20/08/23 09:38:45 NEf5auiu0.net
太平洋戦争において皇族で戦死したものはいないという
臣籍降下した伏見伯爵と音羽侯爵の2人が戦死したのみである
皇族軍人は危険な場所から遠ざけられた
その際たる例は賀陽宮恒憲王である
彼は名古屋にあった第43師団長であったが1944年4月に同師団がサイパン防衛のため派遣されることになると近衛第二師団長に横滑りし後は斎藤義次中将が引き継いだ
斉藤中将は3月後にサイパンで自決 しかもその指揮よろしからずと大本営に散々非難され同じく自決した南雲が死後昇進し大将となっているにもかかわらず中将のままとなっている
元々斎藤は軍馬補充部本部長という閑職にあってそろそろ予備役かといったいったところだったのだが完全にババを引かされた訳である
サイパンは難攻不落 東條はそう豪語したのだから皇族たる賀陽宮がそのまま第43師団を率いて戦うべきだった
この人事には当時の陸軍軍人でも首を傾げたものがいたくらいである