻り 杖に縋ってため息を付く
やがて 風が収まったかと思えば 墨色の雲が湧き始めた
刻一刻 暮れて行く秋の空 
使い古した布団は もうずっと鉄のように冷たく
その裏地は やんちゃな子供たちの寝相が悪く すでに破れている
枕元と言わず 家の中は漏り放題で乾いた場所など亡く
降り出した雨は 細かく 麻糸のように長く いつまでも降っている
争乱を経験してこの方 ただでさえ眠れなくなっているのに
何故 この夜長を濡れたままで過ごさねばならぬというのか
いつか 千も万も部屋のある 大きな館を手に入れ
世に埋もれた能士を掬い上げ 一緒に喜び事を生み出せたなら
きっとその家は 雨にも風にも揺るぎなく どっしりした家になるだろう
ああ いつかもし そんな素晴らしい家が建てられるのを しっかりこの目で見られたなら
今 このボロ家がひとつ壊れ 私がそこで凍死したとてちっとも構わないのだが

834:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/17 11:45:57.28 32Jq9PIW.net
こんにちはですよ
今年のお盆はどこもかしこも大荒れで、さぞかし大変だったでしょうよ
京都・五山の送り火も心なしか今年はえらくさっさと終わってしまい、しみじみご先祖様を偲ぶ間もなくて、
ちょっとがっかりしましたが、それでも雨の中あれだけのことが出来たというのは偉いと思いましたよ
ご先祖様は大事ですが、幾つもの警報が出ていたのですから、ここはやはり生者が優先ですよ
家族や子孫が危険な目に遭うことなど、誰方様もお望みではないでしょうから


では、今日はこの詩行ってみますかよ

835:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/17 11:49:05.90 32Jq9PIW.net
  『帰園田居 其四』  by陶潛

久しく去(はな)る 山沢(さんたく)の游び
浪莽(ろうもう)たる林野の娯(たの)しみ
試みに 子姪(してつ)の輩を携(たづさ)え
榛(しん)を披(ひら)きて 荒墟を歩む
徘徊(はいかい)す 丘壟(きゅうろう)の間
依々たり 昔人の居
井竈(せいそう) 遺処(いしょ)有り
桑竹(そうちく) 朽株(きゅうしゅ)を残す
借問(しゃもん)す 採薪(さいしん)の者に
此(ここ)の人 皆 焉(いづ)くにか如(ゆ)く
薪者 我に向いて言うに
死沒(しぼつ)して 復(ま)た余(のこ)ること無し
一世 朝市(ちょうし)を異(こと)にす
此の語 真に虚ならず
人生 幻化(げんか)に似て
終(つい)には当(まさ)に空無に帰す

836:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/17 11:50:25.90 32Jq9PIW.net
そのまんまですw


もうずいぶんと 山や川で遊んだり
広々した林や野原での楽しみから離れていたので
ちょっと 子供や甥・姪らを連れ
生い茂った草木を掻き分けながら 元村が有った所を歩いてみた
小高い丘の間の道を進んで行くと
昔の住民の家があった
井戸や竈はそのまま遺っていて
桑や竹が植わっていた跡も残っている
薪採りの人に聞いてみた
ここの人は何処へ行かれたのですか
その人は答えた
みんな死んで 誰もいなくなってしまったよ
『一世 朝市を異にす(一代違えば世界が変わる)』というが
この言葉は本当にその通りだ
人生は幻に似て 
終いにはとうとう空に還ってしまうのだ

837:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/23 12:53:04.83 xnYymrWs.net
こんにちはですよ
先日来、断続的な大雨の日が続いてあちこちでエラいことになってますよ
被災された方々の暮らしが一刻も早く元に戻ることと、救助・救援に当たっておられる方々の
ご無事・ご安全を強く願っていますよ
それから、今は全然被害を受けていない所の皆さんもどうぞ用心なさって下さいよ
多少の備えが明暗を分けることも有るのですから

そんな最中に済みませんが詩をおいて行きますよ
では

838:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/23 12:55:32.49 xnYymrWs.net
  『醜奴児(書博山道中壁)』  by辛棄疾

少年は識らず 愁いの滋味を
愛(この)みて層樓に上る
愛(この)みて層樓に上り
新詞を賦するに 強いて愁いを説く

而今(じこん) 識り尽くす 愁いの滋味を
説かんと欲して 還た休む
説かんと欲して 還た休み
却って道う 
天 涼しく 好(よ)き秋なりと

839:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/23 12:58:40.56 xnYymrWs.net
テキトーですよw


若い時には“愁い”の奥深さがわからない
ただ 高い所に上がるのが大好きで
高い所へ上がっては
とにかく愁いを詠った詩を作るのが大好きだった

今ならわかる 本物の“愁い”が
しかし 言いかけた言葉は全て止まってしまう
この万感の思いを いったいどう表せというのか
一切を飲み込み 何事もなかったように言う
今日は涼しくて 好い秋日和だと

840:名無氏物語
14/08/29 09:23:45.13 ESJpmpXe.net
国宝級、18代琉球国王・尚育の「書」発見
スレリンク(newsplus板)
URLリンク(ryukyushimpo.jp)
書家としても知られる第18代琉球国王・尚育の直筆による漢詩の書が、このほど神奈川県鎌倉市で見つかった。

841:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/31 15:50:41.93 nUbqnPUY.net
こんにちはですよ
気が付けば8月も今日でお仕舞いですよ
学生の皆さん、提出物の準備はOKですかよ?

>>840
記事を貼って下さってありがとうございますよ
こうしたことは、私はとても素敵だと思うのですよ
まるで、言葉が遺されて心が伝えられてゆくことの表れのようで
言葉そのものも大切ですが、文字も同じぐらい大切だと思いますよ

さて、今日の詩はこれをどうぞですよ

842:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/31 15:52:24.70 nUbqnPUY.net
  『感遇三十八首 其二』  陳子昂

蘭若(らんじゃく) 春夏に生じ
*千蔚(せんい) として 何ぞ青々たる
幽独(ゆうどく) 空林(くうりん)の色
*朱ずい 紫茎(しけい) を冒(おか)す
遅々たる白日の晩(くれ)
嫋々(じょうじょう)として 秋風生ず
歳華(さいか) 尽(ことごと)く搖落(ようらく)し
芳意 竟(つい)に何をか成さん

*千蔚:千は草冠+千が正しい字です
*朱ずい:ずいは草冠+豕+生です

843:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/08/31 15:53:34.88 nUbqnPUY.net
やっくーw


蘭や杜若は 春から夏にかけて生える
葉は豊かに青々と茂るが
花はひっそり 人知れず咲く
赤い花は重たげに 紫色の茎に届くほどだというのに
そして ゆっくり時が過ぎ
やがて 秋風そよ吹く頃
春の花も 夏の花も 悉く凋んで落ちた
艶やかな花だけを追い続け 得られたものはいったい何だったのだろう

844:名無氏物語
14/09/06 07:09:02.85 LoX1DyY+.net
遊廓の女性を口説こうとして、果たせぬ思い(愁い)を
つづった詞じゃないかな?
しかし、この“愁い”こそが、恋愛の滋味なのだと!
少年は識らじ、と…

845:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/07 23:34:57.07 drFVQkBa.net
こんばんはですよ
今宵は宵待月、明日は中秋の名月ですよ
そろそろ新米や新酒が出回るこの季節、私はついつい心が弾むのですよ
みなさんは如何ですかよ

>>844
うむうむ、そういう解釈も素敵ですねえ
いつかまた時を改めてやってみたいと思いますよ

今夜はずいぶん遅いので、ささっとやっちゃいますよ
ではどうぞ

846:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/07 23:35:41.52 drFVQkBa.net
  『一剪梅』  by李清照

紅藕(こうぐう) 香を残す玉簟(ぎょくてん)の秋
軽く羅裳(らしょう)を解き
独り蘭舟(らんしゅう)に上がる
雲中 誰か錦書を寄せ来たる
雁字(がんじ)回(めぐ)る時
月 西楼に満つ

花 自(おのずか)ら飄零(ひょうれい) 水 自ら流る
一種(ひとえ)に 相い思い
両処にて 閑(むなし)く愁う
此の情 消除(しょうじょ)し可(う)る計(すべ)無し
纔(わずか)に眉頭下るも
却って心頭 上る

847:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/07 23:37:35.84 drFVQkBa.net
嘘っPですよw


紅の蓮の香りがうっすら残る秋
そっと 薄い衣を傍らに置き
独り小さな船に乗った
雁は いったい誰に便りを届けるのだろう
文字のように並んだ雁の群れが 大空を渡り終える頃
冴え冴えとした月の光が西楼を満たした

花はひとりでにはらはらと散り
水は誰憚ることなく滔々と流れる
思いはひとつに結ばれているというのに
身はあちらとこちら
逢えぬ苦しさにただ涙する
私達の愛は誰にも消せない
近頃 少し憂い顔は減ったけれど
心中ではますます強くあの人を思っている

848:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/15 11:55:43.30 6k43RHgX.net
こんにちはですよ
朝夕めっきり涼しくなって、熱いお茶が一段と美味しくなってきましたよ
秋の味覚もいろいろ出回って来始めて、とても嬉しいことですよ
イモ類にキノコ類、新米も良い感じですよ
その中で今私がハマっているのは、魚の干物一口とご飯一口、それにお茶の組み合わせですよ
なんだか微妙に旨いのですよ、堪まらんですよ
旨いと思えるものに出会えるのは本当に幸せだと思いますよ
うむうむ

今日の詩はそんなこととは全く無関係ですよ
ではどうぞ

849:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/15 11:57:42.54 6k43RHgX.net
  『懐呉中馮秀才』  by杜牧

長洲苑外 草 蕭々(しょうしょう)
卻(かえ)って 遊程を算(かぞ)うれば 歳月遙かなり
唯 別時の今に忘れざる有り
暮煙 秋雨 楓橋を過ぐ

850:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/15 11:58:58.65 6k43RHgX.net
こんなものでしょうかねえw


長洲苑の外は 寂しげな草原が風に吹かれているばかり
思えば 旅に出たのはずいぶん昔のことだった
でも あなたとの別れだけは今も忘れられない
秋雨に煙る夕暮れ 楓橋を通り過ぎたあの日 あの時

851:あぼーん
あぼーん
あぼーん

852:名無氏物語
14/09/15 16:41:11.38 q+jEcWiA.net BE:454657494-PLT(15000)
おちんちん
勃起したやつ
見せたのね

853:名無氏物語
14/09/17 15:17:41.39 wXg1NR9U.net
遼遠の大海、青く果て無く蒼天の下。夢想の波及は知らぬ最果てまで。
紅霞(こうか)を背景に、涼風漂う季節の変遷。喧騒と交錯、四重奏へ。
雪月花、遡及に溺れ、寂寞(せきばく)を醸(かも)し、寂寞を放つ。
明窓浄机。遮光無く、窓から清風、微眠(まどろ)みを呼び。
透徹のせせらぎが止水へと。願わくば、流れ続けて、淀(よど)み無く滞り無く。
万緑の森閑の中を鳥と同じくして佇(たたず)み、清澄に身を任せ。
暁に、涼気と朝日、静寂と小宇宙、悠長に静かに、瞳を彼方、対岸へ。
薄紅の、不尽の桜花。甘味匂わせ花冠は風で散在し、そして地に伏す。
紫電、刹那に界隈(かいわい)を一閃、喫驚と戦慄の渦を招来。
屹立(きつりつ)の山嶺、山嶺さえ千尋と林立、濃霧に匿(かくま)う仙境。
行雲の間隙(かんげき)から光芒(こうぼう)が差し、摩天楼は衝天し続ける。
砂塵と土壌の枯渇、幾星霜を経ても荒廃の大地は慟哭(どうこく)を止めず。
炎天の地に陽炎(かげろう)が走る。地と空の空隙を歪曲させ蜃気楼を生む。
無月の宵(よい)、闇路を歩き、常夜灯に晒され、無風を纏(まと)い参ずる。
渺茫(びょうぼう)の草原に伏し、天を仰視、大宇宙の欠片に恍惚(こうこつ)す。
時雨サラサラと。雲表から陽光が照臨し、流光煌(きらめ)く雨上がりの路地。
轟音奏で、轍を作る。高楼から見下ろす天地人。見上げる天空と色々の斑。

刻下、天地の狭間、人、活かされ、生き、今際(いまわ)を、握る。


by 七天御司 (1987~)

854:名無氏物語
14/09/17 15:20:25.29 wXg1NR9U.net
>>853
『自然』

855:名無氏物語
14/09/17 18:35:01.86 Cohm4TdP.net BE:454657494-PLT(15000)
勃起見せたのね

856:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/21 15:57:25.26 4sZP3xgl.net
こんにちはですよ
昨日からお彼岸ですよ
お盆程ではないでしょうが、お墓参りに行かれる方も多いのではないですかよ
“暑さ寒さも彼岸まで”とはよく言ったもので、朝夕めっきり涼しくなりましたよ
元々この夏は蚊が少なかったのですが、ここに来てほとんど姿を見かけることがなくなりましたよ
これでデング熱の方も収まってくれればいいなと思うのですが…

>>853
えー、誰方が貼って下さったのかわかりませんが、私にはとても虚しく感じられますよ
これだけの言葉を並べながら、訴えてくるものが何もない
綺麗事を羅列しただけの空々しさ
とても勿体ないを通り越して、むしろ哀しささえ覚えますよ
小難しい言葉が良い言葉なのではなく、人の心に届く言葉が良い言葉なのではないでしょうかよ
駄文を垂れ流してる者が言うことではねーのですがw


さて、今日の詩行ってみますかよ

857:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/21 15:58:56.82 4sZP3xgl.net
  『秋晩』  by陸游

新築の場は 鏡面の如く平らかに
家々 歓喜して秋の成(みの)りを賀(ことほ)ぐ
老来(ろうらい) 懶惰(らんだ)にして丁壮(ていそう)に慚(は)ず
美睡の中に聞く 稲を打つ声

858:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/21 16:01:35.11 4sZP3xgl.net
豊かな秋に感謝ですよw


新築の脱穀場は 鏡のように真っ平
どの家もみんな大喜びで この秋の豊作を祝っている
自分は爺なので 若い者に済まないと思いつつ何もせず
心地好く転た寝しながら 稲を打つ音を聞いている

859:名無氏物語
14/09/21 20:25:13.38 Qhu1G38r.net
>>856
はは


『色』

血煙交わす紅蓮の死地。果てに、劫火に焼かれる暴虐の群れ。
空と海、蒼茫(そうぼう)繋ぐ水平線。紡ぎ合っては、地球を放つ。
乾いた黄土に同色の光輝をサンサンと。明色は希望の後光へと。
常緑の草木、新緑の草木、生命を象(かたど)り、荘重と安堵を。
甘い香気を溢れさす。百花繚乱、紅一点、どちらも健気な花模様。
天地開闢(かいびゃく)、天壌無窮の闇の時空。点在するは数多(あまた)の惑星。
鉛色の重厚な空。散りばむ灰塵、鎮(しず)め死灰と平伏させる。
高らかに飾る、優艶と自尊の色調。無下に、紫煙は揺蕩(たゆた)い紫雲は行く。
黄金(こがね)に光る潤う甲殻。小さな命は勇壮に、縦横無尽に奔走す。
天恵と豊穣を与える沃土(よくど)。枯骨は還り、土中で森羅と一になる。
雪洞(ぼんぼり)は陰影をつける。淡く朧(おぼろ)に、安らかに照る。
至純の包容。染められ染めて、浮き彫りにする。ただ甘んじては、世界を見守る。


景色繕い万象創り射光と見(まみ)ゆ。宇宙の彩色、千色、万色、億色なり。


by 七天御司 (1987~)

860:あぼーん
あぼーん
あぼーん

861:名無氏物語
14/09/22 12:35:04.02 GQ3xuuyr.net
漢詩じゃねえしwww

862:あぼーん
あぼーん
あぼーん

863:あぼーん
あぼーん
あぼーん

864:名無氏物語
14/09/22 19:43:08.55 CWXehSBd.net BE:454657494-PLT(15000)
雞巴極其小

865:名無氏物語
14/09/22 19:47:27.77 CWXehSBd.net BE:454657494-PLT(15000)
不能作愛

866:名無氏物語
14/09/22 20:32:51.17 CWXehSBd.net BE:454657494-PLT(15000)
那話兒寂寞

867:名無氏物語
14/09/22 20:33:07.59 CWXehSBd.net BE:454657494-PLT(15000)
なかなかうまくかけた

868:名無氏物語
14/09/22 20:33:30.31 CWXehSBd.net BE:454657494-PLT(15000)
lonely genitaliaは変だけど
変じゃなきゃ詩じゃないもん

869:あぼーん
あぼーん
あぼーん

870:あぼーん
あぼーん
あぼーん

871:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/27 14:28:13.70 lRyeL/ib.net
こんにちはですよ
いやー、午年は荒れ年だと言いますが本当にそのようですよ
今日のお昼前に長野県と岐阜県の境にある御嶽山が噴火したそうですよ
怪我人がいらっしゃるとのことなのですが、どうかかすり傷でありますように
それから、この先の作物の収穫はもちろん、観光などにも障りがないことを祈りますよ
小笠原の辺で足踏みしてる台風がさっさと進んで、御山を冷やし、火山灰も何処かへ
流してくれないでしょうかと思いますよ
本当に、いろんなことが起こるのでビックリですよ


では、今日の詩はこれですよ
どぞー

872:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/27 14:29:33.21 KQis9RVE.net
  『代東門行』  by鮑照

傷禽(しょうきん)は 弦(げん)の驚(おどろ)かすを悪(にく)み
倦客(けんきゃく)は 離(わかれ)の声(うた)を悪む
離れの声は 客情を断ち
賓御(ひんぎょ) 皆 涕(なみだ)零(お)つ
涕 零ちて 心 断絶し
将(まさ)に去らんとして 復(ま)た還(かえ)りて訣(わか)る
一息(いっそく)すら相い知らず
何ぞ況(いわ)んや 異郷の別れをや

