14/09/14 13:12:02.36 MwZjigWR0.net
>>35
「肚乃西郷」でも著者は、別府介錯説をとってますよ。
知りませんでした?
城川がそのように語ったかは文面からは分かりませんが、
「深き手傷を負いながら、別府晋介は、従僕城川に助けられつつ、
西郷の首を斬るべく力なく西郷の後に立ち、右手に太刀を持ち、
左手に涙を払いながら、天を仰ぎ声を呑んで長嘆息するのであった。」
と、著者は書いています。私はこの部分も前後も額面通りは信用してませんが、
別府が負傷していた旨は、他でも複数個所で記されていると反証しておきます。
ようは特攻中に別府が健康体でも難しい介錯を見事にやったという“通説”に疑問を呈しているのであって、
桐野銃撃後に別府が介錯を行ったという説は別に排除していません。
以上は「肚乃西郷」読んだ人なら当然分かることですが、
>>35さんは読んでないで否定しているということですね。
>>36
それはあくまで司馬遼太郎の解釈でしょう。
あえて言うなら、それまで前線に立ったことも無く、桐野のような武人でもない西郷が、
しかもその前日まで助命嘆願していた西郷が、戦死、討ち死を望んでいたと解釈するほうが、
きわめて不自然で、無理があると思います。