15/09/20 19:28:45.08 gEEbNsc00.net
もはや死に体の「戦後」に哀悼の意をこめて、一言。
>>28
>井上靖の敦煌読んでみ冒頭からいきなり西夏の女が
その井上靖氏の、中国の北宋(960-1127)時代を舞台とした『敦煌』のイントロは、
1924年の桑原隲蔵論文から着想を得たものだった。
《……「支邦人の食人肉風習」という論文に小説家的な食指を動かし、それを小説の
書き出しの部分に使わせていただく結果になった》
(*井上靖「桑原隲蔵先生と私」『桑原隲蔵全集〈5〉』岩波書店 付録「月報5」1968)
同論文は、以下で閲覧できる。(↓)
h URLリンク(www.aozora.gr.jp)
この論文は大作だったけれど、今日の眼でみれば【本質的な過ち】を犯していた。↓