遥々(ようよう)として 征駕(せいが)遠く
杳々(ようよう)として 白日 晩(く)る
居人(きょじん)は閨(ねや)を掩って臥(ふ)するも
行子(こうし)は夜中に飯(くら)う
野風(やふう) 草木を吹き
行子 心腸 断つ

梅を食らえば 常に酸(す)きに苦しみ
葛(くず)を衣(き)れば 常に寒きに苦しむ
糸竹は徒らに坐に満つるも
憂人は顔(かんばせ)を解(と)かず
長歌して自ら慰めんと欲すれば
弥々(いよいよ)長恨(ちょうこん)の端を起こす

873:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/09/27 14:31:29.02 KQis9RVE.net
適当ですよw


傷付いた鳥は 弓弦の響きを嫌い
旅に疲れた者は 別れの歌を嫌う
別れの歌は 旅人の心を引き裂き
見送る者も 御者も 誰もが皆 涙する
涙 連なるまま 未練の情絶ち難く
去りかけては立ち返り 再び言葉を交わしてようよう旅立つ
一瞬先さえわからぬのが人の運命
まして 異郷での別れとあれば思いは尚更

遙々と 旅人を乗せた馬車が行く
やがて 日がとっぷりと暮れる
世間の人は 寝間の戸を閉め 寝んでいる
旅人は そんな時間にやっと食事
野を渡る風が 草木を揺らせば
旅人の心も千々に乱れる

梅の実がいつも酸っぱくて食べ辛いように
葛布では暖かい冬でも寒さが凌げないように
宴席にどれほど管弦の音が満ち溢れていようとも
愁いを秘めた人は 心の底から笑えない
せめて歌って 憂さを晴らそうとしたのに
寂しさ 切なさ 哀しさがますます強く募るだけ

874:名無氏物語
14/09/28 17:18:18.44 3FpszV+H.net BE:454657494-PLT(15000)
おちんちんびろびろびろーんw

875:名無氏物語
14/10/02 02:35:04.65 Y3dbAeaN.net BE:454657494-PLT(15000)
安倍「国立大学へ。文系学部は廃止の方向でよろしく。今後は理工系と医療系に注力するように」 [811689173]
スレリンク(poverty板)

876:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/05 14:11:29.54 VGhyuQVw.net
こんにちはですよ
出雲でのご婚礼は恙無く終えられたとのこと、本当に良かったですよ
日本国民として心からお祝い申し上げますよ
台風の襲来もさしたる影響が無かったようですが、それは出雲大社の主祭神であられる
大国主大神様ご自身がとても大きな力をお持ちになっておられる上に、今は10月
世間では神無月ですが、出雲に於いては神在月
神様達がみんなして台風を押さえられたのでは、と密かに想像してみますよ
八百万の神様すげー!ヽ(≧▽≦)ノ
この勢いでダブル台風どうにかして頂きてーとお願いしてみますよ
どうぞヨロシクですよ


で、そんなこととは全然無関係の今日の詩行ってみますかよ

877:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/05 14:12:17.00 VGhyuQVw.net
  『示三子』  by陳師道 

去って遠ければ 即ち相い忘れ
帰り近ければ 忍ぶ可(べ)からず
児女 已(すで)に眼に在り
眉目 略(ほぼ)省(し)らず
喜び極まって語るを得ず
涙尽きて 方(はじ)めて一笑す
了(あき)らかに知る 是れ夢ならざるを
忽々(こつこつ)として 心 未だ穏(さだ)まらず

878:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/05 14:13:54.97 VGhyuQVw.net
こんな感じですかよ



長いこと ずっと遠く離れ離れで
その間 寂しさを忘れることにしてた
でも そんな我慢はもう要らない
家族の元へ帰れるようになったから
子供たちの姿が眼に入ったけれど
ずいぶん大きくなって 誰が誰やらさっぱり
嬉し過ぎて 言葉ひとつ満足に言えない
ひとしきり泣いた後 やっと笑顔になれた
わかっている これは夢ではないと
だのに 気分はまだまだ夢の中

879:名無氏物語
14/10/06 01:45:44.43 aOzuFDu2.net BE:454657494-PLT(15000)
ルビーはネトウヨだったのか

880:名無氏物語
14/10/06 01:46:23.46 aOzuFDu2.net BE:454657494-PLT(15000)
ネトウヨ「八百万の神様すげー!ヽ(≧▽≦)ノ」

881:名無氏物語
14/10/06 01:47:43.43 aOzuFDu2.net BE:454657494-PLT(15000)
ワイおちんちん教
古事記の世界より
古いしグローバルやねん

882:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/12 11:28:16.86 cs1PbF6J.net
こんにちはですよ
またまた台風ですよ
今年は花が遅くてようやく秋明菊が咲き出したくらいで、成りものの実りも遅く、
やっと収穫出来るようになってきたというのに、全くもって難儀なことですよ
既に暴風域に入ってる所もあって、本州は明日・明後日2日間で通過とのことですが、
台風の目が通り過ぎても吹き返しが来ますから、みなさんどうぞお気を付け下さいですよ
大雨や強風の最中にしなくてもよいことをして怪我しても、表で同情されて裏で嗤われるだけですよ
私は笑われてもいいですが嗤われるのはイヤですから、晴れてる間に買い出しに行きますよ

では、その前に今日の詩を

883:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/12 11:29:04.94 cs1PbF6J.net
  『菊蹊』  by高啓

独り行く 林下(りんか)の路(みち)
望み 望む 南山の暮れ
酒 無くして *潤(うる)おう英(はな)を嘗(な)むれば
寒香(かんこう) 已(すで)に零露(れいろ)なり


*潤(うる)おう:本当の字は衣という字を亠と以下に分け、その間に邑と書きます

884:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/12 11:30:03.09 cs1PbF6J.net
お約束w


独り 林の道を歩いた
目を上げれば 夕暮れの南山
酒は無かったが 露に潤う花びらを摘み 嘗めてみると
その滴は 凛とした香りに満ちていた

885:あぼーん
あぼーん
あぼーん

886:名無氏物語
14/10/13 23:47:39.09 TjJqTj12.net
>>883-884
秋の夕暮れといったらこういう情景でなくてはですね
今東京は雨風ピークです
体育の日を過ぎて台風一過を迎えるとは思わなんだ
農家さんの苦労をしのびながら明日は栗ごはんをいただくとします

887:名無氏物語
14/10/14 06:01:52.61 993torM3.net BE:454657494-PLT(15000)
>>886
くりごはんちょうだい

888:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/19 06:40:15.45 JJEq4I1m.net
おはようございますよ
最近は朝の冷え込みで目覚めるようになりましたよ

>>886
ようこそですよ
栗ご飯いいですねえ
そこにサバかサンマの塩焼きとキノコと豆腐のお清ましが有れば、とても幸せですよ
今日のお買い物を考えつつ、いつものように飲茶してーのですが、今日はそーはいかねーのですよ
今日は町内会の日帰り旅行なのですよ
昼間働いてるので周りはほとんど知らねー人ですが、要は自分がそれなりに楽しめれば良い訳で、
幸い天気も好いので秋の一日を満喫しようと思いますよ

で、今日の詩は秋の景色つながりでこんなの選んでみましたよ

889:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/19 06:40:50.27 JJEq4I1m.net
  『書李世南所画秋景』  by蘇軾

野水(やすい) 參差(しんし)として漲痕(ちょうこん)落つ
疎林(そりん) *奇倒 して霜根(そうこん)出(い)ず
扁舟(へんしゅう)一棹(いっとう) 何(いず)れの処にか帰る
家は在り 江南 黄葉の村に


*奇倒:奇は奇+欠が正しい字です

890:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/19 06:41:38.63 JJEq4I1m.net
まんまですよw


野中の川には 先日の大水の痕が 高く 低く 残っている
木々の疎らな林は あるものは傾き あるものは倒れ 霜を被っている
流れに棹さす小舟が一艘 一体何処へ帰るのだろう
きっと 江南の 黄葉真っ盛りの村にある家だろうな

891:名無氏物語
14/10/19 06:45:26.41 5DeQvFVQ.net BE:454657494-PLT(15000)
ワイちゃん今月サンマ5本はたべたよ

塩、酒、醤油とすだち
オリーブオイルと塩

他になんかない?

892:名無氏物語
14/10/19 06:52:43.20 5DeQvFVQ.net BE:454657494-PLT(15000)
あと「陰」の食べ物で
おいしいレシピおしえて

893:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/26 11:14:11.97 Ey3oQIZr.net
こんにちはですよ
朝夕と日中の気温差がだいぶ大きくなってきましたよ
キンモクセイが一気に咲いて、一気に散って、まー忙しないったらねーですよ

>>891
3枚おろしにして小麦粉付けて、油を引いたフライパンで焼いて、最後に砂糖醤油で味付け
まあ、蒲焼きもどきですが、結構いけますよ

>>892
「陰」の食べ物=身体を冷やす食べ物、ということでよろしいですかよ?
だったら一番簡単なのは、トマトとキュウリとレタスの生野菜サラダにレモンをかけて、ですよ
カキ、キウイ、ナシも身体を冷やすそうなので、それらでスムージーを作るとか
もう少し手を掛けるなら、甘めの出汁で糸こんにゃくやシメジ、ほうれん草をさっと煮て、
豆腐で白和えとか、
ゴーヤと豆腐を炒めて塩こしょう、最後に卵を絡めてゴーヤチャンプルーとか、如何ですかよ?

