15/09/04 21:08:39.21 By6qDLhA0.net
実際の福沢は、「支那人親しむ可し」と主張していた。
平山洋「福沢諭吉の「脱亜論」と<アジア蔑視>観」 常葉叢書 [Kindle版]
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福沢諭吉の「脱亜論」は、アジア蔑視の侵略論ではありません。
左翼的思想をもつ人々は「脱亜論」執筆の動機を福沢のアジア蔑視と西洋崇拝に求
めてきました。私はそのいずれもが間違いであると思います。確かに福沢は西洋的
価値観を尊重していましたが、その理想をアジアにおいて裏切っている他ならぬ西
欧の文明国への批判をけっして弱めることはなかったからです。
福沢にとって目的とすべき西洋文明は、現実の西洋の文明のことではなく、自由や
向上心の尊重や個人を守るものとしての理想とでもいうべきものであったのです。
それらを損なおうとするものはたとえ誰であろうとも悪いのであって、人種や民族によってその基準は変動しないのです。