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【宋神道さん】の2
「親」であろうと「債権者」だろうと「天皇(の軍隊)」であろうと、本人の意思(河野談話の
核心)に反して、女性に売春を強要する権限・権能など文明国ではありはしない。
人権上、ありえない。
文明国で合法的売春婦は、人権の原則「自らの所有権は自ら」にもとづき、本人の
意志で我が身を売る場合のみだ。
もし売春を強要する制度があるとしたら、それは奴隷制度で、そのような地位・身分に
おかれた者は奴隷である。
それが1926年奴隷条約の示す、唯一の結論のはずなのだ。
日本もミリタリズムの狂気が席巻する以前は、その点は理解していた。
しかし、教育勅語で儒教の人喰いの面を継承してしまった戦前日本は、日中戦争が
はじまると国民の生命・身体の所有権は〝現人神〟天皇・国家にあるとして、成人
男子の生命・身体を羽毛のごとくあつかうようになる。
その延長線上にあったのが、人身売買を容認した日本軍慰安婦制度だ。
いわば天皇の軍のために国のために、女性は人身売買でその身を娼婦となって
ささげさせよ、という教育勅語に支えられたミリタリズムが女性の人権をむさぼり
喰ったのだ。
宋神道さんは、その被害者のひとりだったといえる。
改めてご冥福をお祈りします。