何にせよ、食べ物は美味しく頂きてーものですよ
うんうん


さて、それでは今日もひとつやってみましたよ

894:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/26 11:14:56.01 Ey3oQIZr.net
  『巴江野猿』  by馬戴

日(ひび)飲む 巴江(はこう)の水
還(ま)た啼(な)く 巴岸(はがん)の辺(ほとり)
秋声 巫峡(ふきょう)に断(た)え
夜影 楚雲(そうん)に連なる
露は滴(したた)る 青楓の樹
山は空(むな)し 名月の天
誰か知らん 泊船(はくせん)の者
此れを聴き 眠る能(あた)わざるを

895:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/10/26 11:16:04.89 Ey3oQIZr.net
ウソップではなくウソッぴですよw


(猿は)日々 巴江の水を飲み
巴江の岸辺で よく鳴いている
秋 哀しげなその叫びは 巫峡を鋭く貫き
夜 梢を渡るその姿は 空に連なる雲間に消える
青い楓の樹に夜露が滴り
輝く月が中天に差し掛かる頃 山は静寂の中に眠る
船に泊まる旅人が 猿の声を聴いて眠れずにいるなど
一体 誰が知っていようか

896:名無氏物語
14/10/26 20:10:38.09 490XcDX6.net BE:454657494-PLT(15000)
>>893
けっこういいねそのレシピ

897:名無氏物語
14/10/26 20:13:13.72 490XcDX6.net BE:454657494-PLT(15000)
白和えつくったことないからねえ
作ってみるわ今度

898:名無氏物語
14/10/26 20:14:04.55 490XcDX6.net BE:454657494-PLT(15000)
小麦粉つけるってのもいいよね
皮もちょっと食感あったほうが食えるからね
うんうん

899:名無氏物語
14/10/26 20:18:38.09 490XcDX6.net BE:454657494-PLT(15000)
さんきゅーるびーまたくるわ

900:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/02 11:02:36.36 PUUNXPOO.net
おはようございますよ
急に冷え込んで来たのでそろそろ何か暖房器具を出そうと思いますよ
昔は石油ストーブの上で煮物など出来たのですが、今はどうなのでしょう?
そんなことを悩みながら熱々のビーフンすすりましたよ

>>896-899
お役に立てたなら良かったですよv(^_^)

さてさて、昨日から三連休の人も、全然休みでない人もいらっしゃるでしょうが、
空は人の都合とは無関係にグズついてますよ
でも、この雨がないと綺麗な紅葉にはならないのだそうですよ
紅葉と書いてモミジと読ませるのは、葉っぱが冷たい秋雨に打たれることで
揉み出づるように赤みが増すところからで、揉み出づ→もみず→モミジとなったとか
美しいけれど淋しさを感じさせられるのは、案外その辺に訳があるのかも知れねーですよ


では、そろそろ今日の詩行ってみますかよ

901:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/02 11:04:32.77 PUUNXPOO.net
  『秋朝覧鏡』  by薛稷

客心(かくしん) 落木に驚き
夜 坐して秋風を聴く
朝日(ちょうじつ) 容鬢(ようびん)を看(み)れば
生涯 鏡中に在り

902:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/02 11:05:22.28 PUUNXPOO.net
適当ですよw


不安な旅の空の下 枯れ葉の触れ合う音にも驚き
一晩中眠れもせず 座って木枯らしの音に耳を澄ませていた
朝になり 姿見に映った自分をよくよく見れば
そこには 人生に疲れた哀れな男が独りいた

903:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/09 14:05:50.80 JwYSVPQz.net
こんにちはですよ
十三夜と十五夜の月、とても見事でしたがご覧になりましたかよ?
特に十三夜の月は日付が変わってからの方がとても見事で、月見で夜明かししてしまいましたよ
何故か中国では十五夜はあるが十三夜はないのだそうで、一衣帯水、ほんの少しの隔たりしかないのに
違いがあるのだなあと面白く思いますよ
そして、今日は朝から雨降りでちょっとひんやりしてますよ
こういう感じの冷え加減をこちらの言葉では“氷寒(ひさむ)い”というのですが、
他のところではどのように表現するのでしょうか、ちょっと興味がありますよ
よろしかったらどうぞ教えてやって下さいよ


さて、今日の詩はこれ↓ですよ

904:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/09 14:06:37.62 JwYSVPQz.net
  『野望』  by王績

東皐(とうこう) 薄暮に望み
徙倚(しい)して 何(いずこ)に依(よ)らんと欲する
樹々 皆 秋色
山々 唯(た)だ落暉(らっき)
牧人 犢(こうし)を駆って返り
猟馬(りょうば) 禽(きん)を帯びて帰る
相い顧(かえり)みるに 相識(そうしき)無く
長歌して 采薇(さいび)を懐(おも)う

905:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/09 14:07:56.16 JwYSVPQz.net
おやーくそくw


東の丘に登り 黄昏の景色を眺めながら
行く当てもなく ただ彷徨う
樹々はどれも美しく紅葉し
山々は等しく夕映えの中にある
牛飼いは仔牛を追い立てながら村へ戻り
馬上の猟師は獲物の鳥を引っ提げ 家へ帰る
振り返ったところで 知り合い一人居る訳で無し
声を引いて歌いながら 昔 ワラビを摘んだあの伯夷と叔斉に思いを馳せた

906:名無氏物語
14/11/10 22:01:33.11 CCTCKnqq.net
知ってる?

長崎ストーカー事件で謝った杉田義弘が、市川署でまたストーカー殺人事件起こしたのかよ。
普通、辞めるよなあ。

2女性遺族に千葉県警幹部
www.youtube.com/watch?v=yEnvQ6Xm-rw
2012年5月31日 ... 長崎県西海市の2女性殺害事件で、千葉県警の杉田義弘刑事部参事官ら幹部3人が1 日、
西海市の寺で遺族十数人と面会し「結果的に2人の命を守れなかった。
ご冥福を お祈り申し上げる」と謝罪した。

【市川女性刺殺】湯浅さん 千葉県警に3度のトラブル相談
sankei.jp.msn.com/affairs/photos/131128/crm13112801280000-p7...
2013年11月28日... 死亡の湯浅さん 千葉県警に3度のトラブル
市川市の 女性殺人事件で捜査本部を設置し、記者会見に臨む市川署の杉田義弘署長(左)
と 千葉県警の茶谷秀樹捜査1課長=27日午後10時20分、

2013年02月25日 千葉県警 (26日付) 市川署長(刑事部参事官)杉田義弘

907:名無氏物語
14/11/11 21:59:10.67 yp+H+8O+.net BE:454657494-PLT(15000)
sssp://img.2ch.sc/ico/kantoku2.gif
URLリンク(imgur.com)

おちんちんですよ

908:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/16 12:55:34.48 d6/49zI+.net
こんにちはですよ
この数日はめっきり冬っぽくなりましたよ
という訳で、来週の大掃除に備え、洗剤や雑巾の確認をしてたらいい時間になりましたよ
本当は大掃除というものは年の暮れ辺りにするものなのでしょうが、その頃だとマジ寒いですよ
お正月前に風邪引くのも嫌ですし、何より12月は忘年会だのクリスマスだの、
あれこれ行事があるので、休日は家でゆっくりしてーですよ
なので、私めは家の大掃除はいつも11月の末にやってしまうのですよ
大掃除には100均のカッパがあると便利ですよ
濡れるのを気にしなくても良いですし、防寒にも良いです
セパレートタイプなら特に腹及び腰回りが暖かいので、これは重宝ですよ
年末に怠けたい分、ちょっと頑張りますよ


では、今日の詩をひとつ

909:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/16 12:56:46.89 d6/49zI+.net
  『赴洛道中作 其二』  by陸機

遠游(えんゆう)して 山川を越ゆ
山川 脩(なが)くして 且(か)つ広し
策(むち)を振るって 崇丘(しゅうきゅう)に陟(のぼ)り
轡(たづな)を案(ひか)えて 平莽(へいもう)に遵(したが)う
夕(ゆうべ)に息(いこ)うては 影を抱(いだ)いて寐(い)ね
朝(あした)に徂(ゆ)きては 思いを銜(ふく)んで行く
轡(たづな)を頓(とど)めて 嵩巌(すうがん)に倚(よ)り
聴(みみ)を側(そばだ)て 風の響きを悲しむ
清露(せいろ)は素輝(そき)を墜(おと)し
明月 一(いつ)に何ぞ朗(あき)らかなる
几(き)を撫して 寐(い)ぬる能(あた)わず
衣を振るって 独り長く想う

910:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/16 12:58:46.62 d6/49zI+.net
ウソはっぴ やくw


長く旅をして 幾つもの山河を越えた
大地は果てしなく広い
時には 馬に鞭をくれて高い山を登り
また 手綱を緩め 草原を道なりに進む
夜は影法師と共に眠り
朝は侘しさを胸に仕舞い 旅立つ
馬を留め 高い岩にもたれながら
耳を澄ませ 通り過ぎる風の音を悲しく聞いた
透き通る露は 無心に白く輝き
空に懸かる月は ただひたすらに美しい
眠れぬまま 肘掛けを撫でていたが
とうとう服を着て 独り物思いに耽る

911:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/30 07:31:06.49 GlfE5ehm.net
おはようございますよ
いよいよ11月も今日でお終いですよ
先週の連休はとても好い天気で、絶好の大掃除日和でしたよ
お陰様で全部綺麗さっぱり片付きましたが、頑張り過ぎたのかギックリ腰になってしまったのが
ちょっと余分でしたよ
とほほのほ……
今日はそんな自分のご褒美に、これからちょっと美味しいものを食べに出掛けますよ
冬の鍋料理は最高ですよ
よくぞ日本に生まれける、そんな気分になりますよ


では、出掛ける前に今日の詩を

912:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/30 07:32:03.50 GlfE5ehm.net
  『魯山山行』  by梅堯臣

適(まさ)しく 野情(やじょう)と*叶い
千山 高く 復(ま)た低し
好峰 随処(ずいしょ)に改まり
幽径(ゆうけい) 独り行きて迷う
霜 落ちて 熊は樹に升(のぼ)り
林 空しく 鹿は渓(たに)に飲む
人家 何許(いずこ)にか在る
雲外 一声の鶏


*叶い:立心偏+匚の中に夾が正しい字です

913:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/11/30 07:33:01.37 GlfE5ehm.net
てきとーですよw


野山を歩きまわりたい そんな私の願い通りに
山々は高く 時に低く
素晴らしい峰は先々で また違った景色を見せてくれる
独りで道なき道を進むうち ついうっかり迷ってしまった
もう霜が降り クマが木に登ろうかという季節
木の葉が落ち 静まり返った林の中で シカが谷川の水を飲んでいる
さて こんな所に人家があろうかと考えていたら
どこからか ニワトリが一啼き

914:名無氏物語
14/11/30 12:10:24.88 UicGF/vl.net
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915:名無氏物語
14/12/01 17:05:58.93 vp4/D/It.net
URLリンク(www.amazon.co.jp)
岡田英弘『この厄介な国、中国』
152頁
  もともと唐代の詩というものは、ただ目で読まれるだけで、
 歌われるものではなかった。詩が音楽と関係がないというのは、
 ひじょうに不思議な現象だが、それは、もともと漢文が話し言葉とは
 乖離した存在だからなのだろう。
 ただひとつの例外は、王維の 「元二の安西に使いするを送る」 という
 詩である。これだけは曲が付いていて歌われた。しかし、それはなにも、
 中国人がこの詩の描く別離の情景に感銘を受けたからではない。
 ……中略……
 つまり、酒の席で相手に酒を勧めるのに都合がよかったから吟じられた
 にすぎない。


割って入って恐縮ですが、王之渙がつくった多数の詩は、
当時(唐代)さかんに歌われたはずなのですが。
いったい、どういうことなんでしょうか?
こんなこと、ありえるのでしょうか?

916:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/07 15:50:04.37 SJDfNQ/c.net
こんにちはですよ
先週の日曜日はクエ料理をたっぷり堪能して参りましたよ
クエという魚はアンコウ同様、身も皮も骨も内臓もヒレも余すところなく食べられるのですよ
味はフグよりあっさりめですが脂の乗りがとても良いのですよ
お料理のシーズンは冬ですが、今は近大が養殖に成功して沖縄で育てているので、
通年食べられるとのことですよ
ところで、この数日恐ろしく冷え込んでますよ
ギックリ腰が再発しそうで怖ーですよ
という訳でお手軽で安上がりな鍋料理が続きそうなのですが、案外いろんな種類があるので
飽きずに続けられそうですよ
最近ちょっと嵌まっているのが手抜きおでんですよ
作り方は水に好きな具材と出汁の素とオイスターソースを入れて煮るだけ、ちょー簡単ですよ
美味しい鍋は冬の友ですよw


で、今日は鍋とは全く無関係の詩ですよw

917:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/07 15:53:14.05 SJDfNQ/c.net
改行が多いと怒られたので2分割しますね

918:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/07 15:53:43.02 SJDfNQ/c.net
  『橡媼嘆』  by皮日休

秋 深くして 橡子(しょうし)熟し
散落す 榛蕪(しんぶ)の崗(おか)
傴々(うう)たり 黄髪の媼(おうな)
之(これ)を拾いて 晨霜(しんそう)を践(ふ)む
時を移して 始めて掬(きく)に盈(み)ち
日を尽くして 方(まさ)に筐(かご)に満つ
幾たびか曝(さら)し 復(ま)た幾たびか蒸し
用(も)って 三冬の糧(かて)と作(な)す

山前に熟稲(じゅくとう)有り
紫穂(しすい) 人を襲うて香(かん)ばし
細やかに獲(かりと)り 又 精(くわ)しく舂(つ)いて
粒々(りゅうりゅう) *玉當(ぎょくとう)の如し
之を持って官に納(い)れ
私室に倉箱(そうそう)無し
如何(いかん)ぞ 一石余(いっこくよ)
只だ五斗(ごと)と作(な)して量(はか)るや


*玉當:當は正しくは玉篇が必要です

919:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/07 15:54:32.54 SJDfNQ/c.net
狡吏(こうり)は刑を畏(おそ)れず
貪官(たんかん)は贓(ぞう)を避けず
農時 私債(しさい)を作(な)し
農 畢(おわ)って 官倉(かんそう)に帰す
冬より春に及び
橡(とち)の実 饑腸(きちょう)を誑(あざむ)く

吾(われ)聞く 田成子(でんせいし)
仁を詐(いつわ)るも 猶(な)お自(おのずか)ら王たり
吁嗟(ああ) 橡媼(しょうおう)に逢(あ)って
覚えず 涙の裳(もすそ)を沾(うるお)すを

920:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/07 15:56:19.45 SJDfNQ/c.net
こっちも2分割ですよw


晩秋になると トチの実が熟し
丘の雑木林に落ちて散らばる
腰の曲がった白髪の老女が
朝の霜を踏みながら それらを拾い歩く
長いことかかってやっと一掬い
一日がかりで何とか籠一杯
拾った実は 何度も日に晒し さらに何度も蒸し上げ
それを冬の三月の間の食料にするのだという

山の麓の田にはよく実った稲が植わり
重たげな穂からは香ばしい匂いすら漂ってくる
丁寧に刈り取り 念入りに搗いて採れた米は
一粒一粒がまるで玉の耳飾りのように美しい
これをお役所に納めると
何故か 農家の倉も米櫃も全部空っぽになってしまう
どうして一石以上の米が
お役所では五斗として量られてしまうのだろう

921:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/07 15:56:58.19 SJDfNQ/c.net
狡猾な小役人は法律を恐れず
貪欲な御役人は賄賂を歓迎する
農家は耕作の為に借金せざるを得ず
収穫が終われば その分までお役所に返さねばならない
だから 冬から春になるまでは
トチの実を食べ 飢えを凌ぐしかないのだと

その昔 田成子という男は
仁者のふりをしただけだったが それでも王者になれたという
ああ……(なんと酷い時代になってしまったのだろう)
トチの実拾いの老女に出会い
私は思わず大粒の涙をぼろぼろこぼしてしまった

922:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/21 12:12:57.24 Kk5aPv7X.net
こんにちはですよ
一気に寒さが来てビックリですよ
生姜湯と昆布茶で暖を取っていましたが、追いつかないのでとうとうエアコンとホットカーペット出して
両方時々使う羽目になってしまいましたよ
あー、電気代が痛ーですよ
でも、それで体調崩して病院通いする方がもっと嫌なので、ここはひとつ我慢しますよ
ところで、正月用のお煮染めに使うものを買っておこうと思い、さっき買い物に行って来たのですが、
なんだかアレコレ微妙に値上がりしてますよ
しかも、いつもの安いやつとかお徳用サイズとかが無かったりというのはどういうことですよ?
私はセコいのでちょっとプンスカしてしまいますよo(`ω´*)o
あ、しまった!クリスマスのチキンを頼みに行ったのにすっかり忘れてましたよ
お昼ご飯の後で行って来ましょうよ


その前に、今日の詩はこんなのですよ

923:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/21 12:14:46.58 Kk5aPv7X.net
  『使清夷軍入居庸』  by高適

匹馬(ひつば) 行くゆく将(まさ)に久しからんとす
征途(せいと) 去ること転(うたた)た難(かた)し
辺地の別(ことな)れるを知らず
祗(た)だ 客衣(かくい)の単(ひと)えなるを訝(いぶか)る
渓(たに) 冷やかにして 泉声(せんせい)苦(さ)え
山 空しくして 木葉(もくよう)乾(かわ)けり
言う莫(な)かれ 関塞(かんさい)極まれりと
雲雪(うんせつ) 尚(なお)漫々たり

924:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/21 12:16:24.99 Kk5aPv7X.net
嘘っぽいデスよw


