17/09/15 21:41:45.60 ewtbkRk60.net
「十五年戦争」史観は歴史の流れを中期的に俯瞰的に掴んでいる、かのように一見見えるが、
細部の事件の検証が雑であり、特に中国国民党政権の政治路線の転換に対する考察が不十分である。
又、日中戦争(1937~45)のきっかけを中国側の挑発・計画的先制攻撃によって始まった第二次上海事変に求めると、
中国側に戦争の開始責任がいくことになる。 それよりも「最初の一発」が誰だかわからない盧溝橋事件の方が、
東京裁判史観によりマッチする。 日本人居留民への虐殺事件(通洲事件)も“戦争中”の一出来事となる。
こういった政治的思惑を取り払って 冷静に「日中戦争」を検証する時期が来たと思うんだが、どうだろうか?