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【河村市長の謝罪にみる主従思想の影】
河村市長のメダル噛み問題の謝罪会見や職員への謝罪文を観
ると、どうしても「忠孝」主従思想の残滓をみてしまう。
氏は会見のなかで《金メダリストというのは相当に立派な方
……》などと発言していた。
これは「相手は自分の想像以上に偉い人らしい。だとしたら
マウンティング相手を間違えた。失礼した」の意に思える。
もし「表敬訪問」者が○○褒章受賞者で、みせられたのがそ
のメダルなら噛むなど発想すらしなかったと想像する。
氏は相手が自分より地位が低いとみたから噛んだのであり、
それはむしろ彼にとって「愛情」だったのだろう。地位の低
い相手が、市長の自分に緊張しないよう、対等な友のように
ふざけしてみせた、といった感覚でいたのではないか。
なのにその行為を「無礼」と怒る世論に戸惑い、不貞腐れた
ような先の謝罪会見となったのではないか。
いうまでもなく「無礼」に社会的地位・身分など無関係。
たとえ相手がどこぞのオタクで、噛んだものがその人の大切
にしているフィギュアでも、あの行為は「無礼」なのだ。
上は本日の名古屋市職員への直筆謝罪文でも改めて感じた。
「部下」への文章だから、あれで十分という発想だろう。
ムヒ