馬で行く今度の旅は ずいぶん長くなりそうだ
進めば進む程 旅路は厳しさを増す
辺境の気候がこんなにも違うものだと知らず
普通の旅装で来てしまった自分の思い至らなさに呆れてしまう
冷え冷えした渓谷には 湧き立つ泉の音だけが響き 
静まりかえった山には 裸の木と枯れ葉だけ
居庸の砦についても 終着点はそこではない
雲と雪の向こうに まだまだ旅路は続いている

925:名無氏物語
14/12/21 23:46:38.10 +RLdmD8w.net
>>922
年々値段があがる「ちょろぎ」がいまだに売り場に出てないのです
今年は「ちょろぎ中止のお知らせ」が出てるのでしょうかねぇ
あれで一献やるのが正月の楽しみなのに

今日の詩は増税後の財布の詩のようですな
いまだに会計たんびに「えぇー?そんなにするか?」って焦るです

926:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/28 15:42:25.83 ztkfTNIJ.net
こんにちはですよ
今日も冷え冷えですよ

>>925
私も「ちょろぎ」好きですよ
チョコチョコつまめていい感じなのですよ
ただ、こっちではデパートへ行かないと手に入らないのですよ
美味しいのだからもっとあっちこっちで売って欲しいですよ


えーさてさて、とうとう今年最後の日曜日が来てしまいましたよ
この1年お付き合い下さいました皆様方、本当にありがとうございましたよ
ただただ感謝ですよ
今年も後数日ですが、誰方様もどうぞお元気で無事に良いお年を迎えられますよう
心からお祈り致しますよ

では本年最後の詩、行ってみますかよ
長いので詩・訳・詩・訳と分割ですよ

927:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/28 15:43:29.76 ztkfTNIJ.net
  『江城子(密州出猟)』  by蘇軾

老夫 聊(いささ)か發(はっ)す 少年の狂(きょう)
左に 黄(いぬ)を牽(ひ)き
右に 蒼(たか)を*敬(も)つ
錦帽 貂裘(てんきゅう)
千騎 平き岡を巻く
為に報ぜん 傾城して太守に隨(ずい)せるに
親しく虎を射ん
孫郎を看よ

*敬(も)つ:正しくは敬の下に手が要ります

928:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/28 15:45:28.63 ztkfTNIJ.net
や~くw

年寄りが ちょっと若者のようなことをしてみたくなった
左手に猟犬を引き
右手にオオタカを乗せ
錦の帽子をかぶり テンの毛皮の衣裳を付けて
千騎で低い丘を取り巻いた
城を挙げ 太守たる私に付き従ってくれる皆の為に
是非とも 自らの手で虎を射止めよう
(虎退治をした)あの孫権の再来を見よ

929:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/28 15:46:39.63 ztkfTNIJ.net
酒 酣(たけなわ)にして 胸胆 尚お開張す
鬢(びん) 微(わず)かに霜すとも
又 何ぞ妨げん
節を雲中に持たらせる
何(いづれ)の日か 馮唐を遣(や)らん
會(かならず)や 雕弓(ちょうきゅう)を満月の如く挽き
西北を望み
天狼を射ん

930:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
14/12/28 15:47:38.92 ztkfTNIJ.net
や~くw2


酔いに任せ 胸の奥の鬱屈を吐き出してしまおう
髪に白いものが混じるようになったとはいえ
気弱になったりするものか
雲中に再び符節がもたらされたように
いつか馮唐のような使者が私の許へ遣わされるだろう
その時はきっと 美しく強い弓を満月のように引き絞り
西北の空へ向け
戦災を招く凶星 天狼星を射てやろう

931:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/01/11 12:09:39.56 mBvbh1Nr.net
明けましてお芽出度うございますよ
本年も宜しくお願い致しますよ
いやいや、新年のご挨拶が図らずも鏡開きの日になってしまいましたが、15日までは松の内
どうか看過して下さいませよ
皆様はどんなお正月を過ごされましたかよ?
私は雪の所為で帰宅出来なかったり、何故かネットが繋がらなくなったり、
波瀾万丈の予感たっぷりの年始でしたよ
そして今年も相変わらずおバカなことをしでかしますが、楽しんで頂ければ幸いですよ

それでは年始一発目の詩、行ってみますかよ

932:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/01/11 12:10:26.37 mBvbh1Nr.net
  『南朝』  by李商隠

地険(ちけん)は悠々 天険(てんけん)は長し
金陵の王気 瑤光(ようこう)に応ず
誇るを休(や)めよ 此の地 天下を分かつと
只だ徐妃(じょひ)の半面の粧を得たるのみ

933:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/01/11 12:11:21.67 mBvbh1Nr.net
適当ですよw


高く 長く 自然の要害に守られた土地
この金陵の発する王気は 天の斗宿(としゅう) 北斗にも相対している
しかし ここに都を置いたからとて 天下を二分したなどと誇ってはならない
それは 徐妃の化粧と同様 たった半分でしかないのだから

934:靖国参拝、皇族、国旗国歌、神社神道を異常に嫌うカルト
15/01/29 19:54:26.64 aABGUogX.net
★マインドコントロールの手法★

・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
 偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法

・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない、スルーする
 誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法


偏った思想や考え方に染まっていたり、常識が通じない人間は、頭が悪いフリをしているカルト工作員の可能性が高い


10人に一人はカルトか外国人 「ガスライティング」で検索を!
,,,,

935:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/02/15 10:31:31.15 XqYHcKPQ.net
おはようございますよ
お久しぶりですよ、皆さんお元気でしたかよ?

今まで当たり前のように週末はネットで遊んでおりましたが、いやいや、当たり前に思ってたことが
実は全然そうではねーのだと思い知りましたよ
生活に不自由はありませんが、楽しみにしてることが出来ないというのはこれまた本当に味気ないものですよ
気付けば節分もヴァレンタイン・デーも過ぎてますが、寒さだけはまだしばらく続きそうですよ
暖かいものでも食べて元気に春を迎えましょうよ

それでは早速今日の詩行きますですよ、はい

936:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/02/15 10:32:18.47 XqYHcKPQ.net
  『清平楽』  by李清照


年々 雪の裏(うち)に
常に梅花を插して酔いき
梅花を*揉み尽くせど 好意無く
勝ち得たり 満衣の清き涙を

今年 海角(かいかく)天涯
蕭々として 両鬢に華(しろ)生ず
晩来の風勢を看取(みと)る
故に 応(まさ)に梅花を看るに難(かた)し


*揉み:正しくは手偏+妥です
:勝ち:正しくは亡の下に口、その下に横並びで月・貝・凡です

937:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/02/15 10:33:44.10 XqYHcKPQ.net
変ですよw


いつも 雪降る最中でさえ
髪に梅花を挿し 美しく装い 楽しく酔ったのに
何もかも色褪せて 手にした髪飾りすら持て余す
我が身を包むは 止むこと無き悲しみの涙

今は 海の彼方 最果ての地
若き日は去り 髪にも白いものが混ざるようになった
遅くから吹き始めた風は ますます吹き荒れる
最早 華やかな日も 香しき時も 再び訪れはしない

938:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/03/22 12:22:08.30 OeR2GBQZ.net
こんにちはですよ
ご無沙汰してます、皆さんお変わりねーですかよ?

気が付けばあっという間に一月が過ぎ、もうお彼岸なのですよ
いやいや参りましたですよ
昨日は彼岸の中日なので大阪・四天王寺へお参りに行って来ましたが、いやもう人・人・人
回向の受付に辿り着くまでに1時間、お経を頂くまでに1時間掛かってしまいましたが、
我々が帰る時には受付待ちの行列が倍程になっていましたよ
早ければ境内の桜が咲いていたりするのですが、今年は未だ蕾が膨らみかけた状態で、
ただ英霊堂の前の彼岸桜2本だけが満開でしたよ
願わくば、子供たちの入学式の頃には綺麗に咲いてやって欲しいものですよ
皆さんの所ではどうですかよ?


さて、それでは今日の詩行ってみますかよ

939:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/03/22 12:22:58.87 OeR2GBQZ.net
  「寒食雨 其一」  by蘇東坡

我 黄州に来たりし自(よ)り
已(すで)に三たびの寒食(かんしょく)を過せり
年々 春を惜しまんと欲すれども
春去って 惜しむを容(い)れず
今年(こんねん) 又 雨に苦しむ
両月 秋 蕭瑟(しょうしつ)たり
臥(ふ)して聞く 海棠(かいどう)の花の
泥に 燕脂(えんじ)の雪の汚(けが)さるるを
暗中 偸(ひそ)かに負(お)いて去る
夜半 真に力有り
何ぞ殊(こと)ならんや 病める少年の
病より起(た)てば 頭(かしら) 已(すで)に白きに

940:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/03/22 12:24:00.29 OeR2GBQZ.net
ウソっPですよw


私が黄州に来て もう三度の寒食を過ごした
毎年 春の訪れを心待ちにし その風情を楽しもうとするのだが
いつも春はあっという間に過ぎ去り 私の望みは叶わない
今年はまた 雨にも苦しめられた
この二月は まるで物寂しい秋さながら
寝床に入り 雨音を聞いていると
海棠の薄紅色の花びらが地に落ち 泥にまみれるその有り様が目に見えるよう
大切にしたいものほど 誰かが闇に紛れて盗んで行くと言うが
春もまた 不思議な力が働いて 夜のうちに何処かへやられてしまうのであれば
なんと残念なことだろう
たとえるなら
“病んでいた若者が 快気してみればすっかり白髪頭になっていて落胆する”
そんな気持ち

941:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/04/26 11:32:31.75 kDV9wnYA.net
こんにちはですよ
皆さんお元気ですかよ?

