15/11/04 13:55:21.02 1yCxhxxz0.net
>>322
他藩ではかぎりなく身分制度と同じだったよ
長州の垣根が異常に低かったから誤解してるのかもしれないけどね
百姓が百姓のまま藩の政治に直接参加できたというのは言い過ぎだが
赤禰が百姓から身を起こしていることは否定できてないね。
しかも、藩校に通っていない事実も否定できてないよね。
奇兵隊に百姓が百姓のまま参加できたことも長州が身分制度にとらわれていなかった証拠だよね。
赤禰だけでなく、伊藤博文、久坂や山県も同様。
武士ではないところから、藩の政治に参加する地位にまでのぼり成功した例は長州藩以外にない。
門閥制度は親の敵と言った福沢ですら、藩士の出だし
薩摩も、西郷大久保は下級藩士だが、城下士で藩校に行っている。
薩摩の城下士の下にはまだ郷士階級があり、百姓など問題外だと分かる。
勝海舟も盲人組合という後ろ盾で豪商となった曽祖父おかげで検校まで登りつめ
その結果、祖父が御家人株を得て、父親が旗本の養子となったので、
女系的には根っからの士分だよ
新撰組は百姓あがりだが、浪人連中の集まりだから、京都見回り組と区別されていたし
政治への参加意識がまるでなしの用心棒的存在を出ない。
しかも、武士ではないという引け目から粛清が飛び交った。
土佐は郷士が百姓とも仲が良かったが、藩の体制は彼らに上士との身分差を超えることを許さなかった。
水戸は天狗党があるが、これもあくまで下級士分。しかもそれすら門閥派の嫉妬を買い、
ちみどろの内部抗争に発展した。
しかも、どの藩も人材登用への動きはあっても、藩首脳によるヘッドハンティングにすぎず
長州のように、上士クラスが百姓と接して、養子入りを手伝うとかありえない。
いかに長州がとびぬけて身分差がないか、ということ。