18/01/18 12:34:00.10 IlVOXscr0.net
【秦氏の暴論】補遺編
そもそも秦郁彦氏の慰安所＝官公庁食堂論のトンデモは、
娼妓とウェートレスを比較した時点で論外。
両者の契約を同一視するのは拙>>301のとおりアウト。
より丁寧に書けば……、
1900年2月23日大審院は「娼妓廃業届書に調印請求の件」
において、旧法の「太政官達第295号」などを引用しつつ、
《貸座敷営業者と娼妓との間に於ける金銭貸借上の契約と
身体を拘束するを目的とする契約とは各自独立にして
身体の拘束を目的とする契約は無効なり》とし、
娼館との契約時、年季や借金返済まで務めあげるとする
契約を有効と追認してきた、これまでの裁定に対して、
《……一般の雇用契約と同視し有効と認め……たるは……
違法の裁判にして破毀すへき……》と一蹴していた。
（*市川房枝『日本婦人問題資料集成〈1〉』ドメス出版 頁249）
食堂と異なり、我が身を売る慰安所は、「本人の意思」で
何時でも辞められる制度でないと奴隷制と認定されるのだ。