ついこの間までサクラ・サクラと話題にしていたのに、既にG・W直前ですよ
日本も何だか落ち着きませんが、世界中でも大変なことがいっぱい起きてますよ
痛ましいことですよ
一刻も早い救助と復興を願って止みませんよ
それから、これからお出掛けになる皆さんのご安全とご無事をお祈り致しますよ
矛盾しているようですが、他人が不幸になったから自分の楽しみを取り止めるというのは
高貴なる方々の為すところであって、我々庶民には出来ない相談だと思っていますので


ところで、今日の詩は季節の花“牡丹”を取り上げてみましたよ
以前にやったかもですが、その辺はご勘弁下さいですよ

942:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/04/26 11:33:08.75 kDV9wnYA.net
  『牡丹』  by李商隠

錦幃(きんい) 初めて巻く 衛(えい)夫人 
繍被(しゅうひ) 猶(な)お堆(うずたか)し 越鄂君(えつがくくん)
手を垂れ 乱(みだ)れ翻(ひるがえ)る 雕玉(ちょうぎょく)の佩(はい) 
腰を折り 争い舞う 鬱金(うっこん)の裙(くん)
石家(せっか)の蝋燭(ろうそく) 何ぞ曾(か)つて翦(き)りし 
荀令(じゅんれい)の香爐(こうろ) 薫(かお)るを待つ可(べ)けんや
我は是れ 夢中に採筆(さいひつ)を伝(つた)う
花葉(かよう)に書して 朝雲に寄せんと欲す

943:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/04/26 11:35:02.33 kDV9wnYA.net
やく?ですかよw


その姿は 巻き上げたばかりの錦の帳の向こうの衛夫人
未だ刺繍の夜具に包まったままの越鄂君
それとも 舞姫達のしなやかな舞に揺れ動く美しい帯玉と
彼女らが競うように腰をくねらせ 翻す 鬱金を焚き染めた裳裾か
艶やかな輝きは 蝋燭の芯を切らずとも光の絶えなかった石家の如く
馥郁たる香りは 荀令君が自ずと発した芳しい香気さながら
私は 夢の中で五色の筆を授けられた身
幾重もの花びらに我が想いを連ね 巫山の朝雲に捧げたい

944:名無氏物語
15/05/11 19:01:37.20 xIzqHhvU.net
東北大学大学院文学研究科の
吉川裕の勃起したペニスを
無理やり陵辱して
精液の無駄遣いをさせたい
精液が垂れまくって
涙目の裕チャンの
フニャチンを勃起させて
何度でも犯したい

945:名無氏物語
15/05/11 19:18:30.93 xIzqHhvU.net
東北大学大学院文学研究科の
吉川裕チャンの
ぐったりしたペニスを
甘噛みしたり
扱いたりして
壊したい
きっと気持ちいい
URLリンク(i.imgur.com)

946:名無氏物語
15/05/17 01:45:40.07 ptqQUyqC.net
吉川裕チャン
2003年3月 開成卒業(たぶん)
2003年4月 トンペー1年
2004年4月 トンペー2年
2005年4月 トンペー3年
2006年4月 トンペー4年
2007年4月 トンペーM1
2008年4月 トンペーM2
2009年4月 トンペーD1
2010年4月 トンペーD2
2011年4月 トンペーD3
2012年4月 トンペーD4
2013年4月 トンペーD5
2014年4月 トンペーD6
2015年4月 トンペー研究員

947:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/06/07 15:56:51.98 yLSfyquj.net
こんにちはですよ
お久しぶりです、皆さんお元気ですかよ?

早いものでもう6月ですよ
こちらは既に梅雨入りしていますよ
雨は鬱陶しいものですが、雨に濡れた景色というのはまた風情のあるものですよ
花の色も葉の緑の艶やかさも違いますしね
よくぞ四季の有る国に生まれたものだと、しみじみ感謝しますよ

さて、今日は雨の詩をひとつ置いて行きますよ
それではどうぞ

948:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/06/07 15:57:44.73 yLSfyquj.net
  『又書王晉卿畫四首のうち 西塞風雨』  by蘇東坡

斜風 細雨 到来する時
我 本(もと) 家無し 何(いず)れの処にか帰らん
仰いで雲天(うんてん)を看(み)れば 真に*弱笠(じゃくりゅう)
旋(たちま)ち江海を収めて 蓑衣(さい)に入れん

*弱笠:弱は正しくは竹冠+弱、若しくは竹冠に若です

949:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/06/07 15:59:25.63 yLSfyquj.net
ウソッPですよw


斜めに走る風に乗り 細かな雨が降り出したなら
帰る家の無い自分は 何処に身を寄せればいいのだろう
振り仰いだ空は 熊笹の笠のように 雲がびっしり
一瞬のうちに 川も海も 雨の蓑の下に入ってしまった

950:名無氏物語
15/06/24 10:23:10.32 uHAWjtBw.net
国家犯罪確定!!豊中市の事件の容疑者は集団ストーカー犯罪・テクノロジー犯罪被害者だった!!
テクノロジー犯罪で音声送信されるとほんとに隣部屋から悪口をいわれている風に聞こえます。
私も数年間騙されました。犯人は警察です。警察による集団ストーカーやテクノロジー犯罪によってターゲ
ットをキレさせ(統合失調症に仕立て上げ)、本来起こらなかった事件を意図的に誘発させているのです。
周南市事件、淡路島事件、中央大教授刺殺事件、秋葉原事件も同様です。
集団ストーカーとは警察による監視+挑発+家宅侵入・器物破損・窃盗等を繰り返すことで、一度ターゲット
にしたら止めることはありません。警察は金儲けのためにこういったいやがらせ犯罪を行っているのです。

951:名無氏物語
15/06/26 20:28:21.03 9nvGai99.net
煽り一切なし!(ありのままの) ”ゴキブリ”キョーヘイさんとは誰か?
一言で言えば生まれてから30年近く職業についた事がない根っからの引きこもり
ご尊顔
URLリンク(i.imgur.com)
【特徴】
・男が一番輝き楽しむべき20代という年代の大半を只管ネットだけで潰した究極の自堕落男w
・いい歳して親に養われて暮らし働く気配も無しw
・毎日4時間程度の睡眠で昼から翌朝まで只管ネットしまくり
・頭がちょっと悪い(名無しなのに頭の悪いレスで正体がバレるのが恒例行事)
・ホームステイ経験豊富、毎日白人女性のプロフ読んでるのにTOEIC300点台前半(中学生レベル)
(I`m sorry everybody(!好きな雑誌は)magazines may be colorful one!など迷作多数)
・外人女性マニア(特に白人)
・ヒキの癖にホームステイが大好きw(ホーステイ先からひねもす2ちゃんしまくる伝説を作るw)
・趣味はペンパルサイトなどで外人女性のプロフに足跡を着けまくる事
・毎日の大半はエロサイト、2ちゃん、白人女性プロフ閲覧で過ごす
【性格】
・とにかく地道な努力が大嫌い(参考書などのプランの話で夢想するのは大好き)
・気が凄く弱いビビリ(身バレした時は速攻で引退宣言、またアク禁く食らうとスレで即効謝罪した)
・嘘をいう事に全く抵抗がない (レスは嘘ばかり)
・とにかくいい加減で無責任 (自分を人並みに律する事も出来ずレス乞食で何年も無職で過ごす)
・数少ない良い所は人懐っこい、ところだったがそれも今は消えるw
【ネットでの行動】
・2ちゃんでレス乞してるのは自分のした行為が返レスと言う結果として返ってくるフィードバックによる快楽が最大の要因
(無論孤独な無職で暇を持て余すという理由もあり)
・レスが返って来ないと自分で自分に他者を装い何度もレスする、そして最終的に1人でスレを埋める
・いつ誰が書き込んでも即レスが来る事でよく笑いものになっていたw
・また自身が常用してた海外SNS(滞在時間が表示)常駐し文字通り世界1のオンライン時間数を誇っていた
・2ちゃんでの書き込み内容は嘘が殆ど、また様々な人に化けながら投稿する

952:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/07/05 14:30:30.25 GXdp4dh5.net
こんにちはですよ
ほとんど1ヶ月ぶりですよ
皆さんお元気でしたかよ?

梅雨に入ってそろそろ一月
早く明けてくれないかと思っている間に、台風3連チャンとはどーゆーことですかよ
そこに加えて地震もちょこちょこ起きてますし、油断大敵ですよ
まったくもう(-_-;)
でもね、元々日本列島は台風の通り道で、火山の上に出来たも同然ですから、ある意味仕方ねーのかもしれねーですよ
自分でやるべきことをやったなら、後は運を天に任せてみますかよ
てな訳で、この後七夕飾りの笹を買いに行って来ますよ
まだ残ってるかどうか、それが問題ですけれど(~_~;)
無けりゃ竹ひごと色紙で作ってみますよ

さて、では今日の詩投下しますよ
宜しくですよ

953:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/07/05 14:31:20.26 GXdp4dh5.net
  『題義公禅房』  by猛浩然

義公(ぎこう) 禅寂(ぜんじゃく)に習い
宇(う)を結んで 空林に依る
戸外 一峯(いっぽう)秀(ひい)で
階前 衆壑(しゅうがく)深し
夕陽(せきよう) 雨足(うそく)に連なり
空翆(くうすい) 庭陰(ていいん)に落つ
蓮花(れんか)の浄(きよ)きを看取(かんしゅ)して
方(まさ)に不染(ふぜん)の心を知る

954:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/07/05 14:32:25.26 GXdp4dh5.net
てきとーデスよw


義公は禅の平穏な境地を理想とされ
人里離れた所にひっそりと庵を結ばれた
背後には 一際高く聳える美しい山
階段に迫るかのような 九十九折りの深い谷
夕立が去れば 再び陽の光が差し
庭は雨に洗われ 緑滴るかの如く 
そこで 泥より生じたハスの その浄らかさに気付けたなら
初めて 穢れに染まらぬ心(義公の心)がわかるだろう 

955:名無氏物語
15/07/05 23:48:11.91 OLmertE0.net
そういえばハスも今頃の花でしたっけね>今日の詩

956:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/08/16 13:31:18.32 nLI22tKV.net
こんにちはですよ
皆さんお元気でしたかよ

8月も半ばを過ぎると、朝夕涼風が立ってなんとなく秋を感じたりしてしまいますよ
で、この夏と言い切ってしまうには少々早い気もしますが、やっぱり今年もあちこちで
痛ましい事故があったことが非常に残念ですよ
自然は人の思い通りになったりしませんよ
だから何の気無しにしたことがとんでもないことを引き起こしてしまうのですよ
楽しみに行ったのに、苦しみと悲しみに満ちて帰るほど割の合わねーことはねーですよ
今日は京都・五山の送り火
あちらへお帰りになるご先祖様に、今後も見守って頂けるようしっかりお願いしておきましょうよ
三日月にお土産をたっぷり盛って、ね


では、今日はこんな詩を

957:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/08/16 13:32:02.11 nLI22tKV.net
  『伊州歌』  by無名氏

聞くならく 黄花(こうか)の戍(じゅ)
頻年(ひんねん) 兵を解かずと
憐れむべし 閨裏(けいり)の月
偏(ひと)えに照らす 漢家(かんか)の営

958:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/08/16 13:33:17.35 nLI22tKV.net
やっくーですよw


聞けば 黄花の砦では
もう何年も兵備を解かないまま
月影だけが 私の閨を照らし
あの人の居る兵営をも同じように照らしている

959:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/09/23 14:36:16.32 Kbgv1g21.net
こんにちはですよ
皆さんご機嫌如何ですかよ
この前はお盆で、今日はもうお彼岸ですよ
月日が経つというのは実に早いものですよ
次にハロウィンが来て、七五三が来て、クリスマスが来たらお正月ですよ、なんとまあ

暦の上では「雷 声を収む」といい、夏の夕立がなくなると共に落雷もなくなるということだそうですが、
その理由が、古代の中国では雷は秋になると地中に潜り来年の春まで冬眠すると考えられていた
からだそうですよ
でも、今年はちょっと油断しない方が良さそうですよ
現に台風21号がそろりそろりと日本に近寄りつつありますから、誰方様もご用心ですよ
備蓄も避難も早い目に、命あっての物種ですよ

さてさて、それではぼちぼち今日の詩行ってみますかよ

960:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/09/23 14:37:51.09 Kbgv1g21.net
  『中秋月三首 其一』  by蘇東坡

殷勤(いんぎん)なり 去年(こぞ)の月
*瀲艶(れんえん)たり 古城の東
憔悴す 去年の人
病に臥す 破窓の中(うち)
徘徊して 巧みに相覓(あいもと)め
窈窕(ようちょう)として *房槞(ぼうろう)を穿つ
月 豈(あ)に我が病いを知らんや
但だ見ん 歌楼の空しきを

961:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/09/23 14:39:01.30 Kbgv1g21.net
枕を撫して 三たび嘆息し
杖を扶(つ)き 起(た)ちて相従う
天風 相哀れまず
我を吹き 瓊宮(けいきゅう)に落とす
白露 肺 肝に入り
夜吟 秋虫の如し
坐(そぞ)ろに 太白の豪(ごう)をして
化して 東野(とうや)の窮(きゅう)と為らしむ
余年 知んぬ 幾何(いくばく)ぞ
佳月(かげつ) 豈に*屡々(しばしば)逢わん
寒魚 亦(ま)た睡(ねむ)らず
竟夕(きょうせき) 相(あい)*僉禺(げんぎょう)す


*瀲艶…えんはさんずい+艶が正しいです
*房槞…ろうは木偏に龍が正しいです
*屡々…尸+婁が正しいです
*僉禺…げんは口+僉、ぎょうは口+禺が正しいです

962:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/09/23 14:40:34.29 Kbgv1g21.net
お約束の出鱈目をばw


いつもの年と同じように ゆっくり空に昇る月 
古城の東から 惜しみなく降り注ぐ光
人だけが 痩せ衰え
破れた窓の内側で 愁いに身を任せている
巡り巡りて ひたすら求めるように
この連子窓の奥深く射し込む銀の矢
月は私の心も知らず
ただ 人影のない宴の楼を照らすばかり

963:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/09/23 14:42:01.07 Kbgv1g21.net
枕を撫で 幾度も溜め息を吐きながら
杖を突き突き 月下に立つ
空を渡る風は 何ら斟酌することなく
私を吹き上げ 月の宮殿へ届けた
ひんやりした露が はらわたに凍み入り
夜空に向かって吟じた詩は 秋の虫の音のように消え行く
自分は 李白のように勝ち組に居ると思っていたのに
いつの間にか 孟郊のように不遇な人生を歩んでいたのだ
寿命があと何年あるのか知らないが
今宵のように良い月に出会えることは もう幾度もあるまい
冬の最中でも 魚は眠ることがないという
私もずっと 夢と現の狭間で喘ぎ続けている

964:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/10/25 14:39:39.80 6Lq5eAdW.net
こんにちはですよ
皆さんお久しぶりですよ、お元気でしたかよ

今日は十三夜の月、芋名月ですよ
やはり此の頃になるとススキが程良く揺れて、いろんなものを優しく手招きしますよ
風情があって私はとても好きですよ
さてさて、今夜の献立は一品はやはり里イモですねえ
シンプルな衣被ぎも良いですし、白身のお魚と炊き合わせるのも良いですよ
汁物はぼちぼち粕汁が美味しくなってきましたよ
具材を大きめにすれば、同じ粕汁でも何故か上等っぽく見えるのが不思議ですよ

さて、お月見に備えてお酒を買いに行きますよ
おっと、その前に今日の詩はこちらですよ

965:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/10/25 14:41:01.64 6Lq5eAdW.net
  房中曲  by李商隠


薔薇(しょうび) 幽素(ゆうそ)に泣き
翠帯(すいたい) 花銭(かせん)小なり
嬌郎(きょうろう) 痴なること雲の若(ごと)く
日を抱きて 西簾(せいれん)暁(あ)く
枕は是れ龍宮の石
割き得たり 秋波の色
玉簟(ぎょくてん) 柔膚(じゅうふ)を失し
但だ見る 羅碧(らへき)に蒙(おお)わるを

966:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/10/25 14:42:46.16 6Lq5eAdW.net
前半部分のヤクですよw


闇の中 可憐なバラが忍び泣く
緑の帯に散る 幾つもの小さな花の涙
面影求め さ迷う男は 無常の風に漂うばかり
出ずる日を抱くように 暁に染まる部屋の帳
主無き枕は さながら竜宮の石
水底の深き青と 水面の水波をそのままに写す
涼やかな敷布に身を横たえていた女人は去り
今はただ 青い薄絹が褥を覆う

967:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/10/25 14:43:49.98 6Lq5eAdW.net
後半部ですよ


憶(おも)い得たり 前年の春
未だ語らずして 悲辛(ひしん)を含むを
帰り来たれば已(すで)に見えず
錦瑟(きんしつ) 人よりも長し
今日 *澗底(かんてい)の松
明日 山頭の蘗(はく)
愁いは到らん 天地翻(ひるがえ)りて
相い看るも 相い識らざるに


*澗底:澗はサンズイ+門+月が正しいです

968:ルビー・D ◆T7sXN1iIiI
15/10/25 14:45:29.99 6Lq5eAdW.net
後半のヤツですよw


思い出すのは 去年の春の日
唇が動くまえに 悲しみがこぼれ出した あの別れの日
やっと帰りついたのに 恋しい人は既に儚く
丈高い琴が一面 主を待って壁に寄りかかる
今日の自分は谷底の松 胸を塞がれる思いに鬱々とし
明日の自分は山頂の黄檗 孤独と絶望に苛まれる
この苦しみは たぶん永遠
天と地が逆しまになり 
二人が互いに出会っても気付かない
そんな日が来ない限り


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